Episode2 The Damned
【ざっくりあらすじ】
アレクサンドリア、ヒルトップ、王国のメンバーは計画通りグループに分かれ、救世主の拠点を攻撃した。リックとダリルのチームは、ドワイトの情報をもとに救世主の大型銃器を保管しているオフィスビルへ侵入した。
リックとダリル
目的の物がなかなか見つからず、ダリルは情報源のドワイトを疑い始めるが、リックは他の情報は全て正しかったと言い捜索を続けた。
救世主の”聖域”(本拠地)に武器が渡る前に見つけなければ、計画が台無しになってしまう。リックとダリルは手分けして各部屋を調べることにした。
途中、救世主の男に襲われたリックは、男を倒し先へ進んだ。男は「グレイス」というタトゥーをしており、奥の部屋にはグレイシーと書かれたモビールの下に眠る赤ちゃんがいた。
さらに次の部屋へ進んだリックは、その部屋に貼られている写真に目をとめた。写真を手にしたリックに、銃を向けた男が声をかけた。男は、CDCへ行く前アトランタで別れたモラレスだった。
エゼキエルとキャロル
エゼキエルとキャロルが率いる王国のメンバーは、救世主の男の爆弾攻撃を受けた。気づくとウォーカーに囲まれていた一行は、男を取り逃がしてしまった。
逃げた男が仲間へ知らせると計画が終わってしまうと焦るキャロルに、エゼキエルは「終わりではない」と言い、いつも通り悠々とした態度で落ち着かせた。
エゼキエルは的確な指示で男の追跡を始め、キャロルたちを連れて森へ入った。森の中、逃げる男に虎のシヴァが飛び掛かった。
男を止めることはできたが、すでに救世主に襲撃の報告が入っていた。作戦の変更を求められたエゼキエルは「後退などしない」と宣言した。剣を掲げるエゼキエルに、キャロルは笑顔を返した。
アーロンたちの戦術
アーロンたちは盾を取り付けた車で、拠点のひとつを襲撃した。
救世主は中庭のような場所で武器の手入れをしており、アーロンたちは抜け道を塞ぎ銃を撃ち続けた。
時間が経つとともに死んだ救世主たちの変異が始まった。撃ち合いを続けていたリーダーのマーラは、やっとアーロンたちの戦術に気が付いた。アーロンたちはウォーカーの変異を利用したのだ。
しかし、救世主側も激しい抵抗を続け、アーロン側にも犠牲者が出た。果敢に戦ったエリックも撃たれていた。
ジーザスとタラ
タラとジーザスが率いるチームは衛星基地を襲撃した。
以前リックたちに襲われた基地は、ウォーカーで堀を作り守りを固めていた。モーガンがウォーカーを引き受けている間に、計画通り見張りを矢で倒し、気づかれることなく建物に侵入した。
タラとジーザスは、両手を挙げ泣きながら降伏しているディーンと名乗った男を殺すかどうかで意見が対立した。タラは殺すべきだと主張するが、ジーザスは殺すべきでないと譲らない。流れ弾でふたりの注意がそれた一瞬を見逃さなかったディーンは、ジーザスを襲い人質にした。
ジーザスを盾にしたディーンはそれまでの態度を一変させ、ジーザスの頭に銃を突きつけた。ディーンが、引き金を引けないタラを撃とうとした瞬間、ジーザスはディーンに反撃した。捕らえたディーンを、ジーザスはやはり殺すことはせず縛るだけだった。
仲間たちと合流したジーザスとタラは、脱出しようとしていた生き残りの救世主を捕らえた。ここでもジーザスは「向こうが撃つまで待て」と指示し、救世主たちを生け捕りにした。
一方、攻撃され倒れたモーガンが目を開けると、そこには一緒に戦った仲間の遺体があった。敵を倒し仲間のもとへ向かったモーガンは、ジーザスたちに投降した救世主の中に王国のベンジャミンを殺したジャレドを見つけた。
ジャレドを殺そうとするモーガンをジーザスが止めた。敵を生かしておけば襲われる可能性が残ると言うリックの言葉に従い戦ったモーガンは、「どうすべきだ?」とジーザスに質問した。
おちゃのま感想 ★★★
引き続きリックたちの攻撃エピソードでした。
救世主の聖域内部や、ゲイブリエルの気になるその後はお預けです。
今回は以前のモーガンのように「殺さない」ことに拘るジーザスが執拗に描かれていた気がしますが、ジーザスのこの判断は後の出来事に繋がっていくんでしょうかね。モーガンは精神的に混乱状態に陥りそうですが、大丈夫かな~。
それより、また懐かしの人物が再登場しましたね。
申し訳ないけれど顔を見ても”モラレス”を思い出せず、自分の記憶力を恨めしく思いつつ、アトランタあたりのエピソードを復習しました…(´・ω・`)
モラレスが救世主に加わったのはなんとなくわかるとして、救世主内部での立ち位置が問題ですよね~。リック側に寝返ってくれるでしょうか・・・。