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ウォーキング・デッド 9 第1話「新たな幕開け」【あらすじ感想】

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Source:AMC

 

Episode1 A New Beginning

【ざっくりあらすじ】
ニーガンとの戦いが終わり、聖域はダリルに任された。グレゴリーの提案で選挙を行ったヒルトップの住人は、母になったマギーをリーダーに選んだ。キャロルはエゼキエルと王国で暮らし始め、リックとミショーンもアレクサンドリアで落ち着いた日々を送っている。

 

 

 

 

 

失われた命

アレクサンドリアに移ったアン(ジェイディス)の提案で、博物館(マシスン美術館)に保管されている“種”を取りに行くことになった。それぞれのコミュニティーの代表自ら参加し、目的の種のほか展示物の古い農耕具やカヌーを手に入れた。

 

 

帰り道、ウォーカーの2つの群れが合流したせいで橋が崩れてしまっていた。ほかのルートも群れが近く危険だ。ミショーンはアレクサンドリアでの待機を提案したが、一刻も早く息子のもとへ戻りたいマギーは反対した。このマギーの決断は悲劇を招いた。音を聞きつけたウォーカーが集まり、つながれたままの馬を放そうとしたヒルトップの青年ケンがウォーカーに襲われてしまった。

 

 

 

グレゴリーの企み

ヒルトップに戻ったマギーはケンの両親のアールとタミーに息子の死を知らせた。マギーは「未来にとって重要」と説明するが、息子の命と引き換えに得たものが壊れた農具だったことに両親は納得できない。グレゴリーはろくでなしだけどヒルトップを一番に考えているとマギーを批判したタミーは、葬儀には来ないでと告げた。

 

 

ケンの葬儀で、グレゴリーはケンは町に欠かせない存在だったと称え、アールとタミーの悲しみに寄り添った。タミーが寝静まると、グレゴリーは「2人で話さないか」とアールを誘い出した。

 

 

深夜、ひとりで赤ん坊を散歩させるマギーにさりげなく声をかけたグレゴリーは、ケンの葬儀の際、グレンの墓が荒らされていたと教えた。血相を変えたマギーは墓地へ向かい、待ち構えていたアールに襲われてしまう。禁酒中のアールに酒をふるまったグレゴリーは、マギーの決定がケンを死に追いやったと囁き、息子の死を受け止めきれないアールをけしかけたのだ。

 

 

赤ん坊の泣き声で駆け付けたイーニッドたちに助けられたマギーは、傷心のアールを利用し暗殺を目論んだグレゴリーに詰め寄った。ふたりだけなのをいいことに、グレゴリーは“正当防衛”でマギーを殺そうとする。しかし、実戦の経験ではマギーが上だ。グレゴリーのナイフはマギーに奪われた。

 

 

 

聖域の新リーダー

聖域で暮らす元救世主たちの中には、いまだに“ニーガン”を慕う者が存在した。

 

 

作物が全滅し不安を抱く聖域の住人に、リックは再建に手を貸すと約束した。しかし、工場の聖域で作物は育たず、ニーガン時代と同じように外から提供される物資で成り立っている。聖域を失敗させるわけにいかないと言うリックに、ダリルは「どうせ失敗する」と反論した。

 

 

今まで通り外で活動することを希望するダリルは「ここを仕切りたくない」とリックに伝えた。リックはアレクサンドリアに戻ってくれると助かると説得してみるが、ダリルはヒルトップのマギーと赤ん坊の所へ行くと決めている。

 

 

ダリルの代わりを引き受けたのは、キャロルだった。「反対してもムダよ」とダリルに話すキャロルは、エゼキエルにプロポーズされたと打ち明けた。調達先の博物館で死にかけたエゼキエルはその場でキャロルにプロポーズしたのだ。“イエス”と即答できなかったキャロルには時間が必要だった。ダリルは「俺も残ろうか?」と言ってみるが、キャロルは断った。

 

 

キャロルは「すぐに会える」とキスをし、王国へ帰るエゼキエルを見送った。

 

 

 

マギーの決断

ヒルトップを訪ねたリックは「ジュディスが会いたがっている」と世間話を始めるが、マギーは本当の用件が別だということを見抜いている。リックの話は、橋の修繕の協力依頼だった。「労働は住人の自由意思」だと応えたマギーは、食料と物資の見返りに橋の修繕を聖域の住人にやらせることと、聖域で製造している燃料を要求した。リックは苦境にある彼らを助けるべきだと説くが、マギーは「他人の面倒まで見られない」とつっぱねた。

 

 

夜になり、ヒルトップに滞在中のリックやミショーンを含む大人の住人たちを集めたマギーは「不本意」と言いながら、ヒルトップは罪に見合った罰を与えると告げ、グレゴリーの公開処刑を行った。

 

 

 

おちゃのま感想 ★★★

マギー出産してました!
ということで停滞していた時間も進み、タイトル通り“新章”を感じさせる内容でした。

 

しかし、時間が経過しても、マギーとダリルの心の中にはリックを許せないものが残ってるみたいです。強硬になってゆくマギーを見ていると、以前のリックを思い出します。怒りと悲しみに捕らわれ、責任を背負い、本来の自分らしさを失ってゆく・・・。グレゴリーの処刑は、マギーが一線を越えたということなのかな。どこかで、人間らしく生きたグレンを思い出してほしいものです。

 

さて、リックとミショーンはカールの死の悲しみを乗り越えたみたいで、すっかり落ち着いた雰囲気になってました。そしてキャロルとエゼキエルも、そーゆーことに!思えば出会った瞬間からエゼキエルはキャロルに夢中でしたよね。

 

他の記事にも書いたのですが、今シーズンのわたしの注目は『リックの物語』です。ハッピーエンドは望めないのはわかってますが、納得できる物語を期待してます。

 

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