Episode1 Mercy
【ざっくりあらすじ】
団結したアレクサンドリア、ヒルトップ、王国は救世主への攻撃準備を開始した。リックは「勝利は俺たちのものだ」と仲間を鼓舞し、平和で平等な未来を思い描くスピーチをした。リックにとって死ぬべき敵はただひとり、ニーガンだ。
戦いのはじまり
準備が整い、いよいよ攻撃の時が来た。リックはミショーンにキスをし、「これで終わる」とカールをハグした。街に残るミショーンやカール、ロジータは、一緒に戦いたい思いを堪え静かに仲間たちを見送った。
ヒルトップや王国のメンバーも集結し、初対面でありながらも仲間意識は強い。妊婦のマギーも「最初だけでも現場にいないと」と譲らず、戦いに加わった。ヒルトップに責任を感じるマギーは、すでにヒルトップのリーダーだった。
ニーガンの居る救世主の本拠地を目指すリックたちは、救世主が各地点に配置している監視役をひとりずつ倒し、慎重に目的地へ近づいた。
気づかれることなくアジトへ着き、盾をとりつけた車両を予定通り配置した。リックが銃声を轟かせると、いつも通り不遜な態度のニーガンが姿を現した。ニーガンのそばには、ドワイトやユージーンをはじめ、ほかの参謀もそろっていた。
リックは参謀たちの名前をひとりずつ確認し、中にいる救世主たちも含め投降を呼びかけた。「今すぐ投降しないと、命の保証はない」と言われても、リックの呼びかけに応じる者はいない。数で勝ると自負するニーガンも、余裕だった。
ニーガンはヒルトップのグレゴリーを呼び、戦いに参加しているヒルトップのメンバーに「すぐ帰れ」と命令させた。しかし、「共同体から追放する」と脅迫されてもグレゴリーに従う者はおらず、ジーザスは「ヒルトップはマギーを支持する」と声をあげた。もはやグレゴリーに価値はないと知ったサイモンは、グレゴリーを階段から突き落とした。
みんなの戦い
ダリル、タラ、モーガン、キャロルは、これまでの経験を生かしウォーカーの大群を救世主のアジトへ誘導していた。
ダリルたちが仕掛けた爆破の確認に向かった救世主が罠にはまり、その爆破を合図に、リックは再度参謀に投降を促し攻撃を開始した。
ウォーカーが守るフェンスを突破したリックたちの攻撃を受けた救世主は反撃もできず、敷地にはダリルに誘導されるウォーカーの大群が迫った。
ウォーカーの大群の到着とともに、リックたちは予定通り引き上げ始めた。逃げ遅れたニーガンを仕留めようとするリックに、ゲイブリエルが「個人の戦いじゃない」と声をかけた。ゲイブリエルのおかげで目が覚めたリックは、予定通り撤退した。
作戦は計画通り進み、それぞれ次の場所へ移動した。リックはゲイブリエルの言葉通り「みんなの戦い」として作戦を続行し、休む間もなく救世主のほかの基地への攻撃を開始した。
ゲイブリエル
助けを求めるグレゴリーを見捨てることができなかったゲイブリエルは、乗った車を降り救助へ向かった。しかし、自分が助かることしか考えないグレゴリーは、ゲイブリエルをその場に残し、ゲイブリエルの車で去ってしまった。
大量のウォーカーに囲まれたゲイブリエルは、ドアが開いた小屋へ逃げ込んだ。暗闇の中、ゲイブリエルに声をかけた男はニーガンだった。
カールの善意
カールは攻撃の準備中に出会った男に缶詰を届けた。
怯えた様子で空腹を訴えていた男は、救世主のスパイを疑ったリックが追い払っていた。
缶詰に「ごめん」とメモを添え、出会った場所に置くカールの様子を、隠れた場所から男が見ていた。
おちゃのま感想 ★★★★
大方の予想通り、第1話はリックたちの反撃から始まりましたね！
リックたちは、かなり綿密な計画を立てておりましたが、これはドワイトが協力したからですよね？
一方、前シーズンラストで戦争になると宣言してたニーガンは準備不足でしたね～。
攻撃を受けた救世主のアジト内の様子は描かれませんでしたが、反撃されなかったことを思うと大混乱中なのかな。ユージーンは別としてドワイトはリック側だし、ギャビンにも迷いを感じます。内部からの崩壊を期待したくなる展開になってきました。
しかし、ゲイブリエルが･･･。銃を持ってたはずだけど、ニーガンの雰囲気にのまれてましたよね～。ドラマの盛り上がりを考えると、ニーガンとリックの対決は外せないと思うので･･･そうするとゲイブリエルは･･･（涙）
リックたちの攻撃は続きますが、どこかで反撃されるはずですよね～。ゴミ山の人たちがニーガンを助けるとは思えないんだけど、どうでしょうか。