フィアー･ザ･ウォーキング･デッド 1 第2話「近くて遠い」 | あらすじネタバレ

Episode2　So Close, Yet So Far

【ざっくりあらすじ】
ゾンビに変わった人間を見たトラビスとマディソンは、家族を連れて街を出ることに決めた。ラジオのニュースは街ではここ数日警察による発砲が続いていると言うだけで、詳細については何も報道されていなかった。

広がる感染

アリシアは連絡のとれない恋人のマットを訪ね、マットが重い病気だと知った。マットの両親は電話に出ず、救急にも電話がつながらず、途方に暮れたアリシアは母マディソンに助けを求めた。

マットを介抱するアリシアを見たマディソンは、伝染病かもしれないから離れるように言うが、アリシアはマットから離れようとしない。

トラビスは、マットの身体に噛み痕を見つけた。撃ち殺されてゾンビになったカルビンとは状況は違うけれど、マットもあの（ゾンビ化する）症状に感染していると悟った。

マットの傍を離れないと言い張るアリシアを、マット自身が「もうすぐ親が戻るから」と言いマディソンたちと帰るように説得した。アリシアは不安な気持ちを残したまま、マディソンたちと自宅へ帰った。

初めての殺人

マディソンは、ニックの禁断症状に備えて薬を手に入れる必要があった。すでにニックは苦しみ始め、危険な状態に陥りつつあった。いつも処方箋を出してくれる医師も電話に出ず、マディソンはアリシアに「外出するな」ときつく言い、学校に保管されている薬を盗みに出かけて行った。

学校に侵入したマディソンがロッカーをこじ開けていると、後ろにトバイアス（終末を予感してる生徒）が立っていた。トバイアスは、マディソンが没収したナイフを受け取りに来ていた。薬を盗もうとしているマディソンをトバイアスは責めることもなく、自分は学校に備蓄されている食糧品を確保した。

校舎には変異した職員のアーティがいた。普通ではない様子のアーティを見て、トバイアスはマディソンに帰ろうと促すが、マディソンはアーティに近づき「助けになるわ」と話しかけた。すでにゾンビ化したアーティにはマディソンの声は届かない。襲われたマディソンを助けようとしたトバイアスが犠牲になりかけたところ、マディソンが消火器でアーティを殴り殺し（すでに死んでいるけれど）トバイアスを助け出した。

友人を自分の手で殺したマディソンはショックを受けた。

暴徒化する群衆

トラビスの息子のクリスは父からの電話を無視し、警官の発砲現場で撮影をしていた。ゾンビ化した人間を警官たちが倒そうとしている姿は、遠目には警官の過剰暴行に見え、クリスは抗議する人々と一緒にシュプレヒコールを叫んでいた。

トラビスは、元妻ライザに街で起きている不可解な現実を知らせ、ライザの携帯からクリスに連絡を取った。クリスは、民衆が警察に抗議デモをしている渦中にいると興奮していてトラビスの話も聞かず電話を切った。テレビの報道で抗議デモの中継を見たトラビスとライザは、現場へ向かった。

クリスを発見したトラビスたちは、暴動が起きると察知した。車に戻れなくなったトラビスたちは通りに面した理髪店へ逃げ込んだ。店の主人ダニエル・サラザールは迷惑そうな表情をしていたが、ダニエルの妻グリゼルダがトラビス親子を受け入れてくれた。理髪店の奥はダニエルたちの住居スペースで、サラザール夫妻の娘オフェリアもいた。

トラビスはマディソンに連絡しようとするが、電波状況が悪くなり携帯は使えない。

街には、やっとロス市衛生局から「外出は控えるように」とのアナウンスが流され、パトロール隊の見回りも始まった。

マディソン宅周辺でも電力が不安定になり、回線もつながらなくなった。

通りからの悲鳴を聞いたアリシアは、ご近所さんが誰かに襲われて逃げまどっている姿を目撃した。助けようと外へ出ようとするアリシアを、マディソンは引き留めた。アリシアは、まだ身近に迫る世界の変化に気づいていなかった。

今回登場した主要登場人物

ライザ（トラビスの元妻　看護学校に通っている）

クリストファー（トラビスとライザの息子　通称クリス）

ダニエル（トラビスたちが逃げ込んだ理髪店の店主）

グリゼルダ（ダニエルの妻　英語が喋れない）

オフェリア（ダニエル＆グリゼルダの娘　グリゼルダの通訳的存在）

おちゃのま感想