Episode6 A More Perfect Union
【ざっくりあらすじ】
今回マシンが知らせてきたのは、結婚証明書の番号だった。結婚するのは、馬主の資産家ケント・ターナーの娘フィービーと、公選弁護人ウィル・オブライエンだ。リースは花嫁の姉ジャンナのパートナーとして、フィンチはアイルランドに住む花婿の疎遠の伯父ラルフとして、結婚式に潜入することになった。
事件メモ
結婚式が行われる農場の入り口では、ケントの動物虐待に抗議する人々が集まりデモを行っていた。ケントは怪我をした馬にドーピングした疑いで裁判を起こされていた。
地下鉄基地でベアーと留守番しているルートに、マシンは新たな対象者を知らせた。対象者は都市計画家のハワード・カーペンターだった。ルートはベアーとハワードのファイルをファスコに押し付け、自分はシェフとしてフィンチたちがいる結婚式に潜りこんだ。
フィンチと会ったウィルは、フィンチを伯父だと疑わず、式で歌ってほしいと懇願した。フィンチは断ったつもりだったが、突如指名され歌うしかない。意外にもフィンチの歌は客たちの心をつかみ、みんな聴き入っている。その間に、リースとルートは刺客たちを追いかけた。
刺客たちが狙っていたのは、15年もの間ターナー一族を撮影している写真家のマギーだった。マギーはドーピングの証拠写真を撮影し、裁判の証人になっていたのだ。
馬にドーピングさせていたのはケントではなく、この結婚を機にフィービーに代わり事業を継ぐことになった長女のカレンだった。カレンは刺客を連れてマギーとリースを殺そうとしている。証拠の写真は削除したとマギーは訴えるが、カレンは裁判で証言されることを恐れていた。ルートが刺客の足を撃ち、ふたりを救出した。
リースは、結婚式が終わるまでカレンをワインセラーに閉じ込めることにした。長女の犯罪をまだ知らない家族は、フィービーの結婚を祝い幸せそうだ。
フィンチはルートに誘われ、他の招待客にまじりダンスをした。ルートはマシンのミニクローンがミニサマリタンに勝てなかった事を知っていた。ルートはマシンに戦力を練らせようと提案する。フィンチが恐れているのは、マシンが制御不能になる事ではなく、マシンが力を持つと自分たちが制御不能になる事だった。
失踪者の行方
ルートに渡された対象者のハワードを調べるファスコは、ハワードがイライアスの腹心ブルースと密会している現場を目撃した。ハワードはブルースの建設会社に買収され契約を斡旋していたのだ。
ブルースは、ファミリーとは関係ない新たな業者がトンネル解体工事に乗り出したとファスコに教えた。イライアスから手を引けと言われたはずだとファスコは止めるが、ブルースはその業者を調べるつもりだった。
問題のトンネル解体工事現場を調べるファスコは、現場の奥に失踪者たちの死体を発見した。そこにはクルーパたち失踪者だけでなく、ハワードやブルースの死体も放置されていた。証拠写真を撮ったファスコがフィンチに電話をしていると、爆発が起きトンネルが崩落した。
ショウとグリア
グリアは「マシン側は英雄ではなく悪党だと証明する」とショウに宣言し、新たな策を試すことにした。
グリアはショウを外の世界に連れ出し、サマリタンが世界中の多くの人々を救っていることを見せつけた。ショウは受け入れようとしないが、グリアは「耳を傾けようとしている」と満足そうだ。そして、サマリタンの代弁者の少年ガブリエルと引き合わせた。
サマリタン(ガブリエル)は、ショウに仲間になるしか選択はないと告げた。人間たちが自滅していく世界を自分なら止められると言い、逆に戦争を簡単に引き起こせる事を示して見せた。ショウは、これもシミュレーションだと気が付いた。サマリタンは自分を頼らなければ現実になると脅迫した。
意識が戻ったショウの前には「心変わりしたか」と尋ねるグリアがいた。
おちゃのま感想
通常通り、対象者を助けるフィンチやリース、ルートは歌ったり、踊ったり、飲んだり・・・と、シリアスな面から離れたエピソードでした。
これは嵐の前の静けさ・・・ですよね。
生き埋めになったファスコの救出は、ベアーが活躍するのかな。介助犬という赤いベスト(?)を着たベアーをわざわざファスコに押し付けたのはルートの考えだったのか、マシンの指示だったのか。それとも偶然か。
フィンチに電話していたから救出は早いと思うのだけど・・・大丈夫だろうか、ファスコ父さん。
世界滅亡のシーンを見せられたショウは心変わりしたのでしょうか。
前は自分ひとりの犠牲で済んだシミュレーションだったけど、今回は一般の人々が死んでいくシナリオ。ショウ・・・踏ん張れるかな~(涙)
それにしても、7053回(ショウが言ってた)もショウに同じシミュレーションしてたなんて。一瞬の夢のようなものなのかも知れないけど、グリア・・・粘着質”(-“”-)”