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ミセス・ウィルソン 第2話「夫の秘密」【あらすじ感想】

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Mrs Wilson

 

 

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Episode2

【ざっくりあらすじ】
“ドロシー”が何者か調べ始めたアリソンは、アレックの古いスライドから“ドロシー”らしき人物を見つけた。一方、長男のゴードンも父のことが気になり始める。戦争で徴発された“ブレイクフィールドの家”のことを調べてみると言うゴードンをアリソンは止めた。

 

 

アリソンの調査

アリソンは再びコールマンを訪ねた。アレックの過去を探るアリソンに警告を与えながらも、コールマンは葬儀に現れたカリムはラホールでアレックの管理者(ハンドラー)をしていた人物だと教えた。当時、アレックはグラディスと結婚しており、アリソンはアレックとドロシーの関係がわからない。ドロシーとの関係を質問されたコールマンは「各任務で違う人物になる諜報員は必要なら妻も用意する」と答えた。

 

 

次にアリソンは、結婚当時暮らしたアパートの大家を訪ねた。大家の話から、インド帰りのアレックはアリソンと暮らす前、同じ部屋でドロシーと暮らしていたことが判明した。ドロシーとの関係はインドでの任務に必要な便宜上の妻だったと納得していたアリソンだが、大家はふたりの間には当時6歳のマイクという息子がいたと教え、保管してある住人の記録を見せた。

 

 

 

ドロシーの告白

ドロシー本人から事情を聴こうと決心したアリソンは、大家が保管していたドロシーの住所を訪ねた。ドアの前で「勝手に葬儀に現れたのはあなたよ」と言うアリソンを、ドロシーはしぶしぶ自宅へ入れた。

 

 

ドロシーはアレックの任務上の相手だと信じたいアリソンだったが、ドロシーはラホールの女優で諜報員ではなかった。アリソンが訪ねて来た理由が『アレックの嘘を知るため』だと知ったドロシーは、出会った当時は誠実な人で妹のことを気にかけていたと話すが、その“妹”は“妻”のグラディスのことだ。

 

 

アレックとドロシーの夫婦仲が壊れた原因はアリソンだった。新しい助手のアリソンを気に入った様子のアレックをドロシーは疑い、アレックを見張るようになったのだ。ドロシーの尾行に気付いたアレックは空襲を理由に、ドロシーとマイクをウエンズリーデールの実家へ帰らせた。しかし、ドロシーは息子を預けるとロンドンに舞い戻り、アリソンに離婚証明書を見せる夫の姿を目撃したのだ。

 

 

知らなかった事実にショックを受けたアリソンは、夫の不実を知りながら警告してくれなかったドロシーを責める。アレックのもとを去ったドロシーは息子に真実を隠し、父親は友人を助け戦死したとウソをついていた。大きな嘘で息子から父親を奪ったドロシーを批判したアリソンだが、帰り道ですれ違ったマイクに真実を教えることはしなかった。

 

 

 

インドの任務

アレックとドロシーの関係が任務上のものではなかったと知ったアリソンは、社交クラブにいるカリムを訪ねた。「夫は何者なの?」と質問されたカリムは、アレックは数少ない有能な諜報員で、インドでの任務で多くの命を救ったと説明した。しかし、アリソンが知りたいのは、グラディスやドロシーを騙した理由だ。

 

 

カリムの話から、アレックとドロシーの出会いは、インドの上流社会と繋がるコネが必要だったカリムが引き合わせたとわかる。「祖国のため」とカリムに説得されたアレックは、妻のグラディスのことを“夫を亡くした妹”と説明し、ドロシーと付き合い始めた。潜入のための恋愛は本物になり、ドロシーの妊娠をきっかけに結婚することになる。カトリック教徒で離婚できないアレックは、ドロシーを欺き続けたのだ。

 

 

 

息子たちの疑念

建設省に問い合わせていたウィルソン家の“ブレイクフィールドの家”についての返信が届いた。アレックは「戦争で徴発された」と話していたが、建設省からの返事はブレイクフィールドの家の所有権はウィルソン家にはないというものだった。

 

 

結婚前、病院として使われている“ブレイクフィールドの家”へアリソンを連れて行ったアレックは「いつかここに住もう」と話していた。家賃が払えずアパートを追い出された時も、生活が苦しい娘夫婦を見かねた母に次男のナイジェルを養子に出せと言われた時も、アレックは「戦争が終わったらブレイクフィールドに住もう」と話していた。それもすべてウソだったのだ。

 

 

息子たちに真実を伝えられないアリソンは、返信の手紙を偽造した。しかし、建設省へ電話したゴードンは真実を知っていた。ブレイクフィールドの話だけでなく、大学の話も、21歳の誕生日に贈られたカレッジリングも、ゴードンは嘘だと突き止めていた。ゴードンの父への疑念は母アリソンに向けられ、アリソンは息子たちを家から追い出した。

 

 

ひとりになったアリソンは、アレックの財布のことを思い出す。中に何か隠してあると気づいたアリソンは縫われた中に名刺を見つけた。それは『アークハーツ質店』の名刺だった。

 

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おちゃのま感想

4.0

今回も謎が謎を呼ぶ展開でした。
ホント、アレックは『何者』だったんでしょうか。

 

妻のグラディスを裏切り、ドロシーと結婚した経緯は任務だとしても、その後のアリソンとの関係や不必要な嘘を重ねていたあたりは謎ですよね~。今回、息子たちにもウソをついていたとわかったことで、アレックが妄想の中に生きていたのではないかとさえ感じてます。

 

想像ですが、アレックはカトリック教徒だったので、おそらく告解していたんじゃないでしょうか。懺悔の内容を教えてもらえないとしても、何か答えになるようなものを求めてアリソンは教会へ行ったのかな?

 

次回は早くも最終話。どんな結末なのか、想像できません。

 

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