Episode10 Divine Move
【ざっくりあらすじ】
過去が変わったら息子が存在しなくなるという不安から、ラムゼはスプリンターに必要な薬を盗んだ。エレナと息子を連れて逃げたラムゼは、『娘たち』と呼ばれている女性集団のリーダーに出逢い、「運命を変える出来事が起きる」と予言された。
2015年 再び・・・
全て終わったと思って暮らしているキャシーとアーロンの前に、再びコールが現れた。
ウイルスが12モンキーズの手に渡ったと知らされたキャシーは、ウイルス製造に関わった関係者はオリバー・ピーターズだと見当をつけた。再びコールと任務を続けようとするキャシーをアーロンは止めようとした。
ピーターズが最後に居た場所には男性の遺体があり花びらが撒かれていた。キャシーとコールは背高の犯行を確信した。デスクに見覚えのある小説を見つけたキャシーは、そこにピーターズの『ウイルスの作り方』を発見した。本に添付された『東京のホワイトドラゴン』の写真を見て、コールはウエクスラーに聞いたと興奮した。
2043年 ラムゼの反乱
コールはジョーンズに「ウイルスの入手先が、1987年11月21日東京のホワイトドラゴンだ」と報告した。
スプリンターの影響でかなり衰弱したコールは、分子を安定させる装置に入れられた。ジョーンズはラムゼが盗んだスプリンターに必要な薬を取り戻すようにウィットリーに命じた。ラムゼと注射、どちらを優先するのかとウィットリーに聴かれたジョーンズは「何としても注射を」と答えた。
ラムゼは、エレナとサミュエルを連れて野外で生活している集団の中にいた。ウィットリー率いる集団が薬奪還に現れ、ウィットリーの部下がエレナを撃ち殺してしまった。ウィットリーは「殺害することが目的でなはない」と証明するために、エレナを撃った部下をその場で射殺した。殺されたエレナを見たラムゼは、サミュエルを避難所の住人に預け注射を持ち基地へ向かった。
ラムゼが来たと知ったジョーンズは、急ぎコールを1987年へ送ろうとする。ラムゼはマシーンに爆薬を仕込み「息子を消させはしない」と、ジョーンズの計画を終わらせようとしている。
マックスがラムゼに銃を向けたのをきっかけに、銃撃戦が始まった。ラムゼとマックスが撃ちあってる隙に、ジョーンズはマシーンにセットされた爆薬を持ち隣の部屋へ避難した。マシーンを破壊できなかったラムゼは、自分にスプリンターの注射を打ち過去へ行ってしまった。
コールは、ラムゼを追うべくスプリンターの準備を始めた。一時的な治療しかできないコールがスプリンターできるのは、あと1回だけだった。ジョーンズは「1987年が最後の勝負」と、何としても疫病を阻止するようにコールに念を押した。
2015年 ウイルスの製造者
キャシーは、実験用動物販売業者の購入先からピーターズの居場所を突き止めた。憔悴して床に座りこんでいるピーターズを発見したキャシーは、銃をかまえウイルスのありかを聞いた。
ピーターズは「ここにはない」と言い、夫を殺すと脅されてウイルスを作ったと話した。キャシーの様子から夫が殺害されたことを悟ったピーターズは、自分が生きている限りウイルスを作れる可能性を残してしまうと言い、殺してくれと頼んだ。キャシーは引き金を引けず、国内で身を隠すように言いピーターズを逃がした。
キャシーと別行動していたアーロンは、背高グループの謎の女に捕まった。女は「キャシーの命は大事よね?よく考えて」とアーロンを脅迫した。
1987年
ラムゼは、1987年の東京に到着していた。
おちゃのま感想
息子を他人に任せ強硬な手段に出てしまいました。
見た目の印象と違い、冷静で知的な人物かと思っていたラムゼですが、エレナと再会して家族を得たことで(息子はパパだと知らないけど)見た目どおりの武闘派に。
片道キップとは知らずに過去に行ったんだろうけど、無謀な行動に出たものです。
コールもあと1回が限界と言われ、1987年へ。
ラムゼも行ったことだし、そもそもの起源がそこにあると思われるので仕方ないけど、2015年で頑張ってるキャシーはどうなるの?
久々に登場したマックスは死んでしまいました。ウエスト7とコール&ラムゼの関係を説明したおはなし以外ではパッとしない存在で消えてしまった。もっと、何かあるかと思っていたのにな。
おばあさんになったジェニファーは相変わらず意味不明。おばあさんになっても同じようなことを、同じように話してました。生き延びてるってことは、免疫がある人間だったんでしょう。過去の過ちを正すというけど、実際何をしてる集団なのか。
次回は1987年の東京ですかね。
ラムゼとコールは、言葉の通じない日本でどうするんでしょうか。