当ブログはコピペ防止の措置をとっています。予めご了承ください。
記事内に広告が含まれています

アウトランダー 4 第7話「運命のいたずら」【あらすじ感想】

この記事は約5分で読めます。

 

Outlander

 

スポンサーリンク

Episode7  Down the Rabbit Hole

【ざっくりあらすじ】
時を超えたブリアナは、未来から持参した地図とコンパスを頼りに港を目指し歩き始めた。一方、ブリアナの手紙を読んだロジャーも時を超え、ブリアナを追いかけた。

 

 

父フランク

ブリアナが過去へ向かった理由は、フレイザーズ・リッジで起きる火事をクレアたちに警告するためだった。クレアとジェイミーがノースカロライナで『フレイザーズ・リッジ』を開拓したとロジャーから知らされたブリアナは、亡くなった父フランクが持っていた“スコットランドから来た調査結果”という古い死亡記事のことを思い出したのだ。

 

 

その記事はフィオナがロジャーに見せた『フレイザーズ・リッジの火事』を報じるものだった。近い将来クレアが過去へ戻り、ジェイミーとふたりで死ぬと知ったフランクは、重い事実とひとりで向き合っていたのだ。ブリアナは、ようやく当時の父の苦しみとイギリスへの留学を勧めた思いを理解し、母とまだ見ぬ父ジェイミーを救いたい一心で時を超えていた。

 

 

 

リアリーとの出会い

目的の港は遠く、崖を踏み外したブリアナは足を痛めた。その足で歩き続けたブリアナは疲弊し、倒れたまま眠ってしまった。道に倒れたブリアナを自宅へ連れ帰り介抱したのは、ジェイミーとクレアと因縁のあるリアリーだった。同じ年頃の娘マーサリの母であるリアリーは、冷えた体で倒れたブリアナを放っておけなかったのだ。

 

 

リアリーの厚意に甘えたブリアナは、足が完治するまで世話になることにした。ブリアナとリアリーは親しくなり、マーサリの妹ジョーニーもブリアナに懐いた。ジェイミーから届く離婚手当が約束より少なく、苦しい生活を送るリアリーは自分を捨てた夫の愚痴をこぼした。別れた女性を忘れられなかったというリアリーの元夫の話は、ブリアナにとってフランクと結婚しつつもジェイミーを愛し続けたクレアのことのようだった。

 

 

ある日、ラリーブロッホが近いと知ったブリアナは、ラリーブロッホに親戚がいると話題にした。ブリアナの母の名を確認したリアリーは、とたんに身構えた。ジェイミーがリアリーの元夫で、リアリーがクレアを殺そうとした女性だと知ったブリアナは出発の準備を始める。しかし、クレアへの恨みを再燃させたリアリーは「魔女の子として逮捕してもらう」と告げ、ブリアナを閉じ込めた。ブリアナを助けたのは、ジョーニーだった。ジョーニーは、ブリアナをラリーブロッホに送り届けた。

 

 

 

ラリーブロッホの家族

ラリーブロッホではリアリーの家で会ったイアンが迎えてくれた。孫の出産に立ち会っているというジェニーは留守だった。イアンはジェイミーにそっくりなブリアナを歓迎し、クレアが残していった服と船賃をブリアナに持たせた。

 

 

港まで見送ったイアンと別れ、乗船手続きをするブリアナは、娘を召使に雇ってほしいと声をかけられた。ブリアナは断るが、ウィームズと名乗った男は必死だった。周旋人に買われた身というウィームズは、愛人にするため娘を買おうとしている男より先に娘の主人を見つけたいと説明した。

 

 

「二度と会えなくても娘が辱められるよりいい」という切実な父の願いをブリアナは断れない。ブリアナは2人分の船賃を支払い、ウィームズの娘エリザベスと船に乗った。アメリカへ向かうブリアナは、自分を温かく見守ってくれた父フランクを思い出した。

 

 

 

ロジャーに迫る危機

早くブリアナを見つけたいロジャーは、アメリカのウィルミントンに寄るという『グローリアーナ号』に乗組員として強引に乗り込んだ。『グローリアーナ号』の船長は、ジェイミーたちを襲撃したボネットだ。

 

 

暴君のボネットは“天然痘”と判断した少女を海へ投げ落とし、我が子を追った母親も海に落ちた。ボネットの残忍さを目の当たりにしたロジャーは、赤ちゃん連れの母親をかくまった。母親はモーラグ・マッケンジーと名乗り、息子の名はジェミーだと教えた。

 

 

船長であるボネットを欺くことはできず、モーラグ親子は見つかってしまう。ボネットは、ふたりをかくまったロジャーに“賭け”を提案した。賭けるのはロジャーの命だ。紳士の賭けだと前置きしたボネットは、運が味方したロジャーを約束通り殺さなかった。

 

スポンサーリンク

 

おちゃのま感想

4.0

リアリーにボネットなんて、あり得ない偶然。
同じ『偶然』なら、船に乗る前にブリアナとロジャーを再会させてほしかった(涙)

 

ひとつホッとできる点は、この時代にはフランクの祖先である悪魔のジャック・ランダルがいないことです。あの人を見たら、クレア以上にブリアナはショック…ですよね~。

 

そのフランクですが、クレアにも言えない秘密を抱えていたんですね。今更ながら、フランクの苦しみの深さを知り、切ない気持ちになっております。

 

リアリーにしても、これまで描かれなかった優しい一面を知り、時のいたずらがなければこの人の運命も違っていたのかもと想像させられました。ブリアナを介抱したリアリーの優しさは、見せかけじゃないですものね。

 

さて、ロジャーとブリアナはどこで再会できるのでしょうか。というか、ロジャーはアメリカの土が踏めるのかも心配。気になることだらけで、アメリカへ全員集合!

 

スポンサーリンク
テキストのコピーはできません。