Episode8 First Wife
【ざっくりあらすじ】
ヤング・イアンを連れて、ジェイミーとクレアはラリーブロッホへ戻った。懐かしの家はそのままの姿でクレアを迎えたが、死んだと思っていたクレアに対しジェニーは冷ややかだった。
波紋
ジェニーとイアンに叱られたヤング・イアンは、ジェイミーの闇の商売を手伝っていることを得意げに話し、ジェイミーの印刷屋が火事になったことや、襲った男をクレアが殺したことまでしゃべってしまった。
ヤング・イアンをめぐりジェニーたちとジェイミーは口論し、この場所で多感な時期を過ごしたジェイミーは「勝手に巣立たないうちに自由を与えろ」と姉に助言した。
ジェイミーは、クレアが行方知れずだった作り話をジェニーに聞かせたが、ジェニーは信じなかった。ジェニーに受け入れてもらえないクレアは、マータフにしたようにジェニーにも真実を話そうと提案した。しかし、ジェイミーは「世界を見てきたマータフとは違い、ジェニーは信じることはできない」と反対した。
ジェイミーの妻
ジェイミーとクレアの寝室に、ふたりの少女が入ってきた。少女はジェイミーを「父さん」と呼び、ふたりの後ろからクレアを魔女裁判で殺そうとしたリアリーが現れた。
クレアを見たリアリーは、クレアを娼婦と罵り、「彼は私の夫なのよ」と教えた。ジェイミーはリアリーと結婚していたのだ。
ジェイミーがラリーブロッホに帰ったことをリアリーに知らせたのはジェニーだった。事情があったにしろ20年間音信不通だったクレアを、ジェニーは家族と認めていなかった。ジェニーに批判されたクレアは、生きるためにアメリカで結婚し過去を忘れるしかなかったと、涙を浮かべ訴えた。
結婚の理由
妻がいることを隠されたことより、嘘をつかれたことが許せないクレアは、翌朝、屋敷を出ていこうとした。
ジェイミーがクレアを引き留めているところへ、クレアへの憎しみに燃えるリアリーが銃を持って現れた。ジェイミーのクレアへの愛を聞いたリアリーは引き金を引き、ジェイミーが撃たれてしまった。
クレアは未来から持ってきた医療器具を使い、ジェイミーを手術した。昔のようにクレアに助けられたジェイミーは、リアリーと結婚したいきさつを打ち明けた。
イングランドから戻り家族と再会しても孤独だったジェイミーを癒したのは、リアリーのふたりの娘たちだった。娘たちのおかげで、ジェイミーはクレアが去って初めて心からの笑顔を取り戻せたのだ。ジェイミーは父親や夫になれると信じリアリーと結婚したがうまくいかず、ひとりで暮らすことを選び、エディンバラで印刷屋を始めたのだった。
ジェニーは、手術を終えたクレアに「あなたが何者か知らないけど弟の選んだ人だから受け入れた」と話し、クレアの隠していることを尋ねた。真実を話せないクレアは、ジェイミーだけでなくジェニーやラリーブロッホへの想いを語り、もう一度受けれてと懇願した。
離婚の代償
ジェイミーは法律上の助言を求めるためネッドを呼んだ。再会したクレアとネッドは喜び合い、ネッドの目には涙が溢れた。
ネッドの話では、法律上ジェイミーの妻はクレアで、リアリーとの婚姻は無効だった。しかし、リアリーは「精神的苦痛と扶養の喪失」を判事に申し立てしており、娘たちのためにもジェイミーは金を支払うことを決断した。
リアリーへの離婚手当は2年分の賃金に相当する額で、ほかにも娘たちが嫁ぐまで毎年10ポンドを求められた。ジェイミーは、アーツミュア刑務所時代に見つけた宝を使おうと考えた。刑務所で死んだカーの「白い魔女とアザラシ」の話を確かめるため脱獄したジェイミーは、シルキー島で古い硬貨や宝石の入った箱を見つけていたのだ。刑務所へ戻り、グレイに渡した宝石はそのなかのひとつだった。
宝を確保したのち、フランスのジャレドを訪ね換金する予定のジェイミーとクレアは、「危険な目には遭わせるな」と釘をさされ、ヤング・イアンを連れて出発した。
腕を撃たれたばかりのジェイミーに代わりヤング・イアンが冷たい海を泳ぎ島へ向かった。対岸で待つジェイミーとクレアは、島へ近づく船に気が付いた。イアンに知らせようとするが声は届かず、イアンは連れ去られてしまった。
おちゃのま感想 ★★★★
わかってるんですよー(´・ω・`)
わかってるんだけど、やっぱりクレアがやってきてジェイミーの人生、大波乱ですよね~。
今回はヤング・イアンが海賊船みたいなのに拉致されちゃいました。あの船、めちゃよいタイミングで現れたけど、偶然でしょうかね?
ところでジェイミーはあのリアリーと結婚してました!
込み入った事情ではなく、普通に…。
クレアもいろいろと覚悟して過去へ戻ったとは思うんですよ。でも、リアリーは想定外ですよね~。そりゃ、怒るわ。
これからジェイミーとクレアのヤング・イアンを捜す大冒険が始まるんでしょうか。