Salvation
Episode7 The Madness of King Tanz
【ざっくりあらすじ】
マッケンジーが暗殺され、ダリウスは大統領に就任した。マッケンジーは遠隔操作された銃で狙撃されたとわかるが、犯人に繋がる手掛かりは見つからなかった。ダリウスは全ての黒幕はレジストだと確信していた。
ダリウスの計画
ダリウスは「2日後に地球のそばを通る別の小惑星に向けてレールガンを試射する」と発表した。簡単な標的への試射に疑問を抱いたリアムは、本当の目的はレジストの核を破壊することだと気が付いた。NYに核を落とすことより自分の研究が政府やダリウスに奪われることを案じているアリシアをリアムは説得し、24時間の猶予をもらった。
リアムはホワイトハウスへ向かい、再びジリアンを頼りダリウスと面会した。「試射の本当の目的を知っている」と切り出したリアムは、核を破壊しようとすれば“彼ら”は反撃すると警告した。ダリウスに「“彼ら”はお前だ」と指摘されたリアムは、そうかもしれないと認め、ダリウスはリアムを反逆罪で逮捕した。
ベネット暗殺犯
ハリスはフィオナの耳の後ろに偽リッグスと同じ傷があることに気が付いた。ハリスに銃を向けられたフィオナは反撃し、訓練された傭兵だと証明した。格闘の末、フィオナを捕らえたハリスは「君に決められるのは、情報を吐くまでどれほど苦しむかだ」と告げ、尋問を始めた。
ベネットを超小型ドローンで暗殺したのはフィオナだった。マッケンジー暗殺にはかかわってないと話し始めたフィオナは「任務は箱舟の打ち上げを阻止することだった」と説明した。格納庫の事件はリッグスを名乗っていたゴードンがバルブを間違えたせいで、フィオナは雇い主を知らないと主張する。「あなたへの気持ちは本物よ」と震える声で訴えるフィオナのチップを、ハリスは麻酔なしで摘出させた。
フィオナに埋められていたチップは居場所やバイタルを追跡するものだった。フィオナは常に監視されていたのだ。しかし、黒幕の正体もダリウスの箱舟を阻止しようとした目的もわからないままだ。
孤立する大統領
ダリウスとハリスがフィオナの件で口論している執務室に、アリシアから電話が入る。アリシアは、リアム釈放と試射の中止を求め、再び核で脅迫した。交渉に応じないダリウスは一方的に通話を終わらせた。一方、テロ政権とは交渉しないと言うネロも、リアムが必要だというアリシアの意見を退け、アギーレ博士を捜せと命令した。
レジストはダリウスの計画を世間に暴露し、24時間以内に仲間を釈放しなければNYに核をひとつ落とすと脅迫メッセージを流した。グレースは「レジストを怒らせないで」と説得を試みるが、ダリウスの考えは変わらない。助言に耳を貸さないダリウスの首席補佐官をグレースは辞退し、ハリスも「この道を進み続けるなら辞表を提出する」と通告した。
突然説明もなく釈放されたリアムはアリシアのもとへ戻った。リアムを取り戻すと同時に、アリシアはアギーレ博士も発見した。アリシアは、リアムの「レジストは引き下がってくれ」というメッセージを伝えにきたジリアンに「リアムを釈放したら核は解除する」と約束していたが、その約束を守るつもりはなかった。
その頃、ダリウスは誰にも気づかれることなくホワイトハウスの執務室から姿を消していた。
グレースとアロンゾ
クレア殺害犯として出頭したヒューの供述は90日間機密扱いになり、ヒューの情報も公表されていない。犯人が出頭したと知ったアロンゾはFBIの知人を頼り、犯人の逮捕写真を入手した。そこに写っているのは、グレースが父と紹介した男だった。
グレースが帰宅すると、侵入したアロンゾが待っていた。アロンゾは「拘束中の殺害犯に正義をもやらしてやる」とグレースに怒りを向けた。父に刺客を送るつもりだと知ったグレースは、自分がクレアを殺したと告白した。反逆者のクレアを撃ったことは悔いてないと言うグレースは「正義を望むなら、どうぞ」と持っていた銃をアロンゾに渡した。威嚇射撃で恐怖を与えたアロンゾは、報いをうけるがいいと捨て台詞を残し去った。知らせを受けたハリスは、ヒューを24時間体制で警護すると約束した。
おちゃのま感想 ★★★
チームだったはずのみんながバラバラになってゆく…そんなエピソードでした。
理解してもらう努力をしないので、ダリウスは孤立しますよね。
そしてグレース･･･。アロンゾはダメでしょ。
アロンゾもクレアが反逆者だと知ったはずなのに、それでも復讐はしたいんですよね。この人の存在は地球規模の問題とは関係ないので、とーってもめんどくさく感じます。
シーズン2も折り返しましたが、このまま何一つ解決せずに終わるんじゃないかという不安が湧いてきています。せめて、ネロの正体と、ベネットたちの黒幕は暴いてほしいです。