Episode13 Eye of the Storm
【ざっくりあらすじ】シーズン最終話
ジェイミーを逮捕したレナード艦長をグレイが見過ごすはずがなかった。一方、イアンを捜すクレアはゲイリスと時の旅人として向き合うことになった。
クレアとゲイリス
ジャマイカの総督として、グレイは令状なしにジェイミーを逮捕したレナードを問いただし、ジェイミーを解放させた。ジェイミーは、またしてもグレイに命を助けられた。
ゲイリスは、クレアがジャマイカへ現れたのは「スコットランド再興」を阻止するためだと思い込んでいた。クレアはジェイミーとの子供を守るためカローデンの戦い前に未来へ戻ったことを説明した。クレアは真実を話したが、狂信的な考えにとらわれるゲイリスはクレアの作り話だと決めつけた。クレアは、証拠として未来から持ってきていた娘ブリーの写真を見せた。
クレアは、1968年の時代でゲイリスがインヴァネスの大学でブリーと会っていることを話した。写真のブリーに見覚えのあるゲイリスはやっとクレアの話を信じた。クレアとの因縁にこだわるゲイリスは、マーガレットが占った「200歳で生まれた赤ん坊」はブリーのことだと納得したのだ。
200歳の赤ん坊
時を超えるには生贄が必要だと信じるゲイリスは、イアンを連れジャマイカにも存在する時の扉がある洞窟へ向った。ゲイリスの屋敷に閉じ込められていたクレアをジェイミーが救出し、ふたりはゲイリスを追いかけた。
途中、儀式的な舞を踊っている村人を見たクレアは、ストーンサークルの前で舞っていた女性たちの姿を思い出した。その場には、占いのため呼ばれたマーガレットと、マーガレットに付き添ったウイロビーがいた。総督の宴で知り合ったウイロビーとマーガレットは、別の島でふたりで暮らすつもりだった。
クレアとジェイミーに会ったマーガレットは、ふたりの手を握りブリーの言葉を話し始めた。「怪物が来る」とマーガレットが訴えているところにキャンベルが現れ、マーガレットは普通に戻った。キャンベルから“200歳の赤ん坊”の予言の話を聞いたクレアは、“200歳の赤ん坊”はブリーのことで、ゲイリスが未来へ行こうとしているのはブリーを殺すためだと気が付いた。
強引にマーガレットを連れ帰ろうとするキャンベルはいつものように暴力をふるい、ウイロビーに殺されてしまった。
更なる旅へ
時の扉が存在する洞窟では、ゲイリスが着々と準備を進めていた。ジェイミーがゲイリスの手下を襲ったのを合図に、クレアはイアンに火をつけようとしているゲイリスに立ち向かった。
時の扉は開き、大儀のためブリーを殺すというゲイリスを説得することはできない。無我夢中のクレアはそこにあるナイフをつかんだ。ナイフはゲイリスの首を割き、同じ傷のある遺骨をクレアは未来で見たことを思い出した。ボストンの友人ジョーが鑑定を依頼された骨は、ゲイリスだったのだ。
グレイのおかげでジェイミーの逮捕状は取り下げられ、ジェイミーはスコットランド目指し出発した。ジェイミーはスコットランドに着いたら真っ先にイアンをジェニーに届けると決め、船室でクレアとふたりだけの時間を過ごした。
穏やかな時間は続かず、ジェイミーの船は嵐に遭遇した。海に投げ出されたジェイミーたちが着いた先は、アメリカのジョージア植民地だった。
おちゃのま感想 ★★★
シーズン最終話も大冒険でしたね~。
ゲイリスとクレアには因縁があったんですね~。こんなふうに繋がっているとは、想像できませんでした。
しかし、ブリーを殺すことがなぜスコットランド再興に繋がるのか・・・。ゲイリスが死んでしまった(おそらく)ので、それはわからないままになってしまうんでしょうか。ブリーが殺されるのは困るけど、気になる~(´・ω・`)
ゲイリスが過去でやろうとしていたことはスコットランドのための占いや予言であって、何か行動を起こすってことじゃなかったんですよね~。ゲイリスはいろんな意味で謎を残したまま去ってしまった気がします。この人、また登場するでしょうか…。
今シーズンは前半と後半でずいぶん印象の違う内容でした。前半の違う時代で生きるクレアとジェイミーには切ない気持ちになりながら引き込まれたんですが、再会後の展開には心躍らないものがありました。これまで大きな歴史が存在していたこともあるのですが、バタバタと忙しく過ぎ去った感じです。
そんなちょっと残念な感想を持ってしまったのですが、「これはよかった!」と思うのはジェイミーを想うグレイです。言葉にすることのできない想いが溢れる瞳には、うる~っとしてしまいました。グレイはホント良い人でしたよね~。
そして、次の舞台はアメリカ!誰とどこで会うのかわからない物語になってるので、ぜひマータフとの再会を期待したいです。
ドラマはシーズン4へ続きます。