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サルベーション1ー地球(せかい)の終焉ー 第2話「シャドー・サイド」【あらすじ感想】

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Episode2  Another Trip Around the Sun

【ざっくりあらすじ】
グレースに『A4ランクのアクセス権』を与えたハリスは「これで何でも話せる」と言い、ゴリアテ2の実験が失敗したと教えた。政府の“惑星防衛チーム”が考えた代替案は、木星軌道にいるNASAのイオ探査機を小惑星に衝突させ進路を変えるというものだった。

 

 

 

 

ダリウスの計画

政府の代替案を聞いたダリウスは冷笑し、この計画では小惑星の砕けた破片が地球に落ち、1つだった問題を複数に増やすことになると指摘した。ダリウスは最初の作戦(重力トラクターを打ち上げる)の続行を勧め、まだ誰も開発に成功していない『EMドライブ』を造ると公言した。

 

 

EMドライブを開発できれば重力トラクターの打ち上げは可能になる。しかし、ダリウスが求めた当面の開発費用は20億ドルで、議会での審議が必要な額だった。ホワイトハウスが極秘だと命じた小惑星の件を議会に持ち出せないハリスは、無理だと断った。地球の危機に予算や手順にこだわることが理解できないグレースは「ダリウスに人類を救う策があるならやらせるべき」と主張し、ハリスに「10億ドル出す」と決断させた。

 

 

ダリウスが残りの10億ドル確保に奔走する間、グレースは開発に必要な濃縮ウラン100キロを政府から盗み、リアムは『EMドライブ』を研究していたクロフト教授の資料を探すことになった。

 

 

 

グレース

ダリウスへの協力を約束したものの、グレースはハリスを裏切ることに迷いがあった。しかし、キャピトル・アイズ紙の記者、アマンダ・ニールに教えられたカーナハンが殺された事実は政府への不審につながった。アマンダは、カーナハンが『アトラス計画』という絶対見てはいけない資料を見たと兄弟に話していたとグレースに教えた。カーナハンはゴリアテ2の衛星画像をグレースに極秘に見せてくれた友人だ。記者から聞いたと説明し、グレースは『アトラス計画』についてハリスに質問してみるが、ハリスは「その言葉は言うな」と警告するのが精いっぱいの様子だった。

 

 

グレースはハリスとのデートを利用し、ハリスのブリーフケースから濃縮ウランを施設から移動させるため必要な認証コードを入手した。グレースはブリーフケースの中にピアスを落としたと気づくが予定通りダリウスがハリスを呼び出し、グレースは施設に向かった。施設の監督官は規則に従いハリスに確認の電話をかけ、その電話を受けたのはダリウスだった。ハリスを呼び出したダリウスは、グレースを援護するためハリスの携帯のダミーを作っていたのだ。

 

 

問題はブリーフケースの中に落としたピアスだ。グレースは恋人として深夜のハリス宅を訪ね、ハリスが寝ている間に取り戻そうとした。しかし、ブリーフケースの中にピアスはなかった。ベッドに戻ったグレースの隣でハリスは寝ているふりをした。

 

 

 

リアム

クロフトのEMドライブの研究資料を探すためボストンに戻ったリアムは、教授の助手をしていた友人から教授がバックアップデータを自宅に隠しているという情報を得た。鍵のない小窓からクロフト宅に侵入したリアムの携帯に「逃げろ」とメッセージが届いた。何者かの気配を感じたリアムはクロフト宅から逃げ出した。

 

 

「初めての朗読会なの」とジリアンからメッセージが届き、リアムはジリアンの朗読会が開かれる彼女の両親の書店へ向かった。ジリアンは『シャドー・サイド』というSF小説を自費出版したのだ。遠くからジリアンを見つめるしかできないリアムは「心はそばにいる」のメッセージでジリアンを笑顔に変え、ダリウスから渡された金で父親を含め4人しかいなかった朗読会を満席にした。

 

 

 

1歩前進

ダリウスは古い付き合いのキャサリン・アダムズに不足分の10億ドルを出資させ、グレースは濃縮ウランを手に入れた。そしてリアムはクロフト本人をダリウスのもとへ連れてきた。リアムに警告メッセージを送ったのは、自宅に監視カメラを設置していたクロフト本人だった。クロフトが姿を消した理由は、リアムのデータをNASAの知り合いに知らせた後、怪しい何者かが自宅に侵入したためだった。クロフトと落ち合ったリアムは、ダリウスの計画に引き入れたのだ。

 

 

リアムにつけていた警備主任のラズロから、リアムのボストンでの行動とジリアンが自費出版した本を渡されたダリウスは「彼女は大きな問題になりそうだ」とつぶやいた。

 

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特ダネを追う記者

特ダネを狙う『キャピトル・アイズ』紙のアマンダ・ニールは、国防総省の人工衛星の技術者ウォルター・カーナハン殺人事件について調べ始めた。アマンダは、カーナハンが兄弟に漏らした“アトラス計画”が特ダネになると確信していた。

 

 

 

おちゃのま感想 ★★★★

妙にハラハラする展開でした。
特にグレース!

 

危険な任務を成功させたグレースですが、ピアスのことがなくても濃縮ウランを政府の施設から盗めばハリスにバレると思うんですが・・・。今後ハリスがグレースにどう接するのか見ものです。

 

小惑星問題のほかに、カーナハン殺人事件もあり、姿を見せない暗殺者の存在が不気味です。これ、小惑星の件を伏せたい政府公認の殺人じゃないですよね~。

ダリウスがジリアンの存在を「彼女は大きな問題になりそうだ」と言っていた意味も気になります。

 

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