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ハンドメイズ・テイル/侍女の物語 2 第8話「女たちの仕事」【あらすじ感想】

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The Handmaid’s Tale

 

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Episode8 Women’s Work

【ざっくりあらすじ】
夜になるとセリーナとオブフレッドは司令官の書斎にこもり、作業することが日課になった。「仕事が恋しい?」とオブフレッドに聞かれたセリーナは、優等生らしく「神の恵みを得るためなら、ささやかな犠牲よ」と答えるが、編み物は嫌いと打ち明けた。その時間、ふたりは秘密を共有する仲間だった。

 

 

司令官の退院

フレッド(ウォーターフォード司令官)の退院が決まり、セリーナとオブフレッドの秘密の作業も終わった。ギレアドに背き夫の代わりを務めたセリーナは、オブフレッドの部屋に一輪の花を届けた。それは言葉で伝えることのできないセリーナの感謝の気持ちだった。

 

 

帰宅したフレッドをウォーターフォード家全員で迎えた。さっそく書斎へ向かったフレッドに付き添ったセリーナは、仕事の引き継ぎをした。カナダ訪問用の議題についても用意しているセリーナは「委員会で協議して」と説明を始めるが、フレッドは尽くしてくれたセリーナに感謝しつつも、書斎から出ていくよう促した。締め出されたセリーナは妻に戻った。

 

 

 

母と子の絆

パットナム家のアンジェラ(ジャニーンが産んだ赤ちゃん)が病気になり、日課の買い物中のジャニーンの耳にも入った。アンジェラの容態はどんどん悪くなっているのに、原因はわからない。ある方法を思いついたセリーナはオブフレッドに意見を求めた。オブフレッドは「自分の子が病気なら、法に反してでも、何でもします」と応え、セリーナの背中を押した。

 

 

セリーナの思いついた方法は、女中として働いている国内トップの新生児科医を呼ぶことだった。セリーナは一時的に“彼女”を派遣させれば内密に診断が下せるとフレッドに提案したが、フレッドは許可しなかった。女性の医師をギレアドの神は認めていない。

 

 

「私たちにできることは祈ること」と落胆した様子のセリーナに、オブフレッドはジャニーンを赤ちゃんに会わせてほしいと頼んだ。無理だと答えたセリーナだがパットナム夫妻に掛け合い、パットナム司令官は「神は彼女を歓迎しろと言うはずだ」とジャニーンの望みを受け入れた。アンジェラを見舞うジャニーンにはオブフレッドとリディアが付き添い、ジャニーンはガラスに隔てられた部屋から我が子と再会した。

 

 

子供の命が何より貴いと信じるセリーナは、夫のサインを偽造し“女中”の医師を呼び寄せた。しかし、異常は見つからず、かつての名医は「できることは、機械を外し、抱いてあげること」と助言した。機械から外されたアンジェラはパットナム夫妻に抱かれ、その後ジャニーンに渡された。「ママよ」と優しく声をかけたジャニーンは、小さな額にそっとキスをした。

 

 

リディアが目覚めると、侍女の服を脱いだジャニーンが小さな歌声をあげている。窓際に座ったジャニーンの腕には、嬉しそうに笑うアンジェラがいた。

 

 

 

ウォーターフォード家の神

セリーナとオブフレッドがアンジェラの病院にいる間、オブフレッドの部屋を訪れたフレッドは妻と侍女が協力していたことに気が付いた。帰宅したふたりを書斎へ呼んだフレッドは、オブフレッドの前で女医を呼ぶためサインを偽造したセリーナへの追及を始めた。

 

 

威圧的なフレッドにひるむことなく、セリーナは夫と向き合った。フレッドはオブフレッドが校正したことを問題にし、「背信行為に侍女を巻き込んだのか」とセリーナに迫った。すべきことをしたというセリーナの答えに同意しながらも、フレッドは「償いをしなければ」と神の言葉を読んだ。フレッドは部屋出ようとしたオブフレッドを止め、ベルトの鞭でセリーナに罰を与えた。

 

 

オブフレッドは部屋へ戻ったセリーナに声をかけてみるが、セリーナはドアを開けることなく部屋へ帰れと命じた。ドアの向こうでセリーナは声を殺して泣いていた。ウォーターフォード家の神が誰なのか思い知ったオブフレッドは、司令官に謝罪した。司令官はオブフレッドのお腹の子を気遣うだけで、許すとは言わなかった。

 

 

 

ニックの家庭

妻として存在を示そうとするイーデンは、ニックの許可を得て部屋の模様替えを始めた。

 

 

イーデンの調子に合わせていたニックだが、テーブルに乗っている手紙の束に気づくと顔色を変えた。そこにあるのはオブフレッドが燃やそうとしていた助けを求める侍女たちの手紙だ。イーデンは置いただけで読んでないと説明したが、本当のことはわからない。イーデンに詰め寄ったニックは「俺の物に触るな」ときつく忠告した。

 

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おちゃのま感想 ★★★★

ジャニーンは拷問で今のような性格になったとされていますが、もともと純粋な人だったんでしょうね~。このドラマは『闘う女性』をテーマにしているので、虐げられた世界の中で幸せに生きようとするジャニーンははみ出し者的存在です。でも、そのはみ出し者ジャニーンの存在をオアシスのように感じてしまいます。

 

奇跡のようにアンジェラが元気に笑っていました。このことで何かが変わるでしょうか。それともただ神に感謝して、それで終わりになるんでしょうか。ここは、侍女側の立場で信仰の人リディアに行動してもらいたいです。おばは権限があるはずなので。

 

やはり、フレッドは器の小さい人間でしたね~。過去のシーンのフレッドは妻を支える夫に見えたのに…。セリーナはおとなしく“妻”に戻るでしょうかね?希望としては、闘うセリーナを見たいです。

 

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