Episode8 Point of Origin
【ざっくりあらすじ】
今回の対象者は、警察アカデミーの訓練生シルヴァ。リースが臨時教官としてアカデミーに入り、直接監視している。シルヴァは訓練の必要がないほどの能力を示し、クラスメートの反感を買っていた。ゴミ箱あさりまでしてクラスメートの情報を集めているシルヴァを見て、リースはシルヴァはスパイだと確信した。
潜入中の訓練生
リースはキャンベル医師のセラピーをすっぽかし、シルヴァの監視を続けていた。 シルヴァ尾行中のリースの前に、セラピーをさぼったリースを責めるキャンベル医師が現れた。
シルヴァから目が離せないリースは、キャンベルを連れたままシルヴァを尾行し、何者かに銃撃されたシルヴァを助けた。突然銃撃戦に巻き込まれ動揺するキャンベルをリースはタクシーに乗せ帰らせた。そして、シルヴァにクラスメートを探る理由を問いただした。
その頃、シルヴァと会っていた男の家を探っていたショウとファスコが、男の家からシルヴァが警官だという書類を見つけていた。シルヴァは内務調査局の警官だった。
シルヴァの経歴
シルヴァを襲撃したのは、ブラザーフッドだった。襲撃犯たちは以前ショウが拉致したミニに報告をし、新たな指示を受けている。リースに邪魔されシルヴァを殺せなかった手下をあっさり殺す指示を出したミニ。殺しの指示まで出したミニがブラザーフッドのボス“ドミニク”だと、ショウやフィンチはこの時初めて気が付いた。
リースはシルヴァをセーフハウスに連れて行き、内務調査局の潜入捜査官になったいきさつを聞いた。シルヴァは育った環境から自然にギャングに身を置いていたが、与えられたチャンスを生かし大学を卒業して警官になったのだ。シルヴァの経歴に目を止めた内務調査局のハワードは、潜入捜査官としてシルヴァをアカデミーに送り込んでいた。
そのハワードが自宅で射殺され、凶器や状況はシルヴァの犯行を示していた。シルヴァは嵌められたのだ。
スパイ逮捕と警察資料
シルヴァはアカデミー内のスパイがオルティスだと特定していた。 オルティスはドミニクの施設で働く叔父が逮捕され、叔父を助ける為に1度だけのつもりでドミニクの指示に従っていた。
オルティスはアカデミー校長のパソコンからファイルを盗みドミニクに手渡した。ドミニクの目的は、警察のネットワークに入る事だった。 オルティスの現在地をフィンチに教えられたリースは、シルヴァとベア連れて“スパニッシュ・ハーレムの廃校”へ向かった。そこはドミニクがオルティスにしばらく身を隠せと指示した場所だった。
ドミニクはトリタニオスというギャングを使い、オルティスを殺すつもりだ。リースたちはベアの嗅覚で、トリタニオスに殺されそうなオルティスを発見した。リースたちの登場で、トリタニオスはオルティスを殺せず、警報を鳴らし仲間を呼んだ。
リースはシルヴァとオルティス(ベアもいる)を連れて、フィンチの指示に従い脱出口を目指すが、そこはプールだった。リースはシルヴァに持たせていた手りゅう弾を使いプールの底に穴をあけ、地下道への道を作った。脱出口にはファスコとショウが待機し、オルティスは逮捕された。
リースはシルヴァに「君ならやっていける」と教官らしく励まし、シルヴァもリースの素性を詮索せずに去って行った。 ドミニクがオルティスに命じて盗んだファイルは、犯罪ネットワークの情報だった。ドミニクの狙いはイライアス。そして、次の対象者としてイライアスの名前が示された。
サマリタンに特定されたショウ
サマリタンはグライスが消した監視映像を復元し、粗い画像ながらグリアに「新たな標的」を知らせた。グリアはさっそくマルティーヌに画像の人物を捜すよう指示を出した。
マルティーヌは服役中のカティヤを脅迫し、カティヤの代役(ショウ)を窃盗団に紹介した人物が“ロミオ”だとつかんだ。ロミオのバーを訪ねたマルティーヌは、ロミオの腕を撃ちショウの正体を吐かせようとした。ロミオは出会い系アプリで知り合ったと言い、自分の携帯電話をマルティーヌに渡した。
サマリタンは画像を鮮明化し、ショウの居所を特定した。 デパートで仮の仕事中のショウをマルティーヌはついに見つけ出した。
おちゃのま感想
・・・と同時にショウの正体がサマリタンにバレる事態に。
シルヴァはリース顔負けの素質ある警官でした。
銃の腕前、正義感&度胸もあり、マシンチームに入ってくれれば・・・と思う人材です。
イライアスを敵視するドミニクの動きも活発化してきました。 ドミニクはすぐに手下を処分する(殺す)けれど、かなりの頭脳派の模様。目立つ行動をしていると思うこの人を、サマリタンが泳がせてる理由は不明です。