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アウトランダー 5 第10話「愛のために」【あらすじ感想】

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Outlander
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Episode10 Never My Love

【ざっくりあらすじ】シーズン最終話
クレアを拉致したのは、避妊の助言を新聞に載せた“ローリングズ医師”の正体はクレアだと気づいたライオネルだった。一方、石を通ったブリアナとロジャーたちは未来へは戻れず、石の前に居るイアンの前に現れた。

 

 

 

 

戦う理由

妻に対する当然の権利を“ローリングズ医師”が奪ったと考えるライオネルのクレアへの恨みは根深かった。ライオネルに屈しないクレアは空想の世界で自分を守る。未来の時代で家族と感謝祭を祝う幸せな空想はクレアを慰めるが、そこにブリアナたちはいない。

 

 

その頃、未来へ戻れなかったブリアナたちはイアンと共にリッジへ戻る途中で燃える十字架を確認する。燃える十字架はリッジの住人に決起を求めるジェイミーの合図だ。

 

 

リッジに戻り、クレアが拉致されたと知ったブリアナは一緒に戦うと主張するが、ジェイミーはブリアナに留守にするリッジを託す。「戦うべき時もある」と言うロジャーも隊に加わり、民兵には若すぎると言われたジョサイアも「奥様のため」と志願する。武装したジェイミーはリッジの仲間たちと共にクレア救出へ出発する。

 

 

 

未来から来た男

夜になり、木に繋がれたクレアのもとに忍び寄った男は「リンゴ・スターを知ってるか?」と唐突に質問する。“ドラマー”という答えに納得した男はドナーと名乗り、先住民の仲間と共に1968年から来たと明かす。ドナーはライオネルに屈しないクレアの様子から、自分と同じ未来人ではないかと疑っていたのだ。

 

 

ドナーは“カワウソの歯”の仲間だと気づいたクレアは、彼はモホーク族に殺されたと教え、一緒に逃げましょうと提案する。愕然とするドナーは未来へ戻りたいと言い、クレアは宝石もあるし、ストーンサークルの場所も知ってると訴える。しかし、ライオネルに声をかけられたドナーは立ち去り、その夜、クレアはライオネルを始めとする男たちにレイプされてしまった。

 

 

 

救出

衰弱したクレアを見つけたジェイミーはクレアの身に何が起きたのか悟る。クレアの姿にショックを受けたイアンやファーガスをはじめとするリッジの男たちは、医師としての誓いがあるクレアに代わり、捕らえたライオネル一味を殺した。首謀者のライオネルがまだ生きていると知ったジェイミーは尋問するためリッジへ連れ帰ると決めた。

 

 

リッジへ戻る途中、川で一息ついたクレアに、ジェイミーはライオネルに襲われたジョーディは亡くなったが、マーサリとお腹の赤ちゃんは無事だったと教える。クレアは自分を見捨てたドナーがどうなったのか気にするが、ジェイミーたちが殺した中にドナーらしき人物はいなかった。

 

 

 

穏やかな日常のために

リッジに戻ったクレアをブリアナやマーサリが出迎えた。クレアは襲った男たちの死を喜ぶ自分を嫌悪し、ジェイミーは怒りを抱え、はじめて人を殺したロジャーも苦悩する。一方、クレアの診察室に拘束されたライオネルは悪びれた様子もなく、当然のように慈悲を求め、兄が報復すると脅す。医師の誓いがあるクレアに人は殺せないと知っているマーサリは、家族全員を苦しめるライオネルを毒殺した。

 

 

ジェイミーはライオネルの遺体をブラウンズヴィルに届け、妻をさらって暴行したと説明する。ライオネルの兄リチャードは、遺体を運び、礼を尽くしたジェイミーに感謝する。ライオネルがまいた種だと納得したリチャードだったが、「俺もいずれお返ししよう」と背を向けたジェイミーに宣言した。

 

 

リッジに戻ったジェイミーはクレアに寄り添い、ふたりは穏やかな日常を慈しんだ。

 

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おちゃのま感想

4.0

 

シーズン最終話は“ローリングズ医師”がもたらした悲劇でした。前回、クレアが死ぬわけないって書いたけど、ちっとも大丈夫じゃなかった。ジェイミー、クレア、ブリアナの親子全員がレイプ被害者になったことに何か意図的な狙いがあるのかな。なければ作者がそういう流れを好んでるってことですよね~。人を所有物のように扱うライオネルを見ていると、現在も続く差別の根深さを痛感します。

 

このドラマではタイムトラベルの掟のようなものは描かれませんが、今回の“ローリングズ医師”の件は歴史の反発のようにも感じました。未来の知識や技術を用いて歴史を変えようとすると何らかのしっぺ返しを受ける…みたいな。先住民を救おうとしたカワウソの歯も同じ理由で殺されたのかな?、なんて想像してます。

 

ところで、ブリアナとロジャーは未来へ戻れませんでしたね~。未来を知らないジェミーの力がふたりより強かった…とか、そういうことなのかもしれません。今のクレアを置いて未来へ戻れないと思うので、ふたりは引き続きこの時代で暮らすことになりそうです。

 

さて、次シーズンは独立戦争を背景に描かれそうですね。ボストン茶会事件まで約1年です。ブラウン一族の報復、クレアを見捨てた未来人ドニーの行方、まだ何も語っていないイアン、一命をとりとめたジョカスタなどなど、気になることも盛りだくさん。現時点で製作が決まっているのは次のシーズン6までなので、もしかしてファイナルの可能性もありますよね。大いに期待して待ちたいと思います。
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