Episode3 Useful Occupations and Deceptions
【ざっくりあらすじ】
チャールズの反乱を阻止する為、ジェイミーは休む間もなく忙しい日々を送っていた。一方、クレアとマータフはジェイミーを手伝う事もできず、暇を持て余す日々だった。クレアからランダルが生きていると打ち明けられたマータフは、ジェイミーを守る為秘密にしようと言い、ふたりはジェイミーには知らせない事にした。クレアは生きがいを求め、アーンジュという慈善病院の手伝い始めた。ジェイミーはそんなクレアに対し不機嫌だった。
密かに準備を進めていたチャールズ
ジェイミーはチャールズとデュベルネを会わせないようにしていたが、業を煮やしたチャールズからデュベルネとの面談を早急にと催促されてしまった。
デュベルネと親交を深めているジェイミーは、フランスのルイ王は他国への融資に積極的でないと聞かされ安堵の表情を浮かべる。ジェイミーは、デュベルネに「故郷が消滅するかもしれない戦いには賛成ではない」と率直に話し、チャールズと会って欲しいと依頼した。
娼館でデュベルネと会ったチャールズは「資金はほぼ確保できた」と言い、ジェイミーとデュベルネを内心驚かせた。詳しい事は明かさないチャールズだが、貴族からの支援が集まっているというのだ。ジェイミーはデュベルネと目くばせし、チャールズに悟られないように話を合わせていた。チャールズがデュベルネに会った目的は、戦争に勝利したあかつきにフランスと同盟を結びたいと希望を伝える為だった。
チャールズの手紙
チャールズの秘密を探る為、ジェイミーは娼館で働く少年を使う事を思いつく。ファーガスという名の少年は、スリの達人だった。
ジェイミーの計画は、チャールズの手紙を盗み、それを書き写し、気づかれないうちに戻すというものだった。ファーガスが盗み、外で待機するマータフへ手渡す手順だ。屋敷では、ジェイミーとマータフが手紙を調べるが、重要そうな内容は見つからない。
多くの手紙の中にある楽譜にひっかかりを感じたジェイミーたち。イングランドから出されたその楽譜は、わざわざドイツ語で書かれている。ジェイミーはこの楽譜こそが鍵だと気が付いた。 ドイツ語と楽譜の読める人物という事で、マータフがジェイミーに教えたのはクレアが手伝っている病院の看護師長マザー・イルデガルドだった。
ジェイミーは教会で手伝いを続けているクレアを訪ね、イルデガルドに楽譜を読んで欲しいと依頼した。 イルデガルドは違法でもなく危険もないかと確認し、クレアの口添えもあり、楽譜を手に取った。楽譜の音符をオルガンで奏でたイルデガルドは、友人のバッハが時折送ってくる曲によく似ていると言う。クレアはバッハと聞いて驚きの表情だ。イルデガルドが言うには、この楽譜は転調しすぎている点が不自然だという事だった。
信書の差出人
ジェイミーは「転調」をもとに手紙を調べ、暗号を解いた。
それは「3人の協力者と交渉が成立した」と書かれた手紙だった。準備できている金額は4万ポンドと記されている。戦争には足りない額だが、チャールズが王とデュベルネの気を引くために誇張したのだろう。
最後の「S」の一文字が、送り主の署名で「サンドリンガム」のSだと気が付いたジェイミー。 ジェイミーはこれで道が見えたと喜び、久しぶりに笑顔を見せた。マータフはサンドリンガムからランダルが生きていると聞かされる前に、今打ち明けろとクレアに言う。しかし、クレアは嬉しそうなジェイミーを見ると、恐ろしい事実を告げる事ができなかった。
おちゃのま感想
暇だからって侍女に手を出さなくても・・・な、マータフでした。
チャールズの計画を阻止する為には、サンドリンガムに会う必要があるでしょうし、サンドリンガムに会えばランダルの事をジェイミーが知ることになるでしょうし・・・クレアどうする?な状況です。
フランクはランダルの直系なのかしら?と気になっていたのですが(シーズン1で描かれていたかどうか思い出せないっ)、弟アレックスと親しくなってるメアリーとの間に子供を作るって事なのですね。
家系図からするとメアリーとランダルが結婚をした事になっているけれど、どういう流れで今のメアリーとあのランダルが・・・と、全く想像もできない組み合わせ。アレックスというふたりを繋ぐ人物はいるけれど、お互いに惹かれあうタイプじゃないと思うんだけど。