Episode1〜8
この記事はわたしの感想を中心にまとめたものです。あらすじの詳細は、はぶいておりますので、ご了承下さい。
【ざっくりあらすじ】知らぬ間に宇宙船に乗っていたマックスのせいで、ハリーの帰郷はかなわなくなる。さらに、マックスが暴れたことで宇宙船は墜落し、墜落の衝撃からマックスを守ったハリーはエイリアンの記憶を失ってしまった。
【ざっくりあらすじ】知らぬ間に宇宙船に乗っていたマックスのせいで、ハリーの帰郷はかなわなくなる。さらに、マックスが暴れたことで宇宙船は墜落し、墜落の衝撃からマックスを守ったハリーはエイリアンの記憶を失ってしまった。
第1〜8話までに起きたこと
病院で保護されていたハリーはアスタに引き取られ、レストランの水槽にいる同胞のタコのおかげで記憶を取り戻す。墜落した宇宙船をサバイバルキット(エイリアンボール)に変えたハリーは、これまでのように人間ハリーの姿で生活を続けるが、サムを殺していた人間ハリーの人生はやっかいなものだった。
一方、サム殺しの真犯人はハリー(人間)だと特定した保安官マイク&リヴはハリー(エイリアン)をマークし、ハリーの秘密を知ってしまう。正体がバレたハリーはふたりの記憶を書き換えて身を守るが、記憶の欠落に気づいたリヴはエイリアンの存在を信じるようになる。
人間らしい感情を抱くようになったハリーの孤独は募り、唯一の友人であるアスタに執着してゆく。そんな中、故郷の言語で送られた信号を受信したハリーはアスタとともにNYを訪れる。故郷の言語で描かれた壁画から信号の送信者ゴリアテの居場所を特定するが、半年前に死んだゴリアテは化石になっていた。ハリーと同じようにエイリアンの仲間に会いたいと願いながらも人間化したゴリアテがハリーを呼んだ理由は、地球人の女性との間に授かった“卵”を人間の感情を持つハリーに託すためだった。
サムと人間ハリーが関わっていたガルヴァン・パウエル・グループやマカリスターの手下に襲われながらも、ゴリアテが産んだ卵を自宅へ持ち帰ったハリーは生まれた赤ちゃんエイリアンからメッセージを受け取る。死を悟ったゴリアテは、我が子の中にメッセージを隠していたのだ。ゴリアテがハリーを呼んだもうひとつの目的は、人類抹殺計画が中止になったと教えるためだった。故郷の仲間が地球を諦めた理由は、侵略を目論む別の種族がすでに地球にいるからだった。
おちゃのま感想
自分のことを『Law & Order』の刑事だと思い込むハリーがツボにはまったところから始まったシーズン2。主人公ハリーだけでなく、ハリーを取り巻くペイシェンスの住人たちの背景も掘り下げられ、物語がぐっと濃くなった印象です。
サイドストーリーで描かれてる住人たちの物語でダントツ良かったのは、嫌なヤツだと思っていた保安官マイクの心の傷でした。マイクが愛犬を溺愛する理由も、部下であるリヴと距離を置く理由も、すべて兄弟同然の相棒を亡くしたからだったんですね。ようやくリヴを認めたマイクと、マイクのことを気遣うリヴ。共通点ゼロに思えるふたりですが、相性はバッチリ。凸凹コンビの名物保安官になって、ドラマを盛り上げてほしいです。そのリヴですが、エイリアン探しに取り憑かれそうですね。優秀なリヴなので、そのうちハリーの正体に気づくでしょうかね?
マイクへの印象が良い方向へと変わった一方で、好感度ダダ下がりは町長ベンです。温和で親しみやすい人だと思ってたけど、アクが強い人でした。思い込みが激しいうえ融通が利かず、見栄っ張りだと判明。妊娠が判明した妻ケイトや、思わずキスしてしまったダーシーとの関係が気になるところです。
さて、ハリーの人類抹殺の任務はなくなったわけですが、むしろ問題は増えてしまいました。赤ちゃんエイリアンに翻弄されるハリーを楽しみたいですが、周囲は敵だらけ。アスタが撃った男のこともあるし、問題山積みです。ところで、サイコパスな眼力で存在感抜群だったキャスパー(マカリスターの手下)は死んだってことでしょうか?生き延びてるとは思えないけど、あまりにあっけなかったので逆に気になる〜(~_~;)