MANIFEST/マニフェスト 3 第10話「コンパス・キャリブレーション」【あらすじ感想】

アンチの男

今日中に自首するようサンビに念押ししたミカエラは、爆破予告があった事件現場へ向かう。爆破予告はいたずらだと判明し、署へ戻ったミカエラを現場で出会ったバルが訪ねてくる。「爆破予告で足止めしている間に元夫のコディが息子ロビンを誘拐した」と訴えるバルによると、ロビンの身が危ないと思い込んでいるコディは828便を敵視する妄想に取りつかれている。

かつてベンともめたアンチのコディを知っているミカエラはバルの説明に納得し、ジャレッドと共に潰れたコディの修理工場を訪ねる。工場には、拘束したコディを殴り倒したベンがいた。呼びかけが示したアストリッドを訪ねたベンは、不安障害を抱えるアストリッドを励ましながら呼びかけに従わせ、コディの修理工場に行き着いたのだ。

ミカエラに促されたアストリッドが語る呼びかけの断片を聞いたコディは困惑し、ロビンの居場所を教える。アストリッドと共に梁の下敷きになっていたロビンを救出したミカエラは、接近禁止命令を破ったうえ、コディを病院送りにしたベンを逮捕した。

エウレカと地震

エウレカの実験が地震を引き起こし、ジーク、グリフィン、売人3人組の奇跡が起きた場所の中心点に火山に見られる亀裂が現れる。実験は危険だと直感するサンビだが、バンスは828便の真相に迫っている実験の中止を認めない。

実験中止を却下されたサンビは協力者のトロイたちと共にエウレカから流木を盗み出し、溶岩が見える亀裂に流木を投げ入れた。謎の地震活動は終わり、噴火していたカルのスノードームも元に戻った。

アンジェリーナと守護天使

アンジェリーナとの間に何があったか話さないまま、オリーブはリーバイの家に泊まり続けている。アンジェリーナを気の毒に思う一方で、グレースはエデンに執着するアンジェリーナに不審を抱くようになる。

共感能力のあるジークに「エデンとアンジェリーナは心から愛し合ってる」と教えられたグレースが安堵する中、アンジェリーナが家に火をつける騒動を起こす。ジークが怯えるエデンの感情を察知したおかげで大事にはならなかったが、悪びれもせずに「エデンは私を守れるって証明した」と主張するアンジェリーナをグレースは許さなかった。