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ニュー・アムステルダム 2 第7話「闘士たち」【あらすじ感想】

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New Amsterdam
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Episode7 Good Soldiers

【ざっくりあらすじ】
10年前の腫瘍摘出手術で下肢が麻痺になったエリザベスは、受診が遅れた自分を責め続けていた。その手術で埋め込んだ金属プレートがズレたことで再手術になり、麻痺の原因は手術ミスだと判明する。金属プレートは手術ミスを隠すためのものだったのだ。

 

 

 

 

10年前の手術ミス

10年前の手術記録には「腫瘍を摘出するため、やむなく脊椎を切除し、補強のためプレートを固定した」とあるが、プレートのせいで再手術するまでミスが発覚しなかったのだ。執刀医のトールマンは2011年に病院を去っており、その手術に当時インターンだったハートマンが参加していたと知ったマックスは冷静でいられない。ジョージアを助けられなかったハートマンにわだかまりがあるマックスは「嘘をついたな」と問い詰めるが、ハートマンは「院長のフルトンに報告した」と説明する。

 

 

フルトンが隠ぺいしたと知ったマックスは、理事長のブラントリーと共にフルトンを訪ねる。フルトンを尊敬していたマックスは落胆を隠せず、トールマンの医師免許をはく奪しなかったフルトンを批判する。トールマンは病院を転々と渡り歩き、今も医師を続けているのだ。「エリザベスには申し訳ないと思うが、私の判断のおかげで多くの医師と自分を守った」と主張するフルトンは、リーダーが自問すべきことは“病院を守るために良心を捨てられるか”だと持論を押し付ける。

 

 

真実を知らされたエリザベスは「この病院を徹底的に訴えてやる」と憤る。表ざたになる前に先手を打つべきと考えるブラントリーは小切手を準備するが、マックスが考える唯一の方法はトールマンの件を公表し再発を防ぐことだった。

 

 

 

元兵士の痛み

治療を終えたアフガニスタンからの帰還兵ネイサンを気づかうカプールは、元軍人たちが参加するフロムのPTSD支援グループを紹介する。

 

 

ネイサンが心の丈を吐き出せないと知ったフロムは朗読劇を取り入れ、題材に『軍における忠誠や許しを描いた戯曲』を選ぶ。その内容が『上官に見捨てられた兵士の物語』と知ったカプールはネイサンの過去の苦しみがよみがえってしまうと心配する。ネイサンに与えられた“軍に捨てられた負傷兵”役は、ネイサンそのものなのだ。

 

 

即席ステージも作り、観客も集まる中、ネイサンは「辛すぎてできない」と動揺する。そんなネイサンを見たカプールは代役を引き受け、セラピーの仲間たちに「インド第4歩兵師団にいた」と自己紹介する。ネイサンのために思いを込めるカプールのセリフは、ネイサンだけでなく、カプールが語らなかった過去を知ったフロムの心に響いた。

 

 

 

父という存在

レイノルズが手術した少女マケイラの心臓が肥大した原因は、白血病のせいだとわかる。珍しい血液型のマケイラは母のトロンブリーと適合しなかった。骨髄移植のドナーが見つかるまでかなり待つことになると説明されたトロンブリーは、死んだと話したマケイラの父親は生きていると打ち明ける。

 

 

娘に父の存在を知らせていないトロンブリーの事情を察したレイノルズは、代わりに父親のベルに連絡を取る。「娘さんの命はあなたにかかってる」というレイノルズのメッセージを聞いたベルは病院に駆けつけ、娘のドナーになった。

 

 

マケイラとは小さい頃の会ったきりというベルに自分の父が重なるレイノルズは、ひっそりと立ち去ったベルに落胆する。しかし、来てくれたことに意味を感じているトロンブリーの満足した姿を見たレイノルズは、自分の結婚式に父を呼ぶと決める。

 

 

 

仲間の助け

次の治療に進めることになったローレンは、新たな主治医ハンドリーから2度目の手術について説明を受ける。ハンドリーに「薬をのまない選択肢はない」と断言されたローレンは困惑し、断薬の監視役であるヘレンに報告する。ヘレンは薬の管理を引き受けるが、依存者の実態を知っているローレンは依存症の集会で顔を合わせたリーゴンを頼る。

 

 

ヘレンが手配したお掃除サービスを追い返したマックスは、部屋に知らない人をいれたくないと説明する。マックスの言い訳を信じたヘレンは病院の仲間たちに声をかけ、掃除道具持参でマックス宅を訪ねる。心配してくれる仲間たちの思いを受け入れたマックスは、ジョージアの思い出と暮らす部屋に友人たちを招き入れた。

 

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おちゃのま感想

3.5

 

手術ミスで下肢が麻痺しただけでも受け入れがたいことだと思うのに、隠ぺいされてたと知ったエリザベスさんの心情を想像すると、何をもってしても償えない気がします。マックスは公表することが唯一の方法と言ってましたが、この件のその後は描いてくれるでしょうか?

 

今回はカプールに感情を揺さぶられました。カプールがロハンに厳しく接していた理由は、軍での経験が理由なのかも。カプールにとって、ロハンの生き方は甘く見えるのかもしれません。エラが孫を身ごもったことを率直に喜ぶカプールには、複雑な感情以上に大切なものがあるんだろうなと、しみじみしております。

 

さて、ローレンとリーゴンの縁は切れそうにありませんね~。ローレンの試練は続きます。
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