Episode11 Pressure Drop
熱波に襲われるNYで暮らすマックスは、エコ自慢しながらも冷房なしではいられない。義母グウェンに「あなたも自分の快適さは譲れないわよね」と皮肉られたマックスは、温暖化との闘いを決意する。
マックスの温暖化対策
毎日大量に出るゴミ対策から手を付けたマックスは、患者に触れることが少ない放射線科で使うゴム手袋を制限するが、パンデミック下での感染対策を重視するヘレンがもとに戻す。
ヘレンに「気候変動と闘うなら菜食主義者になれば?」と指摘されたマックスは病院食から“赤い肉”を排除する。マックスの改革を応援していたフロムは“赤い肉”排除に反対し、さらに、ローレンはキャパ限界のERに対処しないマックスに激怒する。マックスが考えた改善策は、蛍光灯をLEDに替えることだったのだ。
毎日フル稼働の病院で変化を起こすのに“いい時期”などなく、途方に暮れるマックスは、孫の顔を見るため嫌いな運動を我慢して続けているスタッフにヒントを得る。これまでの日常を崩すことなく変化を起こす考えは間違っていたと悟ったマックスは、全員で不愉快な変化を受け入れる方針に変える。間違いなく不愉快で不便な変化をみんなで我慢して頑張る新たなプロジェクトに、マックスは“最後のチャンス”と名付けた。
それぞれ
ミナには助けが必要だと気づいたヘレンはセラピーを予約するが、ミナは馴染みがあるイスラム文化センターに癒やしを求める。ミナを尊重しつつも納得していなかったヘレンは、信仰に救われたというシスターを診察したことで、ミナの世界に歩み寄る努力を始める。
1週間の休暇をとり、レイラと過ごしたローレンは、あふれかえる患者に対処できない。ヘレンに「休暇の間にあなたはヤワになった」と指摘されたローレンは自宅へ戻り、レイラに別れを切り出す。あなたのことを考える余裕はないと言うローレンに思わず笑ったレイラは、仕事とプライベートのバランスについて説明する。
夫マーティンに接触したチャンスと会ったフロムは「君はもう僕の患者じゃない」と言い聞かせるが、「先生が必要」と訴えるチャンスは聞く耳を持たない。フロムに「これ以上続けたら警察に通報する」と警告されても諦めないチャンスは、フロムの娘サミーラに接触する。
おちゃのま感想
今回は地球温暖化対策に取り組むマックスでしたが、これは難しい問題です。快適さを手放してより良い未来のために今を我慢する・・・分かっていても簡単にできることではありません。しかも、パンデミックは終わってないし、本当に難しい。
今回の改革も継続し続けることに意味があるものだけど、ドラマの流れとしては問題提起したという形で終わるのかな。そこは残念に思える部分でもあります。ところで、使用済みのゴム手袋を海に捨ててるの?それこそ大問題に思えるのだけど・・・。
難しい問題はさておき、フロムに執着してるチャンスの目的は治療を受けることなのでしょうかね?それとも、家族のように受け入れてもらうことなのかな。ストーカー化してるチャンスを追い詰めたくないだろうけど、子供にまで接触したとなると通報するしかないような気がします。通報した場合のチャンスの反応も怖いケド。
どーでも良いことなんですが、アグネスのメイクがチト濃くなってない?(・・;