Episode9 Unexpected
【ざっくりあらすじ】
看護師たちがストライキを始め、ERは人手不足。自ら救急車を呼び搬送されてきた女性は、しきりに自分のバックパックを気にしていた。女性はTCが離れた隙に病院から出て行き、受付にバックパックを見つけた代替看護師はバッグを渡す為女性を追いかけた。
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↓ネタバレを含みます↓
診療メモ:高校サッカー選手のローレン
看護師がERを出たところでバックパックが爆発し、看護師は死亡した。
テロの可能性を考えたトファーは、避難よりERに留まる決断を下した。
爆弾が爆発したとき、近くにいた高校生のローレンが大怪我を負った。ローレンはケニーがトレーナーをしている高校サッカーのスターで、この日は肺炎の検査を受けさせるためケニーが病院へ呼んでいた。
閉鎖したため手術室への移動はできず、ローレンの手術はERで行うしかない。ストライキ中で病院外にいた看護師たちも中へ入れず、人手の足りない状況で手術することになった。ケニーは責任を感じ、自分のケガの治療もせずに手術に付き添った。
ローレンは足の切断を免れたが、状態は安定せず高熱が続いている。レントゲンを確認したクレメンスは、ローレンの肺に腫瘍を発見した。
意識の戻ったローレンは、ケニーから「腫瘍は全て切除でき、化学療法で元気になれる」と説明を受けた。しかし、以前のようにサッカーはできない。涙を浮かべ謝るケニーに、ローレンは「実はサッカーは嫌いなの」と打ち明けた。ケニーは、ローレンなら新たな奨学金が取れると励まし、ローレンも「爆弾とガンを生き延びたんだから、断れるわけないよね」と笑顔になった。
診療メモ:炭疽菌
関係をもってしまったポールとシャノンは気まずい様子で、爆発でガラス片が刺さった男性患者のネヴィルを担当した。
ふたりの処置を受けていたネヴィルはアルツハイマーのような症状を示し、突然貼ったばかりのガーゼをはがした。傷口を見たポールとシャノンは炭疽菌だと顔色を変えた。
爆弾には炭疽菌が仕込まれていたことが判明し、患者の移動を始めようとしていたトファーは再びERを閉鎖した。最初からERを閉鎖していたおかげで被害は拡大しなかった。対処も除染もすぐにでき、トファーの決断に反対していたドリューはトファーに謝罪した。
犯人の動機
犯人の女性が病院前のトラックで見つかった。SWATの指示に従わなかった女性は撃たれ、TCは痛みを与え他に爆弾がないか確認した。
ERへ運ばれた女性はTCとジョーダンが治療した。TCは様子がおかしかったのに見抜けなかったと自分を責め、ジョーダンはそんなTCを慰めた。女性に「当然の報い」と言われたTCは、病院を狙った動機を聞き出すためにも女性の命を助けなければと懸命だった。
犯人の名前がキャサリン・サンティアゴだと聞いたジョーダンは、半年ほど前に担当した患者だと思い出した。それはジョーダンが居留地へ行く前夜に診た患者だった。
ひき逃げで夫と子供を亡くし、ジョーダンの処置でひとりだけ助かったキャサリンは、ひき逃げ犯ではなく自分を助けたジョーダンへの復讐を誓ったのだ。死なせて欲しかったのにと憎しみをジョーダンにぶつけるキャサリンは、処置したばかりのドレーンを引き抜き、そのまま助からなかった。
その後のこと
ブリアナ(事故で里親が死亡し、ドリューと知り合ったた少女)は肺移植が必要な状態だった。
ドリューは「毎日全国のドナーリストをチェックする」とブリアナを励ますが、肺移植について本を読んだブリアナは厳しい現実を受け入れていた。
看護師たちの昇給の要求は通ったが、そもそも長引いたのは保険会社による買収が進んでいるためだった。保険会社はERの売却を望んでいた。
このドラマは軍との繋がりが特徴だけど、戦地ではなく病院に爆弾が・・・。
犠牲になった人の好さそうなヘルプの看護師くんの死を悼む暇もない展開でした。
(なにやら、展開が『グレアナ』っぽくなってきた)
どうでも良い感じなんですが、ポールとシャノンは友情を選ぶことに。
なにそれ・・・( `ー´)ノ