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ニュー・アムステルダム4 第1〜10話までの感想【ネタバレあり】

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New Amsterdam
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Episode1〜10

ざっくりあらすじ

ついに結ばれたマックスとヘレン。しかし、姪のミナに付き添いロンドンに帰省したヘレンはNYを引き上げると決めており、マックスは娘のルナを連れてロンドンへの移住を決断する。

病院の仲間たちはようやく結ばれたマックスとヘレンを祝福する一方で、ふたりが病院を去ることにショックを受ける。さらに悪いニュースは続き、マックスの後任として呼ばれたヴェロニカはマックスとは真逆の利益追求型の医療ディレクターだった。

マックスの患者第一主義を覆すヴェロニカの改革にスタッフたちは困惑する。ヴェロニカの横暴な改革はマックスの仲間たちにも及び、チャンスの事件から立ち直れず患者の診察をやめたフロムは診察を強要され、多額の寄付で恋人レイラを研修にねじ込んだローレンには暗に脅迫されてしまう。レイノルズに至っては、ヴェロニカの大型人員削減プランで解雇された上司(レイノルズが付き合い始めた人妻マルヴォの夫)の後任に抜擢され、マルヴォとの関係が悪化する。

マックスとヘレンがロンドンへ出発する日、ニューアムステルダム病院では院内感染が発生する。幼い頃、ニューアムステルダム病院で発生した院内感染で姉を亡くしたマックスは旅立つことができず、ヘレンとともに患者と病院のために尽力する。

おちゃのま感想

すでにアメリカではファイナルシーズンの放送も終わっていることもあり、海外ドラマの情報サイトをチェックしている中で(否応なく)これから起こる大まかな展開も知ってしまったこともあり(涙)・・・そんなこんなで、新鮮な気持ちで視聴することが難しくなったので感想のみの記事にすることにしました。

感想は、まずヘレンから。ヘレンがロンドンに戻ると決めたのは、そこが自分のいるべき場所だと気づいたからでしょうかね。唐突な印象は否めませんが、刺激的なNYでキャリアを積みながらも富や名声に執着しないヘレンだからこその選択に思え、そこがヘレンの良さなんだと納得してます。なので、これは仕方ないことなのかな。・・・残念な展開だけど。

一方、そんなヘレンの意思を尊重し、人生を変える決断をしたマックスには驚きでした。マックスの大胆な決断はサプライズな展開でしたが、愛する人を失いたくないというマックスの思いは想像以上に大きなものなんですよね。過去を振り返ると、ドラマスタート時のマックスは、ニューアムステルダム病院の医療ディレクターの仕事を引き受けたことでジョージアとの夫婦関係が悪化してましたものね。

ひとつの街のような大規模公立病院であるニューアムステルダム病院の医療ディレクターという職にやりがいを感じていたマックスが遠距離恋愛ではなく、潔くロンドン移住を決めたことに感動すらしましたが、悪夢のようなヴェロニカ登場で、マックス(とヘレン)は仲間や患者を見捨てるような状況になってしまいました。マックスは後ろ髪を引かれながらの旅立ちに思えるけど、ヘレンのほうはそうでもなさそうなのが気になります。それだけ、ヘレンのロンドンへ戻るという思いは揺るぎないものなんでしょうね。たとえマックスがNYに残るという選択をしたとしても。

さて、マックス&ヘレン以外のキャラたちは、それぞれ問題を抱えてる状況は変わりないものの、ちょっとずつ前へ進んでるのかな?レイノルズとローレンは引き続き恋愛がらみの問題ですが、注目はわたしのお気に入りキャラのフロム先生です。強引なヴェロニカの命令で患者さんの診察に戻ったけど、自身の心をケアしないと・・・。それをよくわかってるのはフロム先生自身だと思うだけに心配な流れです。

このままだとニューアムステルダム病院はすっかり変わってしまうことになってしまうので、ヴェロニカ路線からマックス路線へ軌道修正されるのだと思います。そうでなければ、これまで紡いできたニューアムステルダムの物語が台無しになってしまうもの。そうすると、マックスとヘレンの関係が・・・(涙)というところで、後半へ続きます。

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