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ニュー・アムステルダム 2 第18話「限られた時間で」【あらすじ感想】

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New Amsterdam
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Episode18 A Matter of Seconds

【ざっくりあらすじ】シーズン最終話
人手が足りず、予定より早く勤務することになった新任の外傷外科医カシアン・シンは「診察はするが、治療する患者は選ぶ」というポリシーを曲げず、マックスにシンのサポートを頼まれたヘレンは唖然とする。一方、立ち上がるのに苦労している少年リアムを見かけたマックスは、両親に“念のため”の検査を勧める。

 

 

 

 

新任外傷外科医

混雑するERを見てもシャワーや昼寝にこだわるシンが理解できないヘレンは「今だけでも協力して」と声を荒らげる。そんな中、自家製ビールの発酵中に爆発が起き、重傷を負った患者が搬送されてくる。

 

 

やっと始動したシンは、消毒中で使用できない手術室に代わり、救急車の車内で手術を始める。ガラス片だけでなく、X線に写らない木片を確実に除去するため、シンは救急車に装備されている紫外線灯を利用する。シンの手術を手伝ったヘレンは、臨機応変に対処したシンを見直すが、ベストな状態で患者を救うにはシャワーや昼寝が必要だと言うシンの主義には同意できない。

 

 

 

難病の少年

マックスの勧めで検査を受けたリアムは、急速に進行するデュシェンヌ型筋ジストロフィーだと判明する。現在この病気の治療法はなく、恐らく20代で最期を迎えるでしょうと説明された両親は愕然とする。

 

 

リアムに適合する治験を探したマックスは、バプテスト病院のショロキアン医師を訪ねる。狭き門の治験にリアムをねじ込むつもりのマックスの思惑を察したショロキアンは「申請がオンライン限定なのは誰かを優遇しないため」と説明する。諦めないマックスは「お宅の病院は感染率を下げるためうちに患者を送っている」と暗に脅し、特例を認めさせるが、リアムは体力テストの基準をクリアできなかった。

 

 

マックスは、家族で過ごす時間が少し稼げそうなシアトルの治験を紹介する。治験で効果を得られるのは1度限りと教えられた両親は、よりよい治験を待つか、時間稼ぎの治験を受けるかで意見が分かれる。今を大切に過ごすと結論を出した両親は、いい治験が見つかるのを待つという希望を失っていない。そんなふたりに、マックスは「いつでも相談にのる」と約束した。

 

 

 

フロムの精神鑑定

フロムは元妻のエリーに銃所持禁止を要請されたフィリップの精神鑑定をすることになった。離婚前、泊まっていた妹宅から深夜に帰宅したエリーを侵入者と思い込んだフィリップは、銃を向けてしまったのだ。納得していないフィリップに「銃を持たないなら、中立的な立場ではない」と指摘されたフロムは、偏見で目が曇っていたのではないかと自問する。

 

 

疎遠になった父に8歳の時もらったクリケット銃の話をしたフロムは「きちんと管理しているなら銃の保有に異論はない」と、自身の考えを示す。やっと態度を和らげたフィリップは「侵入者が妻だと気づいた時、少しの間、彼女に照準を合わせていた」と打ち明ける。フィリップがそうした理由は、離婚で感じた無力さを分からせたかったからだった。

 

 

鑑定を終えたフロムは「フィリップは自分にも他人にも害を与える可能性はない」と法廷で証言した。「どうせ無駄だとわかってた」と落胆するエリーは、すでに銃を買い求めていた。

 

 

 

ERの混乱

足場が崩壊した建設現場から搬送された患者が次々と徐脈になる中、ヘレンが腫瘍科から運んだ患者も徐脈になる。さらに、シンが治療中の自動車事故で搬送された患者の心拍も急に落ち、共通点はオートインジェクターで投与したモルヒネだと判明する。

 

 

すぐにモルヒネのシリンジを検査に回すが、結果を待てないローレンが中身をなめて確認したことでこぼれた薬剤の量を見たヘレンは、分量が多いと気づく。患者に不要な手術をせずに済んだシンは、「製造元にリコールさせなきゃ」と言うヘレンに感心する。

 

 

事務仕事を手伝うと約束したマックスに断りのメッセージを送ったヘレンはシンと帰り、その日が誕生日でないローレンは母とERの仲間たちに誕生日のサプライズをされた。娘の誕生日を覚えてない母に呆れながらも、ローレンはバースデーケーキを楽しんだ。

 

 

 

家族ごっこ

アリス親子との“家族ごっこ”に満足していたマックスは、見知らぬ夫婦に「完璧な家族」と言われたことで、互いの娘たちもそう思っていることに気づく。「家族ごっこは楽しかったけれど、娘たちにはよくない」と切り出したマックスにアリスも同意し、ふたりは“家族ごっこ”を終わらせた。

 

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おちゃのま感想

3.0

 

シーズン最終話はパンデミックの現実に配慮し、急遽内容を変更してお届けするというマックス役のライアン・エッゴールドのメッセージから始まりました。おそらく、撮影済みの映像をもとにして作られたと思うのですが、ひとつの物語としてうまくまとめられていました。

 

前回のレイノルズが病院を去るエピソードがシーズン最終話でもよかったかなとも感じますが、新キャラのシン医師の紹介と、マックスとアリスの関係の行方は、ここで描いておきたかったということでしょうかね~。ということは、ダニエル・デイ・キムはレギュラーなの?『グッド・ドクター』を見ているわたしとしては違和感アリアリです。(そっちでも医者の役なので)

 

やはりマックスとアリスはお別れすることになってしまいました。痛みを共感できるアリスは、マックスにとって大切な存在だったはずです。ふたりが友人のままでいれば問題なかったんでしょうね~。これもマックスが妻の死を乗り越えてゆく過程なんだと思うけど、切ないです。

 

さて、シーズン3のアメリカでの放送開始日も発表されました(3月から)。日本での放送は先になりますが、楽しみに待つとしましょう。
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