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ニュー・アムステルダム 2 第16話「私が見たもの」【あらすじ感想】

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New Amsterdam
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Episode16 Perspectives

【ざっくりあらすじ】
戸惑いながらも、マックスとアリスが友達の一線を越えた翌朝、訴状が届けられる。4週間前、ERへ搬送されたのち死亡した白人国家主義者のテロ犯ジョージ・ホイットニーの家族が、治療にかかわったマックス、ローレン、レイノルズを訴えたのだ。

 

 

 

 

レイノルズの後悔

注目を集める大金がかかった争いに臨む法務部のイーヴィーは、医師たちの証言録取を始める。祭りでボツリヌス菌をばら撒いたホイットニーが悪化したのは持病のせいだったが、イーヴィーはリスクの高い術式を選んだレイノルズに厳しい質問をしなければならない。

 

 

「術式を決定したのは、彼が白人国家主義者のテロ犯だと知った後か?」という質問にレイノルズは答えず、イーヴィーは手術の助手を務めたノッティンガムを呼ぶ。「オフレコだから、遠慮しないで真実を話して」と促されたノッティンガムは、レイノルズが術式を決めたのはホイットニーがテロ犯だとわかる前だと証言する。

 

 

ローレンとマックスの録取も終えたイーヴィーは、ホイットニーの死は3人の責任ではないと結論を出す。理事長のブラントリーは安堵するが、イーヴィーは「裁判になれば相手の弁護士の餌食になる」と説明し、示談を勧めた。

 

 

レイノルズがイーヴィーの質問に答えなかった理由は、自分を恥じていたからだった。ホイットニーが犯人だと気づいていたレイノルズは、部下たちの前で患者を罵ってしまったのだ。レイノルズは偏見のない医者になろうと決めた目標を守れなかった自分を責め、イーヴィーは「毎日、実践してる」と励ました。

 

 

 

不登校の原因

学校が抜き打ちで行った銃乱射への対応訓練で、実際に銃乱射事件に巻き込まれた被害者と同じPTSDに苦しむダニカを診察したフロムは校長に会いに行く。生徒だけでなく両親や教師にも知らせず訓練を実施した校長は「訓練は生徒の命を守るため」と説明するが、予算のない学校にカウンセラーはおらず、生徒の心のケアまで配慮していなかった。

 

 

生徒たちのセラピーを引き受けたフロムはゲーム感覚で子供たちの本音を引き出し、生徒全員が何らからのトラウマを抱えているとわかる。「怖いと思うのは変じゃない」と教えるフロムは、誰かと話して恐怖を消化しようと助言する。

 

 

改めてダニカと向き合ったフロムは「大人が問題を解決できず、君たち子供に対処させてる」と謝罪し、恐怖を声にすることで、また安心して暮らせるようになると保証した。

 

 

 

ヘレンの作戦

カストロの不正の証拠をつかんだものの、数億ドルの資金提供をふいにしたくないヘレンは、“病院のミスは公表する方針”のマックスに相談できない。密かに治験を潰すと決めたヘレンは、患者に投与される薬をすべて治験薬に取り換えるが、すぐにカストロに気づかれてしまう。

 

 

不正を認めつつも、治験は中止しないと言い張るカストロに業を煮やしたヘレンはマックスに報告しようとする。しかし、証言録取の席で、イーヴィーに医療ディレクターと医師を兼任する問題点を指摘されたマックスは思い悩んでおり、ヘレンは自分で対処すると決める。

 

 

マックスを救ったカストロの研究を認めているヘレンは「罰を逃れさせてあげる」ともちかけ、資金の提供機関がデータの改ざんに気づく前に治験のやり直しをしたほうがいいと勧める。研究を手放せない野心家のカストロはヘレンの提案を受け入れ、「部長を任され集中をそがれたせいで、治験に失敗した」という理由で退職を申し出た。

 

 

カストロの辞意に不自然さを感じるマックスは、ヘレンに事情を聞く。なぜ共同責任者にした?と問いかけられたヘレンは「あなたのため」と答え、よくやく真実を知ったマックスは言葉にできない思いを飲み込んだ。

 

 

 

踏み出す勇気

証言録取で記憶のあいまいさを自覚したローレンはカプールに相談する。「君に心配はないが、お母さんは一生忘れたままかもしれない」と教えられたローレンは、母への怒りが収まらない。「過去に縛られるのはやめては?」とケイシーに助言されたローレンは母を呼び出し、ふたりで新しい思い出を作ってみない?と提案する。

 

 

エラがペットとして選んだ黒猫は、カプールにとって不運の象徴だった。黒猫に不安を感じるカプールだが、その猫のおかげでエラの不安は緩和されている。強迫性障害のエラがいつも感じているストレスを身をもって理解したカプールは、黒猫を受け入れた。

 

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おちゃのま感想

3.5

 

同じ痛みを持つアリスと前へ進み始めたマックスですが、心の中にはヘレンがいるってことでしょうかね~。ジョージア健在のシーズン1から、マックスとヘレンの関係は思わせぶりな雰囲気で描かれてますよね。よけいなお世話だとわかっておりますが、ふたりには親友のままでいてほしいものです。

 

厳しく追及するイーヴィーとレイノルズの間に亀裂が入ってしまうの?と、やきもきしましたが、そうはならずでした。今シーズン出番の少ないイーヴィーですが、このエピソードは見せ場が多く、花道を飾った印象です。これでお別れなのかな?

 

そしてカストロもここで退場ですかね~。ヘレンを煩わせたカストロがいなくなっても、懲罰として降格したヘレンが部長復帰というのは難しいので、新たな上司が登場するのかな?
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