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ハンドメイズ・テイル/侍女の物語 2 第6話「流された血」【あらすじ感想】

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The Handmaid’s Tale

 

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Episode6 First Blood

【ざっくりあらすじ】
オブフレッドを診察した医師は「自然に治る」とセリーナに説明した。赤ちゃんは家庭内の空気を感じ取ると医師に言われたセリーナはオブフレッドを気遣い、自分の寝室で休ませることにした。

 

 

ふたりの母親

セリーナはオブフレッドに寄り添う努力を始めた。寝苦しそうなオブフレッドのために“妊婦用の抱き枕”を探してみると話し、「命を宿すのはどんな気分?」と率直な質問をした。オブフレッドもセリーナに歩み寄り、セリーナに自分のお腹を触らせた。赤ん坊の動きを掌で感じたセリーナは「奇跡ね」と感動し、主に感謝した。

 

 

妻仲間に協力を求めたセリーナは、オブフレッドのために侍女たちを屋敷に招いた。セリーナは侍女たちをオブフレッドの“友達”としてもてなし、リタの手料理をふるまった。しかし、居心地悪そうな侍女たちとの会話は弾まない。「お腹の赤ちゃんが起きたみたい」というオブフレッドの周りに侍女たちは集まり、輪に入れないセリーナはその場を去るしかなかった。

 

 

次にセリーナはオブフレッドに子供部屋を見せた。「最高の母親になるつもりだと知ってほしい」と話すセリーナに、オブフレッドは同じ“母親”として「ハンナに会いたい」と訴えた。「数分でいい」と懇願するオブフレッドに、「絶対に無理」と答えたセリーナは元の部屋へ戻るよう命令した。

 

 

セリーナとオブフレッドがハンナのことで衝突したと知った司令官は「采配は妻に任せていたが、出番が来たようだ」と、深夜のオブフレッドの部屋を訪ねた。「何かあったら(妻と侍女の)間に入ってください」とリディアに言われていた司令官は、オブフレッドにハンナの写真を贈った。オブフレッドは涙を流し喜び、司令官は「君が恋しい」とキスをした。司令官のキスを受け止めながら、オブフレッドは「お腹の子が心配」とやんわり拒絶した。

 

 

 

ニックの妻

ニックの妻イーデンは、まだ15歳の少女だ。ニックはイーデンに触れようとせず、そのことはイーデンを傷つけ、悩ませた。思い悩むイーデンと話したオブフレッドは「ニックに時間をあげて」と取りなすが、この国の信徒であるイーデンにとって、結婚は“神の務め”を行うためのものだ。イーデンは「ニックは“性の反逆者”かもしれない」と疑い始めていた。「絶対そんなことはない」と静かに否定したオブフレッドは、ニックはすばらしい父親になるはずと断言した。

 

 

オブフレッドは「処刑される前にイーデンと寝て」とニックに言うが、ニックは“ジューン”を愛している。「愛している」と告げたニックに、オブフレッドは「奥さんに言って」と返事した。覚悟を決めたニックは妻とともに祈りを捧げ、ベッドを共にした。

 

 

 

式典の計画

ウォーターフォードの指揮で新たに建てられた侍女のセンター『ラケルとレアのセンター』の完成式典に、全地区の司令官が集まった。

 

 

式典に出席するプライスを待っていたニックは「ウォーターフォードに耐えられない」と訴え、異動を願い出た。「侍女を頼みます」と言うニックに、プライスは「わかった」と応じた。

 

 

式典が始まった。壇上に立ったウォーターフォードは侍女を「神のしもべ」と称えるが、その侍女たちは建物の外で待機させられている。ウォーターフォードのスピーチが続く中、オブグレンが会場に侵入した。外にいる侍女たちに手に持つモノを見せると同時にオブグレンは壇上をめがけ走り始めた。外にいた侍女たちが逃げる背後で、激しい爆発が起きた。

 

 

 

ギレアド思想の原点

以前の世界で、大学の講演会に招かれ緊張気味のセリーナを、フレッドは「僕らの思想を世間に知らしめる」と励ました。しかし、会場で待っていた学生たちは激しくセリーナを批判し、安全のためという理由で講演会は中止になった。

 

 

諦めかけたセリーナを群集の前に押し出したのはフレッドだった。「屈っしてはダメだ」と背中を押されたセリーナは、ブーイングの嵐に負けることなく「人類の未来が私たちにかかっている」と訴えた。健康な赤ん坊の出生率が1年で61%減った現実を、「私たち全員の問題」というセリーナの言葉は反響を呼んだ。

 

 

セリーナが狙撃され、フレッドは妻を表舞台に立たせたことを悔やんだ。弱気になったフレッドを、今度はセリーナが叱責した。「男らしくして」と責められたフレッドは、自らの手で“正義の裁き”という名の処刑を行った。

 

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おちゃのま感想 ★★★★

オブグレンが自爆・・・?
どうやって侍女が爆弾を入手できたの~?
ジャニーンへの処刑拒否は別として、侍女という制度を受け入れていたはずのオブグレンはメーデーの一員だった・・・とか、そういうことなのでしょうか。

この爆破で多くの司令官が犠牲になったと思うけど、壇上にいたウォーターフォードは助かるんでしょうね~。そして、ウォーターフォードをマークしていたプライスは犠牲になった可能性大ですよね。そうすると、後ろ盾を失ったニックは厳しい立場になってしまいます。

 

今回は前の世界でのセリーナとフレッドの様子が描かれました。ギレアド思想の発案者はセリーナとフレッドということなのかな?セリーナの背景は原作とは違う設定なので、興味深いポイントです。

 

自分の意見を持っていたセリーナは今の世界に満足してるんでしょうか。思い描いたとおりの世界になったのかな。

 

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