Episode6 Nurses’ Day
【ざっくりあらすじ】
ベルも参加するポーカーの席で、賭ける金がなくなった整形外科のマッギルはケインに煽られ“最高額のプラチナ”保険に加入する70歳の患者ホレス・ダドリーを賭ける。ゲームに勝ち、ホレスを手に入れたケインは、全米初となる手術を計画する。
賭けの賞品
「私なら完全に不調を治せます」と患者のホレスに豪語したケインは、ベルに手術の説明をする。「奇跡を起こす」と断言するケインの前例のない人工背骨の手術計画を聞いたベルは、許可する前に海外のデータを求めた。
一方、ホレスの主治医のヴォスは激怒する。ベルに抗議してもらちが明かず、身体マヒや死を招きうる手術をやめさせたいヴォスは「ポーカーの賞品にされた」とホレスに教えるが、これまでもヴォスの勧める理学療法を拒み、勝手に手術を受けているホレスは気にしなかった。
手術後、息ができないと訴えたホレスが急変し、ケインを待てないニックは気管切開でホレスを助ける。一命をとりとめたホレスのもとに駆け付けたヴォスは、電話もメールも無視するケインに代わりホレスを手術室へ運ぶ。ベルも加わった手術で、ケインが使用した人工椎間板のインプラントが不良品だと判明した。
ケインは患者の命を救ったヴォスに感謝するどころか、無断で俺の患者を手術したと憤る。そんな腹黒いケインとの戦い方を考えたヴォスは、膨大な利益をもたらす総合的な脊椎治療の外科センターを作る計画を持ちかけた。
オースティンの実母
オースティンは実の両親とのランチに臨む。実父のラマーが「お前を産まない決断だってできた」と無神経な言い訳をする一方で、医師でもある実母のボニーはオースティンを手放した事情を率直に打ち明ける。交際3週間でラマーの子を妊娠したボニーは親になる自信も覚悟もなく、医学の道を優先するためオースティンを手放したのだ。「当時、アフリカ系の女医はゼロに等しく、使命に従い自分の実力を証明した」と説明されたオースティンは、診療所でレイシーという子供を診察しているミーナのもとへボニーを連れていく。
レイシーを診たボニーは何気ない会話から診断を下し、不安そうな母親を励ました。診察を見学するミーナは「いい人そう」と感想を漏らし、“いい医師”だと納得したオースティンは実母へ対するわだかまりを解いた。
アーヴィングとジェシカ
コンラッドとニックの家で仲間たちとのゲームを楽しんだアーヴィングは、交際中のジェシカとの同棲を思いつく。しかし、過去に2人と同棲したことがあるジェシカは「同棲は向かない」と断った。自信を無くしたアーヴィングは、妻の愛を信じ切れず、骨が粉々になるかもしれない無謀な減量で騎手を続けていたジョンジーを診察したことで、「愛する人を信じなきゃ」と悟る。
一方、その日、疲弊した看護師の代わりを引き受けたジェシカは、帰宅途中に激しい睡魔に襲われ、居眠り運転をしてしまう。儲け主義のレッドロックの経営になり、看護師は激務を強いられているのだ。
開示されないデータ
コンラッドとニックが申請したヘモプリアチンのデータは、“処理中”という理由で開示されない。患者のカルテを見せてくれる柔軟な医師を探すニックは腫瘍内科で研修したデヴォンにあたるが、デヴォンは「僕は不正をする医師にはならない」と断った。
危機感を抱くふたりは、担当医にヘモプリアチンの変更を提案してみるが、勘で変更はできないと断られる。ヘモプリアチンの使用は前経営陣の時からと説明する医師が見せた患者リストには、コンラッドの父マーシャルの名前がある。すぐに父を病院へ呼んだコンラッドは検査で安全を確かめた。
突然の検査の理由はヘモプリアチンで、その薬のせいでジェシーが死んだかもしれないと説明されたマーシャルは「力を貸す」と請け合った。患者のデータすら閲覧できないと嘆くコンラッドを連れてDCへ飛んだマーシャルは、全米の腎臓病患者の5割を扱う透析設置会社ダイアキュアのCEOジム・デローチにコンラッドを紹介する。あっさりデータの提供に応じたデローチは、見返りにチャスティンでの独占契約を求めた。
おちゃのま感想
ジェシカさんが妙に目立ってるわと思っていたら、とんでもないことになってしまいました。ジェシカ大丈夫かな~。これって労災ですよね~。ダブルシフトが当たり前って言ってたけど、ダブルシフト明けに次の勤務が始まったりしないの?チャスティンには労組のようなものはないんでしょうかね。
さて、ヴォスが立ち上がりましたよ~。どんな作戦でケインを追い詰めるんでしょうね。男前なヴォス姐さんに期待してますが、レッドロックに守られるケインと戦うのは簡単じゃないですよね。それにしても、実験的な手術をした患者の急変を無視したケインは大問題だと思うんだけど。ベルは追求しないよね~( 一一)
久しぶりのマーシャルが元気そうでよかったです。けど、あのCEOうさんくさ~い。