Episode2 Reset
【ざっくりあらすじ】
エミリーが生きていたことでハーロウの殺人罪の判決は無効となり、誘拐容疑での裁判のやり直しが決まった。釈放されたハーロウは、カメラの前で「我々をひどい目に遭わせたのは同じ人物だ」とエミリーに語りかけた。
現れた目撃者
エミリー誘拐事件をFBIと連携し捜査するボストン市警のトミー・ギブス刑事のもとに「誘拐は狂言だ」と訴える女性が現れた。女性はケリー・プライスと名乗り、2週間前男と言い争うエミリーを見たと証言した。数枚の写真の中から、ケリーが選んだエミリーの口論の相手はセメロフだった。
目撃者が現れたことでエミリーの聴取が行われることになった。ニックはエミリーのために弁護士を呼び、聴取はFBIのラドフォード(ニックの上司)と市警のトミーが担当した。聴取の席でエミリーは初めてセメロフの遺体が見つかったことを知った。
ラドフォードは、セメロフの遺体が死後2週間経っていたこと、遺体の爪からエミリーのDNAが検出されことをエミリーに教えた。トミーは率直に「奴を殺したのか」と質問するが、そもそも記憶のないエミリーに答えることはできない。
殺人だけでなく誘拐についても疑われたエミリーは「自分で水槽に入ったと言いたいの?」と反論するが、水槽はタイマーで開くよう設定されていたとラドフォードは指摘した。
汚職捜査官の存在
ニックは目撃者として名乗り出たケリーの経歴が完璧なことに不自然さを感じ、ケリーを尾行し指紋を入手した。案の定ケリーは偽名だった。ケリーの素性はレジーナ・タルボットというロシアン・マフィアと通じる資金洗浄屋だと判明した。
レジーナの取引相手の中に“花屋”を見つけたニックは、相棒を連れて花屋のジョナサン・クーパーのもとへ向かった。FBIと聞いたとたんクーパーは銃で抵抗し逃げ出した。ニックは相棒と手分けし、クーパーを追い詰めた。ニックに銃を突き付けられたクーパーは、レジーナはセメロフだけでなくFBI内部の汚職捜査官とも通じていると教えた。
目撃者のレジーナがセメロフと通じ、FBI内の汚職捜査官とも繋がっているというニックの報告に、エミリーは納得した。セメロフを捜査していたエミリーは、どんな捜査でも必ずセメロフに先回りされることに疑問を感じ、調べ始めた矢先誘拐されたのだ。
ニックとエミリーは、まず支局内の汚職捜査官を突き止めることで意見が一致した。
ハーロウとエミリー
ハーロウの釈放はエミリーに怒りと不安を与え、エミリーは自制できずハーロウの自宅に侵入した。ハーロウが誘拐に関わっていると確信しているエミリーは「からくりを知りたい」とハーロウに訴えるが、ハーロウは「証拠は挙がらない」と余裕だった。
不法侵入したエミリーは市警のトミーに逮捕されたが、ハーロウが訴えなかったため解放された。エミリーを迎えに来たニックは目撃者の裏をとらなかったトミーに「仕事しろ」と怒鳴り、無謀な行動をしたエミリーにも怒った。
トミーが調べると、ニックが指摘した通り目撃者の“ケリー”ことレジーナは姿を消していた。悔やむトミーに傷害事件の緊急通報が入った。ハーロウの住所だと気づいたトミーが駆け付けると、すでに鑑識が捜査を始め、プールにはハーロウの死体が浮いていた。
複雑な家族
全てを失ったエミリーの望みはフリンと会うことだけだったが、エミリーの生還で生活が変わったアリスはそれさえも受け入れがたいことだった。そして、フリンも突然戻ったママの存在に戸惑い、エミリーと過ごす時間をゲームで潰している。
エミリーをジャックの部屋へ送り、遅く帰ったニックをアリスは責めた。「外に誰かいた」というアリスの言葉をニックは受け流し、事件が解決すれば元通り暮らせるとなだめた。しかし、それがニックの嘘だとアリスは知っている。「元には戻れない」と断言するアリスに、ニックは返事ができなかった。
おちゃのま感想 ★★★★
えー!…な展開です( ゚Д゚)
FBI内に汚職捜査官が存在するとわかると同時にハーロウ退場。
ハーロウは連続殺人犯だけど、エミリー誘拐とは無関係なんでしょうか。エミリーを誘拐して、ハーロウに何か利点があったのかな~と疑問です。
FBIの汚職捜査官が事件の黒幕っぽくなってきましたが、エミリーを6年も生かした理由がわかりません。ハーロウが犯人ということで事件は解決してたけど、エミリーの存在は危険ですよね~。
全員怪しい雰囲気を醸し出してますが、ニックとトミーは事件と無関係と思っていいでしょうかね~。ニックが黒だというのは嫌だし、トミーは部外者なので。
事件とは別に、ニックは家庭でもストレス過多ですね。アリスのフラストレーション爆発は近いかも~。