Major Crimes
Episode3 Sanctuary City: Part 3
【ざっくりあらすじ】
ジョナス神父を国外へ異動させた教会とロス市警の関係は悪化した。ジョナスの異動先はメキシコと教えたスタン神父は、それ以上は話せないと口を閉ざした。そんな中、重犯課には休暇を切り上げたフリオが復帰した。
教会との対立
メイソンのオフィスを訪れたカルフーン司教は「無断で聖職者や職員に接触せぬよう」と通告し、警察の職務は愛される神父を追うことではなく少年たちを見つけることだと批判した。ジョナスの居場所を隠すカルフーンは、引き渡しの要求を示唆したシャロンにジョナスが二重国籍だと教えた。
業を煮やしたメイソンはマスコミを利用し、記者のナンシーに「少年たちと特に親しかった神父は国内で転任を繰り返し、昨日メキシコへ異動になった」とリークした。ジョナスを調べたナンシーは「“容疑者の神父”が複数の生徒の母親と関係を持っていた」と暴露した。
ケリーの証言
バズが調べた『純血種の国家』の動画から、マービン・ギャレットが登録していない消炎器を扱う映像が見つかった。シャロンはFBIに協力を求め、『コンプライアンス・チェック』としてマービンの自宅を捜索した。しかし、本棚の裏に隠された銃保管庫を発見したものの、少年たちに繋がるものは見つからなかった。
未登録の銃の所持で逮捕された父とは別に事情を聴かれたケリーはルーカスの恋人だと認め、行方不明のルーカスたちを心配している。ケリーの話から、ルーカスは父マテオが依存症になったことで自分を責め、ライアンはジョナス神父にカミングアウトしていたことがわかった。郊外学習を抜け出した3人が向かった先をケリーは知らなかったが、3人はどこかで自撮りする計画で、「誰もが憧れることを3人でやる」と話していたことがわかる。3人は郊外学習が終わる前に戻るつもりだったのだ。
捜査のゆくえ
シャロンはスタン神父に告解し、捜査するうえでウソをつき、神様との関係や教会や神父さまに疑いを抱いたと懺悔した。教会はジョナスに許しを与えたと話すスタン神父は、少年たちが失踪した校外学習にジョナスが付き添わなかった理由は、別の教会で葬儀を執り行っていたためだと教えた。
先週、ジョナスが身寄りのない不法移民6人を埋葬したと知ったシャロンは遺体の掘り起こしを決め、教会側は裁判所命令で警察を墓地から締め出した。そんな中、場所がわからなかったマービンの秘密射撃場をバズが特定した。シャロンはマービンの隠れ家の捜索を指示するが、そこに少年たちがいたという証拠はなく、見つかった物は白人至上主義に関するものばかりだった。
詳細を明かさずメキシコへ向かったFBIがライアンとミゲルを保護した映像がニュースで流れた。情報を共有しなかったFBIに、メイソンもシャロンも激怒した。部下をマービンの隠れ家に送ったシャロンの怒りはすさまじく、激昂したシャロンはそのまま倒れてしまった。前日の夜、シャロンの体調を心配するラスティは「母さんが1日休んでも重犯課は大丈夫」と休養を勧めていたが、シャロンは行方不明の2人を見つけることを優先したのだった。
ラスティー
ラスティはストローの関係者の死亡調書をバズに取り寄せてもらった。調書によると、自殺が1件、残りは事故として処理されていた。事故の内容は溺死、感電死、車の単独事故、滑落死、と共通点はなかったが、ラスティーはすべての死にストローが関係していると確信していた。
おちゃのま感想 ★★★★
休もうよ･･･（涙）
強引に出勤を止めなかったラスティも、気づかなかった周囲の人々も辛い気持ちになるのは必至です。
重犯課のトップがブレンダからシャロンに代わり、これまで「ブレンダがいたらな～」なんて思ったことはなかったのですが、今回の事件ばかりは神様とのしがらみのないブレンダだったら･･･と考えてしまいます。そういえば、カルフーンは『クローザー』でブレンダと対決してました。（というか、あしらわれてた）
ケリーの話からすると、少年3人はすぐに戻るつもりだったのでルーカスはインスリンを置いていってしまったんですね。なので、失踪したのは計画外のことで、途中で誰かに拉致された･･･ということなのかな。ミゲルとライアンが見つかったので、次回は大きく前進しそうです。メキシコに居た理由は、やはりジョナスを頼っていたのでしょうか。
少年失踪事件も今回で3話目なので、犯人もしくは関与した人物はこれまでの登場人物の中にいると考えたいです。長丁場の事件になると、真相に対する期待値も大きくなるので、満足できる結末が用意されてますようにと祈る気持ちになってます。
ともあれ、フリオが復帰してよかったです。