Episode6 Fire & Brimstone
『ガードナー・コレクション』捜しを命じるアイスクリームに銃で脅されても、チームは毅然とした態度で拒否する。一方、マデリンの代理で支局に現れたシャーリーは「24時間以内にスーザン・シャーを副大統領候補から外せ」とワイツに迫る。
ガードナー・コレクション
アイスクリームが手配した携帯のせいで、アイスランドの隠れ家をマデリンに攻撃されたチームは「取引は無効だ」と主張するが、ロシア系マフィアの用心棒イリヤに借金があるアイスクリームは『ガードナー・コレクション』が必要だった。
脅しても応じないチームを動かすため、アイスクリームはマデリンが利用している完璧に暗号化されるメッセージアプリ“ビーコナー”のバックドアへのアクセスツールを渡すと持ち掛ける。アイスクリームは“ビーコナー”の開発者なのだ。
マデリンの通信を傍受できるチャンスを逃せないチームは、不本意ながらもアイスクリームと手を組んだ。『ガードナー・コレクション』に詳しいリッチとアイスクリームは、現在コレクションを所持しているのは元殺し屋の美術修復家アーヴィング・サットンと見当をつける。イタリアのアーヴィング宅に不法侵入したジェーンとウェラーは図らずもアーヴィングを殺してしまい、情報を得ることもできなかった。
謎解きゲーム
アーヴィングは自分が死んだ後に公開されるよう、『ガードナー・コレクション』を捜す謎解きビデオをダーク・ウェブのサイトに仕込んでいた。手の込んだ謎解きと、見せかけの手がかりで惑わすアーヴィングの手法から、パターソンは「捜すこと自体が手がかりかもしれない」と思いつく。案の定、アーヴィングのサイトに設置されている検索バーを使うと、次の手がかりにつながる大量の計算式が現れる。
アイスクリームのチームも協力し計算式をこなすが、次の手がかかりは見つからない。「死後の宝探しなら、普通は地図を残すだろ」と言うリッチの嘆きを聞いたアイスクリームは“CAD”のデータだとひらめき、次に調べる場所はアイルランドにある聖フローレンス修道院だと判明する。
アイルランドの修道院に潜入したリッチとパターソンは、アーヴィングが修道院で修復していた絵を手がかりに謎解きを続け、ついにコレクションを見つける。しかし、同じくコレクションを捜していたイリヤが現れ、パターソンは作品のすべてを渡してしまう。
イリヤを追いかけようとするリッチを止めたパターソンは、額縁の細工の中に本物の絵画を発見する。イリヤが現れる直前、額縁の細工に気づいたパターソンは、アーヴィングなら本物の絵画を隠すはずと確信していたのだ。
新たなメッセージ
その後、警察と撃ち合いになっても降伏しなかったイリアは死亡し、絵画はアイスクリームの手元に残ることになった。アイスクリームが有名になることを望んでいると知っているチームは、コレクションを返せば有名人になれると煽り、アイスクリームは「有名人になれるなら正しいことをする」と決める。
“ビーコナー”のバックドアにつながるキーを手に入れたチームは、タトゥーのヒントを送ってくる人物からの新たなメッセージを見つける。今日アップされたばかりの意味不明な学術論文を解読すると、ZIPの化学式が現れた。
追いつめられるワイツ
シャーリーに脅されたワイツは「チームを助けるための“大きな作戦の一部”」と嘘をつき、アフリーンを利用する。ワイツの不可解な指示を訝しみながらも、アフリーンは指示された通りに送金処理をする。
スーザンの不正送金をでっちあげたワイツは、その証拠をネタにスーザンをおとしめるつもりだったが、ワイツと再会したスーザンはヘルシンキでテロを防ぐためスピーチを長引かせたワイツへの尊敬と信頼を示す。人格者だと称えられたワイツはスーザンを罠にはめることができず、シャーリーが代わりにリークした。
不正送金の件で不倫を疑った夫がスーザンを殺したと知ったワイツは愕然とする。言い逃れするワイツに憤るアフリーンは「怖くてもスーザンのために行動を起こすべき」と指摘した。
おちゃのま感想
アイスクリームのめんどくさい件は、マデリンへの反撃の糸口になりそうです。アイスクリームもリッチ同様、根っからの悪人というわけじゃなったんですね。いそいそと差し入れしたり、謎解きに参加するあたりに人間味を感じました。このままチームに協力してくれるといいのに・・・。
ワイツの方はかなり追い詰められてますね~。ワイツに騙されたアフリーンもマデリンに脅迫ネタをつかまれたようなものなので、あの強い信念を持つアフリーンが標的にされないかと、ますます心配。
今シーズンは通算100話目が最終エピソードということもあり、11話の構成なので、ここから後半戦!そろそろスカっとする反撃をお願いしたいです。