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ハンドメイズ・テイル/侍女の物語 2 第7話「その後」【あらすじ感想】

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The Handmaid’s Tale

 

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Episode7 After

【ざっくりあらすじ】
オブグレンが起こした爆弾事件で、司令官26名、侍女31名が犠牲になった。喪服に着替えた侍女とおばは、守護者に監視される中、亡くなった侍女たちに別れを告げた。死んでもなお侍女は“侍女”として扱われ、本当の名で埋葬されることはない。

 

 

爆弾事件の余波

軽症だったクッシングとパットナムが、重傷を負ったウォーターフォードのもとへやってきた。夫につきっきりのセリーナを気遣ったふたりは「プライス司令官が神のもとに帰った」と知らせ、ちょうど病室にいたニックはショックを隠した。プライスの後任に決まったクッシングは「この攻撃に関与した者を残らず捜し出し、必ず裁きを下す」と、ウォーターフォードに約束した。

 

 

クッシングは、容赦ない捜査を開始した。“目”の手入れが入った家には、罪人とみなされた人の遺体が吊るされた。オブフレッドを訪ねたクッシングは「未来の子供たちのために反乱分子を見つけ出さねばならない」と切り出した。オブグレンについてオブフレッドが知っていることは何もなく、オブフレッドは嘘をつく必要もない。しかし、「君の“逃亡”を手助けした者を教えてくれ」と言うクッシングの質問はオブフレッドをひるませた。クッシングは、オブフレッドの“誘拐”にウォーターフォードがかかわっていると疑っている。オブフレッドは「無理やり誘拐された」と嘘を繰り返し、誘拐犯も見てないと説明した。

 

 

執拗なクッシングからオブフレッドを解放したのは、外での騒動だった。市場へ行こうとしていた女中を止めた守護者が、通行証を見せるためバッグに手を入れた女中を殺したのだ。

 

 

 

敵と味方

病院から戻ったセリーナは、オブフレッド相手に珍しく昔の話をした。前からクッシングと夫婦ぐるみの付き合いをしているセリーナは「当時から彼は尊大だった」と言い、今の地位は柄でもないと批判した。

 

 

セリーナのクッシングへの感情を知ったオブフレッドは、クッシングが“誘拐”の話を信じてないと報告した。フレッドがクッシングを阻止するとオブフレッドに話したものの、セリーナは自ら動く決心をした。ニックに逮捕状の請求手続きを教わったセリーナは「テロリストと共謀し、国の転覆を謀った」として、偽造した“ウォーターフォード”のサインでクッシングの逮捕を指示したのだ。再びウォーターフォード家を訪れたクッシングは、パットナムに逮捕された。

 

 

クッシングを排除したセリーナは、新たな“治安維持命令”を作成した。入室禁止の司令官の書斎に呼ばれたオブフレッドはセリーナの真意がわからず戸惑った。司令官の指示かというオブフレッドの質問には答えず、セリーナは「そろそろ日常を取り戻さないと」と同意を求め、元編集者のオブフレッドに草稿の校正を頼んだ。セリーナは満足そうに司令官の椅子に座り、女性は持つことができないペンを要求したオブフレッドはセリーナの原稿と向き合った。

 

 

 

私の名前

ニックの妻イーデンと買い物に出かけたオブフレッドは、いつもの店で突然ジャニーンに抱きしめられた。再び侍女の衣装を着たジャニーンは「爆弾事件で侍女が減ったから呼び戻された」と嬉しそうに話した。「神は私たちふたりのことを見ていてくれた」とジャニーンが指した先には、エミリーがいた。

 

 

目立たないようにエミリーに近づいたオブフレッドは「エミリー」と呼びかけた。再会の喜びをかみしめながら、オブフレッドはあの日伝えられなかった自分の名前は“ジューン”だとエミリーに教えた。そして、近くにいた顔なじみの侍女にも「私の名は“ジューン”」と名乗り、相手も恐る恐る“ブリアナ”と名乗った。ブリアナからアルマ、そしてドロレスと、仲間に本名を告げる侍女たちの囁きの輪は静かに広まった。

 

 

 

リトルアメリカ

モイラは戦争前にギレアドに捕まった婚約者のオデットの消息を確認する決心をした。オデットは代理出産をしたモイラの主治医だった。25万ドルで代理母を引き受けたモイラは、ジューンに支えられ無事赤ん坊を出産した。赤ん坊は両親とともにイギリスへ渡り、主治医と患者の関係でなくなったモイラとオデットは恋に落ちた。

 

 

分厚い身元不明者のファイルを何冊も調べ、モイラがオデットの最期の姿を見つけた頃、リトルアメリカでギレアドの爆弾事件の犠牲者の身元が公表された。事件を起こしたオブグレンの本名は『リリー・フラー』だった。ルークと公表の場に出席したモイラは、その後追悼広場にオデットの写真を飾った。

 

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おちゃのま感想 ★★★★

想像以上にフレッドは重症でした。
そして、プライスはやはり亡くなってました。プライスが政府内で何をしようとしているのか興味をもっていたので、非常に残念です。

 

クッシングのおかげで・・・というべきか、敵の敵は味方の図式で、ジューンとセリーナが手を組む形になりました。これは予想できない展開でした~。ウォーターフォード家はセリーナを中心に動き始めた印象です。このことを回復したフレッドがどう受け取るかが問題ですよね~。司令官として妻の手腕を喜べるでしょか。

 

コロニーから侍女に復帰したエミリーとジャニーンに「良かったね」と言えるのかどうか・・・。ふたりの表情を見ると、コロニーより侍女のほうがマシってことなんですよね。しかし、侍女の役割は司令官の子供を産むことのはず。政府はふたりにそれが可能だと判断したってことなんですね~。

 

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