当ブログはコピペ防止の措置をとっています。予めご了承ください。
記事内に広告が含まれています

エレメンタリー 6 第16話「不気味の谷の目撃者」【あらすじ感想】

この記事は約5分で読めます。

 

Elementary

 

スポンサーリンク

Episode16  Uncanny Valley of the Dolls

【ざっくりあらすじ】
『パーフェクト・メイト・ロボティックス』の社員、ブルース・デラモアが自宅で射殺された。警察無線で事件を知ったシャーロックは自ら現場へ駆けつけた。殺人の目撃者は、本物の恋愛感を出すため相手の好き嫌いや会話内容を記憶する『スカイラー』だった。

 

 

人形の顔

スカイラーを観察したシャーロックは顔のリアルさに気が付いた。ヒット商品であるスカイラーの顔を設計したのは、3D印刷の責任者のブルースだ。ブルースは別れた恋人の顔を無断でスカイラーのモデルにしていたのだ。

 

 

2日前、ブルースと言い争う姿を目撃されている元恋人に疑いがかかる。しかし、元恋人には人形製造を差し止めるため弁護士と会っていたというアリバイがあった。元恋人がブルース宅を訪れた理由は製造の中止を頼むためだ。何か気づいた点はなかったかと聞かれた元恋人は、ブルースの部屋にプリオラ・ホテルの予約確認書が落ちていたことを思い出した。

 

 

 

リークされた研究

殺害された日、ブルースはプリオラ・ホテルで“SFにおける科学”について発表していたコワルスキーに執拗にからんでいたと判明した。コワルスキーの発表を台無しにしたブルースは、“テレポート装置の資料”を奪って逃げていた。“テレポート装置の資料”は、匿名メールで接触されたコワルスキーが1000ドルで購入したものだ。

 

 

シャーロックの知り合いの3D印刷の権威ジーグラー博士によると、コワルスキーが1000ドルで入手した設計書は信ぴょう性があるものだった。スイスに住むジーグラー博士との実験から、シャーロックはこの装置を応用すれば兵器にもなり得ると気が付いた。コワルスキーに資料を売った謎のリーク犯は国の安全を脅かしたことになるのだ。

 

 

 

スカイラーの記憶

ブルースの経歴書を調べたジョーンは、博士号を取った研究内容に触れてないことに着目した。ブルースが所属していた『生命情報学の研究室』の指導教官は退職していたが、研究仲間3人はまだ大学に残っていた。秘密保持契約で縛られている彼らの口は重かった。しかし、リークされた資料を見せると、仲間のひとりグウェンは捜査に協力した。グウェンの案内で向かった資料の保管倉庫のドアはこじ開けられており、リーク犯を特定することはできなかった。

 

 

一方、退職した指導教官のフカタを訪ねたシャーロックは、軍がフカタを連れ去ったと判断した。以前、事件で知り合ったアルヴェロ大将(シーズン6第6話「この指とまれ」)の協力で聴取したフカタは、研究を自分ひとりの功績にしたと打ち明けた。『発明機密法』により、フカタの特許は機密扱いだが、技術を認められたフカタは陸軍研究所の誘いを受けたのだ。

 

 

機密法のせいで大学に苦情すら言えなかったブルース含む4人は、何か月もの間怒りのメールや脅迫電話をフカタにかけていた。しかし、今回のリークで権利を主張できるようになるのだ。コワルスキーの発表でリークを知ったブルースが殺されたことから、ジョーンは学生の1人が単独でリークしたと推理した。

 

 

容疑者になった学生3人の中から、犯人を特定したのはスカイラーだった。ブルースに関するスカイラーのメモリの中に好みに合わない曲が1つあり、その曲がデータに追加されたのはブルース殺害時刻だった。聞こえた曲をすべて記録するスカイラーは犯人の着信音を記録したのだ。その着信音の携帯の持ち主は、捜査に協力したグウェンだった。

 

 

 

過去の恨み

保安局に必要な修士号取得を目指すベルに思わぬ壁が立ちふさがった。犯罪統計学のベインズ教授は、シャーロックへの恨みでベルの受講を認めないのだ。

 

 

ベルのため、謝罪するつもりでベインズを訪ねたシャーロックは、恨まれている理由はロンドン警視庁時代の議員毒殺事件を解決したためだと教えられた。先にシャーロックが事件を解決したせいで出世の道が閉ざされたと逆恨みしているベインズは、ベルへの嫌がらせをやめるつもりはない。

 

 

シャーロックは、ベインズの望む“出世”を用意した。復讐に固執するベインズに、シャーロックは「何としてもベルを邪魔するなら敵とみなす」と宣言した。

 

 

ベインズの件は片付いたとベルに報告したシャーロックは「講義の履修登録を済ませた」と付け加えた。

 

スポンサーリンク

 

おちゃのま感想

4.0

目を輝かせながら現場へ駆けつけたシャーロックが目に浮かぶような事件の始まりでした。監督はシャーロック役のジョニー・リー・ミラー( Jonny Lee Miller)さん。小難しい背景が徐々に明かされる展開や、ロンドン時代から長年シャーロックを恨んでいたベインズなど、『エレメンタリー』らしいエピソードでした。

 

シャーロックの人としての成長を思うと、NYへ来て大正解ってことですよね。NYで知り合った人たちがいなければ今のシャーロックはいなかったんですよね~。そういう点を演じてるジョニーも伝えたかったのかな?と想像を膨らませています。スカイラーを使っていたずらを仕掛けるシャーロックとベルは楽しそうでした。その後のグレグソンへのいたずらも見たかったな~(〃艸〃)

 

ちなみに、ブルースの元恋人(スカイラーの顔!)は、『ラストシップ』でカーラを演じるマリッサ・ネイトリング(Marissa Neitling)さんでした。

 

スポンサーリンク
テキストのコピーはできません。