Episode4 Skin Deep
【ざっくりあらすじ】
シャロン親子と暮らすためにフリンが見つけた掘り出し物件のプールで、不動産業者のヘザーの遺体が見つかった。刺激的な方法で営業をしていたヘザーは、あらゆる整形手術を受けている女性だった。
事件メモ
ヘザーは後頭部を重くて平らな物で殴られ、気絶した状態でプールへ落とされ死亡していた。検視の結果、ヘザーは合法の美容整形だけでなく、闇医者の手術も受けていることがわかった。
ヘザーの手術を行っていた闇医者のユーは、ヘザーに脅され毎週処置をしていたと話した。ユーのもとにあったヘザーのカルテには、緊急連絡先としてふたりの男性の名前が記入されている。間柄はいずれも“恋人”だった。
ヘザーの恋人のひとりグレイグ・コンリーは、ヘザーに全てを奪われたと言い、ヘザーの死を喜んでいた。コンリーは、ヘザーとの間にできた子供と離れるのが嫌で昇進話を断り、そのことで降格していた。コンリーが養育費を2か月支払えなかった時点で、ヘザーは子供の父親ではないとコンリーに告げ、コンリーから子供を奪ったのだ。そのとき実父確定検査を行ったのは、ヘザーが脅迫していたユー医師だった。
もうひとりの恋人は歯科医のドナルド・アーウィンだ。アーウィンもヘザーに養育費を支払っていたが、親権は放棄するという。アーウィンの話から、ヘザーの両親が親権を求めヘザーと争っていたことがわかった。
シャロンたちがヘザーの両親を訪ねると、ふたりは孫を連れてキャンピングカーで逃げようとしているところだった。これまで孫を育ててきた両親は娘のヘザーを詐欺師と呼び、孫の父親が現れることを恐れていた。シャロンは、孫を手放したくなければここを離れないでとふたりに釘を刺した。
ヘザーを殴った凶器が庭のキッチンに置いてあるグリルプレスだと判明し、歯科医が使う高級洗浄液が検出された。そして、タイミングよくヘザーの携帯にアーウィンの妻から電話がかかり、ヘザーがアーウィンの妻に接触していたことがわかった。
事件の日、アーウィンがヘザーの居場所を調べた履歴がアーウィンのパソコンに残されていた。取り調べを行うシャロンとプロベンザは「故意に殺したとは思っていない」と言い、アーウィンから自供を引き出した。ヘザーをプールに落としたことについては「助けようとした」と説明するが、そばにあった浮き輪を投げ入れることもせず、救急車を呼ばなかったアーウィンに殺意があったことは明らかだった。
ヘザーの子供の今後について、ホッブスは重犯課に任せた。重犯課のみんなは、祖父母とコンリーを呼び、ロス市警の検査で実父はコンリーだと判明したと知らせた。祖父母もコンリーも子供も全員でこの知らせを喜びあった。
新しい我が家
フリンが本気でこの家(ヘザーが殺された家)の購入を考えていると知ったプロベンザは、一肌脱ぐことにした。プロベンザは、事件のあった家を「悪魔の家」と言い、それをTVのニュースが報道した。
事件解決後、プロベンザのおかげで購入希望のライバルたちもいなくなり、フリンはシャロンとラスティを連れて家の内覧をしている。シャロンもフリンもすっかり気に入った様子だが、家に黒カビが発生していると知らされてしまった。黒カビの家をふたりが購入するはずがなかった。
バズの事件
父と叔父が殺された映像を見たバズは、初動捜査にミスがあったのではと感じていた。相談されたプロベンザも1986年ならあり得ることだと話した。
バズのビデオを見たプロベンザは、犯人は初犯ではないと考えた。そして、バズの父殺害に関係ありそうな事件のファイルを集めた。大量のファイルを見て戸惑うバズに、プロベンザは「1ページずつだ」と助言した。
おちゃのま感想 ★★★★☆
シャロンとフリンは一緒に暮らすことに決めたんですね~。
実現までには時間かかりそうだけど・・・。これは先が楽しみ。
ふたりの同居にラスティは戸惑い気味でした。
今のシャロンの家は、ラスティにとって特別な場所なんですよね~。いつかラスティが巣立つ日も来るんでしょうけど、もう少しふたりの親子(フリンもいる)の姿を見てたいです。
バズの事件は大きな事件になりそうですね~。
プロベンザが集めた大量の事件ファイルに手がかりがあるのでしょうか。まずは1ページずつ・・・。