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ニュー・アムステルダム 1 第16話「吹雪の中で」【あらすじ感想】

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New Amsterdam

 

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Episode16 King of Swords

【ざっくりあらすじ】
猛吹雪の夜。私立の病院が軒並み閉鎖する中、患者の受け入れ準備をするマックスは帰宅したヘレンを呼び戻す。ディレクター補佐を引き受けたヘレンは断れず、ヘレンとデート中だったパンタキはマックスとヘレンの間にある何かがふたりの関係を難しくしていると指摘する。

 

 

雪の中の救出

病院へ到着したヘレンが事故渋滞で4ブロック歩いてきたと聞いたマックスは、救急搬送できない状態だと知る。救急要請の通信記録を取り寄せたマックスは、1キロ圏内の通報者を救助すると決める。「救急車が行けないなら、僕らが行って助けよう」というマックスの呼びかけに応えたスタッフは2人1組になり、GPS持参で病院を出発した。

 

 

公園で転倒した男性のもとへ向かったレイノルズとジェサップは、雪に埋もれた男性を発見する。ヒュー・トゥローンと名乗った男性は、自宅にいる糖尿病の夫を助けてくれと頼む。血糖値が跳ね上がった夫の薬を買いに出たヒューは転倒し、動けなくなったのだ。

 

 

ジェサップがヒューの夫へ薬を届ける一方で、レイノルズはヒューの体を杭が貫いていると気づく。杭を抜かずに運ぶ方法を考えるが、点滴は凍り、器具は壊れる。このままでは凍死すると判断したレイノルズは、杭を抜き、ヒューを担いで病院へ戻った。

 

 

 

孤独な少年

自称“気象オタク”のフロムは吹雪を怖がる子供たちを集め、気象情報アプリを使い“雪の日”をみんなで楽しむことにする。しかし、病院の屋上に設置した肝心の風速計が動いておらず、風速計の修理を始めたフロムは極寒の屋上に締め出された。

 

 

やっと開いたドアから現れた少年アヴィーはまっすぐ屋上の縁へ向かい、ドアを閉めるなと叫ぶフロムに気づかない。せっかく開いたドアは閉まり、吹雪の屋上でフロムは自殺しようとしたアヴィーのセラピーを始め、アヴィーは誰にも気づいてもらえない寂しさを打ち明けた。

 

 

フロムに「寂しいときもひとりぼっちじゃない」と諭されたアヴィーは落着くが、ドアが開かない限りふたりは凍死する。そんなふたりは、こんな日に風速計を修理しようとしたフロムに呆れるグラディスに助けられた。

 

 

 

カプールの思い

入院したクリッシーと夫は些細なことでケンカし、そのまま夫は帰ってしまう。その後、急変したクリッシーを診た担当医は朝までもたないと診断する。夫婦に最後の会話をさせたいカプールは、零下23度の吹雪の中を歩き、5ブロック先に泊っている夫にクリッシーの危篤を知らせた。

 

 

「大変だったな」とフロムに声をかけられたカプールは、妻が死んだ夜を思い出したと打ち明けた。その日、息子のロハンを心配する妻とカプールは口論になり、ケンカしたままベッドに入った妻はそのまま目覚めなかったのだ。クリッシーに寄り添う夫を見たカプールは、妻に伝えたかった言葉に気づく。カプールの心をつらくしているのは、笑顔が好きだと伝えることができなかったからだった。

 

 

 

マックスとヘレン

応答しない一人暮らしの高齢者がいるという通報を聞いたマックスは、患者宅へ向かう準備を始める。「主治医として外出は許可できない」とヘレンに止められたマックスは「君が僕のパートナーになってくれ」と言い、強引に出発した。

 

 

マックスとヘレンは自宅で倒れていたマーリーンを蘇生するが、意識が戻ったマーリーンは予知能力があると言い、私は今日死ぬことになっていると断言する。マーリーンを病院へ搬送できないマックスとヘレンは交互に病院から必要なものを運び、構わないでいいと言うマーリーンを治療した。

 

 

ふたりきりになっている間、マーリーンは「とても大事に思ってる“妻ではない人”を失うことになる」とマックスに告げ、ヘレンには「気の毒だけどあなたとマックスはうまくいかない」と告げる。病院へ戻るマックスとヘレンに、今日は死なないと受け入れたマーリーンは「時が経てば分かる」と声をかけた。

 

 

途中疲れて動けなくなったマックスを支え、病院へ戻ったヘレンはふたりの関係についてマックスと話し合うことにする。しかし、ヘレンが切り出したとたん、停電になる。病院だけでなくNYの街が暗闇に包まれた。

 

 

 

ローレンの闘い

リハビリ施設の患者が過剰摂取で倒れ、施設のスタッフはローレンに助けを求める。私は医師失格だからと断ったローレンだが、苦しむ患者を放ってはおけなかった。ローレンの処置で患者は助かるが、ローレンは患者のベッドに放置されていた薬を盗んでしまう。

 

 

セラピストのリアの前に座ったローレンは、盗んだ薬を差し出した。欲しかったけど飲まなかったと説明したローレンは「もう医者には戻れない」と涙を流す。治療の意志を確認されたローレンは「心から治したい」と返事した。

 

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おちゃのま感想

3.5

珍しく1話完結ではなく、吹雪の夜の物語は次回へ続きました。次回は停電の夜の物語ですね。

 

マックスとヘレンの間に恋愛感情はないと思うのですが、問題なのはマックスが上司であり患者だという点なのかな。確かにふたりの絆は特別なものを感じますが、その絆の強さがマックスの治療の妨げになっているとしたら、ヘレンは距離を置く決断をするかもしれません。

 

ところで、パンタキと過ごしてるヘレンの様子から察するに、ヘレンはパンタキの子供たちを受け入れたってことかな。それとも、それはそれ、これはこれ、なのかな?

 

いつも和ませ担当のフロムとカプールも、今回はハラハラさせられました。特に、頑張ったカプールは哀愁が漂ってました。ロハンと関係修復してほしいけど、難しそうですね。

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