Episode4 Turn Down
【ざっくりあらすじ】
予備警官になったバスのパトロール初日。珍しく制服を着たプロベンザとフリンが同行することになった。通報で向かった先は、ホテルの客室で大喧嘩しているスローン夫妻の部屋。プロベンザとフリンは簡単な注意で済ませ、引き上げようとする。真面目に職務に取り組むバズは、客室係の女性を助け死体を発見してしまう。
事件メモ
浴室には酒瓶が転がり、死体はバスタブに沈んでいたことから、プロベンザとフリンは「自殺」として片付けようとする。そんなふたりに構わず部屋の状況を確認したバズは、予備警官の指揮官に「事件性あり」と連絡した。
バズからの通報で、現場にやってきたのは重犯課の面々だった。すでに重犯課のメンバーが現場にいる事で、バズの指揮官はシャロンに連絡したのだ。
被害者はダニー・イーガンという、大喧嘩をしていたスローン夫妻の娘リサの元カレだった。ダニーはリサの結婚式に出席する為、ホテルに宿泊していたのだ。 浴室で見つかったエプソムソルト(硫酸マグネシウム)の痕跡から、ダニーが誰かともみあった事、バスタブに落ちたドライヤーを誰かが洗面台に戻した事がわかった。そして酒瓶の指紋が拭かれていたことからも、殺人事件だと断定された。
花嫁の父の算段
ダニーの携帯の留守電には、結婚するリサとブラッドとリサの姉デイナから怒りのメッセージが残されていた。結婚するふたりが怒った原因は、式のリハーサルでダニーが披露した自作の歌。リハーサルのビデオには、ウクレレを弾きつつ未練がましい歌を結婚するふたりに聴かせるダニーと、ブチ切れたリサがダニーのウクレレを破壊する姿が映っていた。
シャロンの策で、取調室でふたりきりになったリサとブラッドの会話から、スローン氏が合併話を潰すなと昨夜怒っていた事がわかった。リサとブラッドの結婚は、スローン氏のビジネスにとってまたとない合併のチャンスだった。
容疑を晴らす為と言われ、ブラックライトを当てられたスローン氏の腕時計には、ダニーの浴室と同じエプソムソルトの痕跡が残っていた。 証拠が見つかってもスローン氏は、式の後に全て話すと言い、結婚式を優先させようとする。
シャロンは、殺意があってダニーの部屋へ向かったのか今話せと迫った。スローン氏は、薬でダニーを気絶させ自宅へ運ぶつもりで部屋へ行ったが、依存症だったダニーには効果がなく、気付いたらバスタブに沈んでいたと説明し、殺意はなかったと話した。
ホッブス検事は「供述書を書けば、ロス市警の監視付きでリサの結婚式への出席を認める」と取引を提示し、スローン氏も受け入れた。
この事件のおかげで、フリンの娘のツテで手に入れたドジャース戦に行けなかった重犯課の一同。結局、シャロンの部屋へ集まり全員でTV観戦を楽しんだ。プロベンザがバズのパトロール初日に下した評価は、93点だった。
アリスの留守電
「TJ」と名乗る人物から、ラスティにメッセージが届いた。アリスの調査をしているラスティのサイトを見たというTJは、アリスの職探しのチラシが写っている画像を送ってきた。
ラスティは、アリスの携帯に残されているはずの留守電に手がかりがあるかも知れないと思いついた。シャロンから「壊れた携帯の担当はタオとフリオ」だと聞いたラスティは、ふたりに壊れた携帯の留守電を聞く方法を尋ねた。タオがラスティに教えた方法は、地道に数字を入力して確認すること。3回入力を間違うとロックされしばらく使えなくなるので、作業は遅々として進まなかった。
ラスティは、暗証番号を知る為の秘密の質問を知らないかとTJにメッセージを送った。明日まで待ってと返事したTJから、「秘密の質問は”妹の名前”で答えは”パロマ”」と知らせが入った。 スペイン語である”パロマ”の意味をバズに聞くと、それは”ハト”の事だという。ハトを数字に置き換えて、再度アリスの留守電メッセージにアクセスするラスティ。暗証番号は正解だった。
バズがめでたく予備警官に。
予備警官の仕事と、本職の重犯課での仕事と、どういう割合でこなすのでしょうか。そもそも警官になりたかったと以前ラスティに話してたバズですが、このさき警官への道を希望しているのか、あくまでボランティアとして満足するのか・・・どうなんでしょう。今のところ、誰よりもやる気はあるバズ予備警官です。
ラスティの「アリス身元調査」も一歩進みそうな感じなのですが、ラスティに接触してきたTJという人物が気になります。アリスの身元がわからない事からも、犯罪がらみの可能性が高いと思うのだけど・・・。TJが善意の人である事を祈るばかり。とにかく一旦シャロンへ報告しようよ・・・ね(´・ω・`)
今回は、さりげなくいちゃついてるふうのシャロンとフリンがツボでした(*≧∪≦)