Episode5~8
詳細ははぶいておりますので、ご了承下さい。
第5話 ハニー(Honey)
第6話 ジャスパーの足の横に埋めて(Bury Her Next to Jasper’s Leg)
第7話 内側からの攻撃(Damage from the Inside)
第8話 ドア(The Door)
ドワイトは再会したシェリーと一緒に逃げるつもりだったが、シェリーにはバージニアと戦う仲間がいた。一方、ダム湖の新天地に共同体を築くと決めたモーガンはバージニアが奪った仲間を探し、まずアルとドワイトを見つける。
ドワイトとシェリー
シェリーの仲間に加わったドワイトは、ストランドがバージニアに渡したアルの装甲車を奪い返す。装甲車を手に入れたシェリーたちは一気にバージニアを倒すつもりだが、バージニアの下にいる仲間の救出が先だと訴えるモーガンとアルは反対する。
モーガンたちが正しいと思いながらも、シェリーと一緒に居たいドワイトはバージニアを倒す計画に賛成する。しかし、ニーガンに人間性を変えられたときのようなドワイトの姿を見たシェリーは「私が愛した人でいて」と言い、アルたちと共にドワイトを監禁する。
シェリーたちの計画は、自分らしさを取り戻したドワイトが阻止した。何度もチャンスがありながらニーガンを殺さなかったことを今も悔いているシェリーは、世界が変わる前の自分を思い出させるドワイトに別れを告げる。バージニアから逃げることにしたアルとドワイトは体格の似たウォーカーを自分の身代わりに仕立てあげ、ビルで出会ったノーラたちと共にモーガンの新天地へ向かう。
それぞれの選択
バージニアの下にいたら自分はダメになると悟ったジョンが逃亡を計画する中、“終わりは始まり”というメッセージを残す集団にタンクタウンが襲撃される。作業員たちの救助を終えたらジョンと一緒に逃げるつもりだったジューンは、ウォーカーに噛まれたバージニアを助けたことで希望を見出す。バージニアを助けたジューンは、念願の病院建設とそれに関する権限を与えられたのだ。ここを離れないと言うジューンの意思を尊重したジョンは別れも告げず、ひとりで逃亡した。
タンクタウンの事件後、バージニアは妹ダコタを隠れ家へ移すと決める。護衛隊に守られノロノロ進む一行は襲撃され、ダコタは姿を消す。移送を任されていたストランドはバージニアを恐れ、見張り台に追いやったアリシアとチャーリーにダコタ捜索を頼む。
バージニアから解放されたいアリシアは見つけたダコタを取引材料にするつもりだったが、ダコタを保護したエドとの出会いで自らを省みる。そんな中、ウォーカーに囲まれたアリシアたちをモーガンが助ける。ダコタの護衛隊を襲ったのは、やり方を変えたモーガンだったのだ。
アリシアが考えたように、モーガンもダコタを交渉に使うつもりだった。しかし、ダコタを引き渡すのは間違いだと悟ったアリシアが反対し、全員揃わなければ今まで戦った意味がないと考えるモーガンはダコタを受け入れる。一方、モーガンの新天地を拒んだストランドはバージニアのもとへ戻る。ダコタがモーガンたちといると知ったバージニアは、集めたモーガンの仲間を監禁する。
ジョン
ジューンと出会った川辺の小屋に戻ったジョンは生きる気力を失くし、死ぬことを考える。虚しいだけの日々を送るジョンは、物資調達に入った店でダコタを連れたモーガンと再会する。バージニアのレンジャー隊をかわしながらダム湖へ向かっていたモーガンたちは、ウォーカーの群れに遭遇した後、アリシアたちとはぐれてしまったのだ。
ウォーカーが群がる橋を渡れないモーガンたちを手助けしたことで、ジョンはキャメロン殺しの犯人はダコタだと知ってしまう。ダコタは姉バージニアから抜け出すチャンスを奪ったキャメロンを殺し、姉をおとしめるため捜査するジョンを支持したのだ。
「みんな自分が大事」と自己弁護するダコタは、君の力になると言うジョンを撃ち、橋から突き落とす。憤るモーガンに斧を突きつけられたダコタは、ガルチでモーガンを救ったのは自分だと教える。あの日、ガルチにいたダコタは、姉を殺してもらうため、死にかけていたモーガンを助けたのだ。
モーガンは川辺のジョンの小屋にいるはずのバージニアにジョンの救出を頼む。バージニアとともに小屋にいたジューンは流れ着いたジョンに駆け寄るが、すでにジョンはジョンではなかった。
おちゃのま感想
シーズン6前半のハイライトはジョンでした。こんな形で逝ってしまうなんて(涙)バージニアの下で暮らすようになって空虚さに蝕まれていたジョンに、ジャニスの死がとどめを刺したのかな。ダコタが引き金を引くより先にジョンは撃てたと思うのですが、そうしなかったところにジョンらしさを感じ、物悲しい気持ちになってます。
ところで、ダコタがジョンを殺すというのは、チャーリーがニックを殺したことに重なり、もっと違うアイデアで描いてほしかったかなと感じてます。さらに言うと、レンジャーのキャメロンをナイフで殺したダコタが、あんなに憎んでるバージニアを殺せない点が不思議。他人に押し付けなくても自分で殺せるよ・・・と、ついツッコミたくなります。
さて、ドワイトとシェリーの幸せな時間はわずかでした。再び別れることになったけれど、反バージニアという点では同じ側ですよね。それにしても、シェリーたちって、ドワイトを使いすぎ〜。このエピソードの主役はドワイトなので仕方ないけど。健気に頑張るドワイトに胸が熱くなりますって。終末の世界の中、長い時間と距離を経て再会したドワイトとシェリーには、幸せになってもらいたいです。