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ウォーキング・デッド 10 前半エピソード1~4【あらすじ感想】

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The Walking Dead

 

 

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Episode1~4

【ざっくりあらすじ】
ミショーンたちはアルファが決めた境界を守り、トラブルを避け暮らしている。しかし、オーシャンサイドの近くで子供たちが死人のマスクを発見したことで、穏やかな日々は終わりを告げた。

 

 

人工衛星の落下

アルファの群れが現在どこにいるのか把握できないミショーンたちは手分けして偵察に出た。囁く者の痕跡は見つからず、取り越し苦労かもしれないと話している矢先、ウォーカーを見たアーロンが境界を越えてしまう。エリックとジーザスを失ったアーロンは囁く者たちへの憎しみを隠そうともしない。ミショーンは「難しくても善人であることを選択するの」とアーロンを諭した。

 

 

仲間と離れ、船に乗っていたキャロルが戻った。キャロルはマスクを思い出さずに済むよう船に乗っていると言うが、アルファヘの憎しみは消えていない。ダリルと狩りに出たキャロルは、獲物を追い境界を越えようとする。ダリルに「吹雪のあと不要な災いは避けようと決めた」と止められたキャロルは、だから私は去ったと返事した。

 

 

人工衛星の落下で、森に火が付いた。猟場だけでなくオーシャンサイドにも火の手が迫る。仲間を守るため、ミショーンたちは境界を越えるしかなかった。消化を終えたキャロルは、アルファの姿を目撃した。

 

 

 

新たな境界

ウォーカーの群れがひっきりなしにアクサンドリアを襲い、住人たちは疲弊した。そんな中、囁く者のガンマが現れた。「境界で武器を置き待て」というアルファのメッセージを伝えたガンマに、ミショーンたちはウォーカーを止めるよう求めるが、「我らの群れではない」と言うガンマは無理だと断った。

 

 

「襲撃は母親か?」と聞かれたリディアは「違うと思う」と答え、メッセージの理由は境界を越えたせいだと指摘した。アルファを憎む住人たちは戦いを希望するが、数万の群れと戦う力はアレクサンドリアにはない。一丸とならなければ乗り越えられないと住人たちを諭したミショーンは、アルファと話すため境界へ向かった。

 

 

アルファの用件は、境界を越えた罰を告げることだった。仲間の町を救うため、たった1度超えただけだと説明したミショーンに、アルファは「3度だ」と訂正する。火を消すため、吹雪のとき、川沿いの捜索。アルファはすべて知っていた。たったひとつのルールを破ったミショーンたちに、アルファは新たな境界を告げた。それはミショーンたちの生活が苦しくなることを意味していた。

 

 

「こんな横暴、お断り」と反発したキャロルにアルファが近づいた。ヘンリーの最後を語り始めたアルファに、キャロルは隠していた銃を向ける。ダリルとミショーンが止め、アルファも大事にはしなかった。囁く者との衝突は避けられたが、ミショーンはキャロルに疑問を抱くようになる。ヘンリーの死を乗り越えられないキャロルは薬に依存し、幻覚を見ていた。

 

 

 

押し寄せる危機

倒れた大木が町を直撃したヒルトップへ向かう途中、ミショーンはひとりで森へ入るエゼキエルを見かけた。高台の端に立つエゼキエルを止めたミショーンは唐突にキスされた。エゼキエルは、すべてを失う絶望感に襲われていた。エゼキエルが抱える闇を理解できるミショーンは自分の孤独を打ち明け、一人で抱え込まないでと励ました。

 

 

ヒルトップは押し寄せたウォーカーで塀も破壊された。そんな中、今度はオーシャンサイドから不審な動きが報告された。オーシャンサイドへ物資を運ぶミショーンに、オーシャンサイドのジュールズと会いたいルークも加わった。ヒルトップの塀の修繕は、ロジータに決定的にフラレてしまったユージーンが手伝うことになった。

 

 

 

それぞれの苦しみ

アルファに生き証人にさせられたセディクは、殺された仲間たちの最期の姿が忘れられない。苦しんでいるセディクの変化に気づいた診療所の助手のダンテはセディクを気遣った。衛生兵としてイラク戦争を経験したダンテはセディクの苦しみを理解し、寄り添った。

 

 

ゲイブリエルの指示でニーガンを連れてウォーカー退治に出たアーロンは、エリックを亡くした恨みをニーガンにぶつける。発疹や失明を引き起こす草(ホグウィード)を巻きつけたウォーカーを倒したせいで視力を失ったアーロンを、ニーガンは見捨てなかった。

 

 

 

リディアとニーガン

町の住人に嫌がらせを受けるリディアは、避けろというダリルの助言を無視し、アルファへの恨みを晴らしたい住人グループを挑発した。住人たちはリディアを襲い、リディアを助けたニーガンははずみで女性を殺してしまう。

 

 

事件を知ったミショーンは「私たちのためにリディアを守らなくてはダメ」とダリルに指示する。ミショーンは、アルファの本心は『安全な町で娘を守りたい』だと考えているのだ。

 

 

事件のせいで、アレクサンドリアでのニーガンは再び憎まれる存在になった。「また恐怖が起きる」と予感していたニーガンは自分を守るため、アレクサンドリアから姿を消した。アレクサンドリアの住人たちの本性を知ったリディアは、空になったニーガンの檻に自ら入った。

 

 

 

アルファとベータ

アルファとベータの出会いは7年前だった。リディアを連れてウォーカーたちと移動をしていたアルファは、逃げ込んだ廃墟でベータと出会った。死人は自由だと言うアルファと、死人の声が好きだと言うベータは互いを“A”と“B”と記号で呼び合うようになる。

 

 

姿を消したリディアを捜すアルファはベータが禁じていた部屋へ入り、そこにいたウォーカーを倒してしまう。そのウォーカーはベータの大事な友人だった。ベータが廃墟にひとりで住んでいた理由は、そこに友人がいたからだ。友人を殺さたベータは怒り、アルファに襲い掛かる。ベータを正気に戻したのは、リディアの「ママはあなたを救おうとしている」という声だった。

 

 

私と一緒に闇を歩こうとベータを誘ったアルファは、彼を置いていけないと言うベータにナイフを渡した。「連れて行くんだ」と促されたベータは友の顔を剥ぎマスクにした。

 

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おちゃのま感想

3.0

予測できない人工衛星落下という出来事から始まった今シーズンのテーマは、主要キャラたちの心の変化でしょうか?ショックが癒えないキャロルやエゼキエル、囁く者と折り合いをつけ前へ進もうとしているミショーンやダリル、憎しみを制御できないアーロン、苦しみのセディク。

 

誰しもが苦しんでいる状況の中で、傍観者のニーガンは、ニーガンらしい視点で真実を見抜いていたように感じます。リックがいなくなった今となっては、ニーガンの存在はアレクサンドリアにとって重荷なんでしょうね~。逃げちゃったけど。

 

ミショーンが考えているように、鍵になるのはリディアなんですね。リディアの安全はダリルに託されているわけですが、出会いからの経緯を思うと、リディアがダリルに心を開くのは難しそうです。自分を責めているうえ、住人たちに憎しみを向けられるリディアが母を恋しく思うのではないかと、不安になります。

 

さて、各町をじわじわと苦しめるアルファの作戦は大成功。この状況が続けば、住人たちは不満を爆発させそうな予感。後手に回る状況のミショーンに策はあるのでしょうか?

 

ドラマの内容とはまったく関係ない感想なんですが、今シーズンはダリルのセリフが倍増してますよね!前半4話は、これまでにないダリルワールドだったようにも思えます。

 

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