Episode9~12
この記事は第9〜12話までのあらすじを簡単にまとめたものです。
詳細ははぶいておりますので、ご了承下さい。
第9話 やるべきこと(Things Left to Do)
第10話 取扱注意(Handle with Care)
第11話 ホールディング(The Holding)
第12話 夢の中で(In Dreams)
ダコタを取り戻したいバージニアが人質にしたグレースに銃を突きつける中、モーガンが現れる。単身でロートンの町に乗り込んだモーガンはバージニアの真実を曝露し、バージニアに従うレンジャー隊に衝撃を与える。
バージニア
レンジャーのキャメロンを殺したダコタをかばうため、ジャニスをハメて殺したと曝露されたバージニアは否定するが、様子をうかがっていたストランドの合図でレンジャー隊の多くがバージニアに銃口を向ける。アリシアを遠ざけ、バージニアの側近になったストランドは自分の戦いに備え、レンジャーのメンバーを寝返らせていたのだ。
人質として確保したグレースとダニエルを側近に託したバージニアは、モーガンと対峙する。窮地に陥っても強気のバージニアにショックを与えたのは、ダコタが姉を殺すためモーガンを助けた事実だった。あの子に会わせてと訴えるバージニアは「ダコタは妹ではなく娘」と打ち明ける。若くして妊娠した娘を恥じたバージニアの両親は、ダコタを“妹”として育てさせたのだ。
グレースとダニエルを奪還するため、モーガンはバージニアをダム湖の共同体へ連れていく。バージニアを見た仲間たちが困惑する中、バージニアの引き渡しを求めるストランドとシェリーたちが現れる。覚悟を決めたバージニアは「ダコタをここに置いて」と頼み、モーガンの手で殺されることを要求する。
グレースたちの解放を指示したバージニアを連れて、ストランドたちの前に出たモーガンは斧を握りしめる。そんなモーガンの脳裏に親友ジョンや愛するグレースの姿が浮かぶ。殺せばバージニアと同類になると悟ったモーガンは斧を置き、バージニアをダコタのもとへ連れて行く。殺したいほど憎んでいたバージニアが実の母だと知ったダコタは反発しながらも、事実を受け入れる。
ジョンが望んだように殺しをやめ、生かすことでバージニアに罪を償わせると言うモーガンの主張をストランドたちは渋々受け入れるが、ジューンはバージニアを許さなかった。ダコタがジョンを撃った銃でバージニアを撃ち殺したジューンは、ダム湖の共同体から立ち去った。
ダニエル
ダム湖の土地で共同体を築き始めたモーガンたちは、バージニアも恐れていた敵に備え始める。共同体に加わらなかったストランド、シェリー、ジューンと去ったサラを呼び寄せたモーガンは共に脅威に立ち向かおうと呼びかける。
モーガンの呼びかけに応じたストランドたちが共同体に出入りするようになり、疑心暗鬼になったダニエルは混乱し、仲間を危険にさらす事件を起こす。混乱で火を放った過去のあるダニエルは共同体を去ると決め、そんなダニエルをストランドが引き受ける。混乱中にストランドを殺しかけたダニエルは戸惑い、モーガンも心配するが、「オフェリアのため」と言うストランドは心配しなくていいと約束する。
新たな敵
ダコタの情報から、バージニアが最後に偵察した場所を調べたアリシアたちは、『終わりは始まり』というメッセージを残す集団の居場所を突き止め、彼らが“ホールディング”と呼ぶ地下組織に潜入する。
テディという指導者の下、食料も水も電気もある地下生活を実現させている集団の実態を探る中、ウェスは死んだと思っていた兄デレクと再会する。兄を信じるウェスが自分の共同体へ誘ったことで、モーガンの新たな共同体の存在が知られてしまう。アリシアたちが共同体の場所を追求される一方で、デレクと対峙したウェスは自分の知る兄はもういないと悟る。兄を倒し銃を手に入れたウェスは囚われていたアリシアたちを救出するが、逃げ込んだ部屋には防腐処理され吊るされたウォーカーがいた。
仲間たちを逃したアリシアはウォーカーの体内にある防腐処理の液体に火を放ち、ホールディングを破壊する。仲間のために自ら犠牲になったアリシアを捕らえたテディは「君のような人を探し求めてきた」と告げる。一方、陣痛が始まったグレースを連れてジューンの病院へ向かっていたモーガンはテディの手下ライリーに襲撃される。ライリーの狙いは、モーガンがエミールから奪った“すべてを変える鍵”だった。
モーガンは何か分からない鍵を敵に渡すつもりはなかったが、夢の中で見た幸せな未来を確信するグレースは渡すよう促す。その夢の中で出会った16歳に成長した娘アテナが“平和の代償”と呼ぶその鍵を持っていたのだ。半信半疑ながらモーガンはグレースに従い、鍵を手に入れたライリーは立ち去った。同じ夢の中で、出産で亡くなった自分の墓を見たグレースは死を受け入れていたが、亡くなったのは娘だった。
おちゃのま感想
バージニアとの戦いが終わり、新たな敵テディが登場しました。テディの目的はまだ分かりませんが、バージニアが支配する地域のすぐそばであんな地下組織を作っていたなんて驚きです。カルトの教祖のようなテディに囚われたアリシアは、無事に逃げられるでしょうか。
お喋りニーガンを彷彿とさせるキャラだったバージニアは、ニーガンのようにやり直すチャンスをもらって生き延びるのかあ〜と思ったら、怒るジューンが復讐しましたね。仕方ないと思える最期でしたが、生きていれば違った一面を見られたかも。
ダム湖の共同体は順調に発展してるようですが、落ち着きませんね〜。家族のようだった仲間もそれぞれの道へ進んで、ダム湖はモーガン帝国になってゆくのかな?密かに反バージニア体制を作り上げてたストランドはロートンを手に入れたし、ジューンがダコタを受け入れるのは難しいだろうし・・・。シェリーたちは仲間とは言えないし・・・。FTWDもTWDのように、分散化してきたな〜と感じます。信頼し合う絆の雰囲気が消えてしまったのは、とても残念。
グレースの夢のエピソードについては、好みが別れるところですよね。グレースやモーガンだけでなく、赤ちゃんの誕生を楽しみにしていた仲間たちもショックだと思うけれど、共同体を去ったジューンを責めないでほしいです。それはさておき、グレースはモーガンと出会ったときにはすでに妊娠してたってことになるので、シーズン5〜ここまで、1年も経ってなんですよね〜。短い間に、いろいろあったものです。