Episode3 EPS1.2_D3BUG.MKV
【ざっくりあらすじ】
ミスターロボットに崖下へ落とされたエリオットは入院し、緊急連絡先だったシェイラと、主治医のクリスタが付き添っている。クリスタはエリオットが薬物検査を断ったことを追及し、エリオットはモルヒネを使用していると打ち明けた。クリスタは薬物検査を受けなければ退院を認めないと言い、エリオットは了承した。病院へのハッキングは簡単で、エリオットは記録を改ざんしていた。
普通に生きる選択
欠勤したうえにケガを負ったエリオットを、社長のギデオンは心配した。ギデオンは自宅での食事会にエリオットを誘ったが、エリオットはいつものように用事があると断った。
エリオットが席に戻ると、ミスターロボットが座っていた。社内で言い争うこともできず、エリオットはミスターロボットとバーへ移動した。
ミスターロボットはケガを負わせたことを謝罪しただけで、帰ろうとした。エリオットはミスターロボットを呼び止め、計画のその後を質問した。ミスターロボットは「エリオットありきの計画だった」と言い、帰って行った。
エリオットはミスターロボットの言葉をそのまま信じていなかったが、解放感に浸り「普通に生きる」と決心した。シェイラを誘い、ギデオンの夕食会へ出席することにした。
ギデオンの疑惑
キデオン宅の夕食会は、Eコープ担当者が集まった。
ギデオンはエリオットとふたりきりになり、ダレスのサーバーをチェックしたと話し始めた。エリオットを疑ったギデオンは、独自に調べていたのだ。結果、何も見つからず、ギデオンは疑っていたことをエリオットに謝罪した。
食事も終わりTVを付けると「Eコープのメールが流出した」とニュースが報じ、逮捕されているコルビー含むEコープの幹部3人が”ワシントン・タウンシップ有毒廃棄物問題”の隠蔽に関与していた事実が発覚したという。
”ワシントン・タウンシップ有毒廃棄物問題”では、Eコープで働いていた26人の社員が白血病で亡くなり、エリオットの父親とアンジェラの母親もその被害者だった。
エリオットとアンジェラの出会いは、この訴訟がきっかけだった。訴えは証拠がなく棄却されていたが、今回流出したメールでコルビーが危険性を認識したうえで隠ぺいを指示したことが証明されたのだ。
ニュースを見てショックを受けたエリオットはギデオン宅を飛び出した。アンジェラは、自分たちとEコープの関係をみんなに知らせエリオットを追いかけた。
エリオットとEコープ、コルビーとの関係を知ったギデオンは社へ戻り、サーバーの侵入者”f・ソサエティ”を調べ始めた。
アンジェラとオリーの危機
安易に街角で手に入れたCDを自宅PCで聴こうとしたオリーは、PCを乗っ取られ脅迫されていた。犯人の要求は、オールセーフ(ギデオンの会社)のPCにソフトをインストールすること。要求に従うとオールセーフをつぶしかねないとわかっているオリーは、アンジェラに浮気を告白するか犯人の要求に従うか悩んでいた。
結局、オリーはアンジェラに浮気を告白し脅迫されていると打ち明けた。
自宅PCを乗っ取られたということは、オリーと一緒に暮らしているアンジェラの個人情報も全て握られているということだ。破滅させられると怯えるアンジェラには、別れると告げたオリーしか頼る人がいなかった。
ニュースを見てギデオン宅を飛び出したエリオットは、ミスターロボットを訪ねた。エリオットは何も言わずPCを立ち上げ、自分の周りに集まった”f・ソサエティ”のメンバーに作戦を知らせた。
おちゃのま感想
エリオットとEコープのつながりが判明しました。
ニュースを見てミスターロボットの元へ戻ったエリオットは、抜け出せない底なし沼にはまりつつあるように見えます。
これまでは、ハッキングで小さな正義を行ってたエリオットですが、ミスターロボットは大義のためなら市民の犠牲は仕方ないとはっきり明言している人物。エリオットはこのまま、胡散臭いミスターロボットに取り込まれるんでしょうか。
アンジェラにも危機が~。オリーに即別れると宣言したけど、結局ほだされてしまったアンジェラ・・・。脅迫犯が個人ではなく組織とつながってるふうなのが気になるところです。
エリオットの心配をよそに、”f・ソサエティ”を調べ始めたギデオンも気になります。