Episode1~4
この記事は第1〜4話までのあらすじを簡単にまとめたものです。
詳細ははぶいておりますので、ご了承下さい。
第1話 終わりは始まり(The End Is the Beginning)
第2話 ようこそ我が家へ(Welcome to the Club)
第3話 アラスカ(Alaska)
第4話 鍵(The Key)
何者かに助けられたモーガンは一命を取り留めたものの、かろうじて生きているような状態だった。壊死した傷は腐敗臭を発し、歩くこともままならない。そんなモーガンはアイザックという男と出会う。
モーガン
モーガンは事情に詳しいアイザックを怪しむが、アイザックがモーガンを知っている理由はビデオを見たからだった。バージニアの仲間だったアイザックと妻レイチェルは、妊娠をきっかけに無償で人助けしているモーガンたちが目指す未来を望み、バージニアのもとから逃げたのだ。
大切な人を守るために助け合おうと説得されたモーガンは、アイザックが未来を築けると断言した隠れ家に向かう。地図にも載っていない干上がったダム湖にある隠れ家は安全そうに思えたが、バージニアに雇われたエミールに突き止められてしまう。
エミールに命を差し出すつもりのモーガンに、アイザックはウォーカーに噛まれた痕を見せる。アイザックがモーガンを隠れ家に連れてきた理由は、妻とこれから生まれる子供を託すためだったのだ。アイザックの思いを知ったモーガンは自らの掟を破り、エミールを倒す。
力尽きたモーガンが目覚めると、壊死していた傷は手当され、モーガンと名付けた娘を抱くレイチェルがいた。すでに埋葬されたアイザックに感謝したモーガンはバージニアにエミールの首を届け、宣戦布告する。
ダム湖の隠れ家でレイチェルたちを守るモーガンは、バージニアの下で記憶を失くしたフリをしているダニエルに接触する。ダニエルが密かに届ける物資の中にグレースの上着を見つけたモーガンは、二度と足を踏み入れたくないガルチの町へ向かう。そんなモーガンの前に鍵を探す男たちが現れる。
アルとドワイト
ドワイトと共に外回り担当になったアルは無線を傍受し、イザベルのヘリが現れるビルを突き止める。「規則があるから会いに行けない」と諦めるアルの背中を押したのは、同じように愛するシェリーを探すドワイトだった。
イザベルのヘリが来るビルに侵入したふたりは、ノーラという女性と出会う。そのビルで働いていたノーラは同僚たちと生き延びていたが、数日前から蔓延するペストに苦しめられていた。抗生剤もなく、バージニアは助けないと知っているアルが屋上を目指す中、ドワイトも感染していると判明する。
一瞬でもイザベルに会いたいと願うアルは屋上へ向かうが、感染したドワイトを見殺しにできなかった。兄弟を亡くしたアルにとって、ドワイトは失いたくない大切な存在なのだ。「ここは死人だらけでペストが蔓延している」とヘリに警告したアルは無線の女性に語りかけるが、感謝した女性はビールが箱にあると教えるだけだった。
ビールの箱にはドワイトたちを助ける抗生剤が入っていた。アルがペストは偶然ではないかもと考える中、アルが屋上で放った信号弾を見た女性から無線が入る。無線の声はシェリーだった。
ロートンの町
バージニアと取引したストランドに与えられた仕事は汚物処理だった。不満を抱くストランドはアリシアをはじめとする“囚人仲間”と共に、姉を嫌うバージニアの妹ダコタが教えた“バージニアが必要としている武器”を手に入れようとするが、その“武器”は強いリーダーのことだった。目的のために仲間を犠牲にしたストランドを認めたバージニアは権力の証しである“鍵”を与える。バージニアの側近に昇格したストランドは変わる必要を悟り、良心的存在のアリシアを別の場所へ移送した。
一方、レンジャーという特権ある仕事を与えられたジョンは、洗濯係になったジャニスを通じ、どこか別の場所で暮らすジューンと密かに連絡を取り合っている。いつかジューンと暮らせると信じながら日課をこなすジョンの生活は、レンジャーのキャメロンが柵にからまり死んだ事件で一変する。
不運な事故死と断定したバージニアは早々に事件の幕引きをするが、現場でピアスを発見したジョンは調査を続けるべきと訴える。そんな中、脱走しようとしたジャニスの持ち物からピアスの片割れが見つかり、殺人犯として逮捕される。
ジャニスの無実を信じるジョンは昇格したストランドに協力を求め、犯人に繋がる証拠を見つけるが、生きる気力を失くしたジャニスはバージニアが求める自白をしてしまう。家族同然のジャニスを見殺しにできないジョンはジューンとの未来を諦め、ジャニスを逃がすと決める。しかし、ジョンの知らぬ間に処刑は終わり、ジョンにできることはジャニスに安らかな死を与えることだけだった。
ストランドがバージニア側についていたと悟ったジョンが絶望する一方で、バージニアはキャメロンの事件を捜査したジョンを称え、未来への鍵を授与する。多くの特権を約束したバージニアは、ジューンをロートンの町に呼び寄せた。
おちゃのま感想
シーズン6のテーマは、人間性の変化でしょうか。特に善の象徴のようだったモーガンとジョンに大きな変化がありましたね〜。
どうやって生き延びるんだろうと思ってたモーガンは、“誰か”に助けられたということで、その“誰か”はまだ分かりません。心強い仲間になりそうだったアイザックは、モーガンを助け、生きる目的を与える役目だったのかな。干上がったダム湖の隠れ家は確かに安全そうですが、仲間たちを救出して、町を築いていくのは大変な仕事になりそうです。
バラバラになった仲間たちのその後の様子の中で、やはり感動したのはドワイトとシェリーの再会です。よかったよ〜。ついに再会!救世主時代からのふたりの道を思うと、胸が熱くなるシーンでした。でも、ドワイトが変わったように、ここまで生き延びたシェリーも変わってるはずですよね。
記憶を失くしたフリしてるダニエルも、正しいことをしようとするアリシアも、悪の道に入りそうなストランドも、みな懸命に生き延びようとしてるんですよね。一方で、生きる気力を失ったようなジョンが心配です。ジューンとの暮らしで、癒やされるといいのだけど。
ふと思ったのですが、バージニアの権力の源は何なんでしょうね。後ろ盾があるのかな?簡単に倒せそうに思えるだけに、不気味さがあります。さて、新たに登場したバージニアの妹ダコタは、今後、鍵になってくるんでしょうかね?姉を嫌ってるのは分かったけど、ダコタは不安要素ですね。