お探しのドラマは検索窓からどうぞ

エレメンタリー 6 第13話「優しい殺し屋」【あらすじ感想】

この記事は約5分で読めます。

 

Elementary

 

スポンサーリンク

Episode13 Breathe

【ざっくりあらすじ】
転居手配業者のリーランド・フリスクが自分のオフィスで殺された。死因はイタリア産のデザートワインに仕込まれた毒だった。壊されたドアの部屋から見つかった大量のファイルは、過去に暗殺の疑いをかけられ不起訴になった人物を脅すネタだった。「フリスクは史上有数の殺し屋だった」と断言したシャーロックは、ファイルは殺し屋フリスクの“保険”だと指摘した。

 

 

被害者の裏稼業

15年以上もフリスクの助手として働いているシェリーは、フリスクの暗殺業を知らなかった。フリスクの死と殺し屋だったという事実に動揺しつつも、シェリーはフリスクが殺され日のアリバイを話し、捜査に協力した。

 

 

シェリーのPCのデータと照合した結果、犯人が『カル・メディナ』のファイルを持ち去ったとわかる。メディナは、新薬の開発をせず既存薬の値をつりあげていることで叩かれている製薬会社のCEOだ。メディナのオフィスで採取した指紋と犯行現場のグラスの部分指紋が一致し、毒殺に使われたワインと同じロットのものをメディナがケース単位で購入していると判明した。しかし、フリスク殺害の容疑をかけられたメディナのアリバイはカークランド議員が証言し、グラスについた2つ目の指紋はメディナと一致しなかった。

 

 

シェリーから入手したフリスクの記録をもとに、シャーロックは『メディナがフリスクに依頼した暗殺』は、2014年9月にピッツバーグで亡くなった『嚢胞性線維症』の新薬開発に成功したと噂されていた研究者ロマノだと確信した。ロマノの新薬は、1錠1000ドルという値に引き上げたメディナの儲けを脅かすものだった。

 

 

 

殺しの真相

メディナが品種に合わせグラスを変えるほどワインにこだわりが強いと知ったシャーロックは、メディナは犯人でないと判断した。フリスク殺害に使われたグラスは、デザートワインに合わないものだった。メディナ行きつけの店を調べると、フリスク本人がメディナの指紋つきグラスを入手し、毒殺に使われたワインをシェリーが購入したと判明した。再びシェリー宅を訪れたシャーロックは、シェリーの息子が『嚢胞性線維症』だと知り、その子の父親はフリスクだと気が付いた。

 

 

息子の父親はフリスクだと認めたシェリーは事件の真相を語った。安い治療薬を開発した噂のあったロマノの死にメディナが関わっていると確信したフリスクは、シェリーに殺し屋だと打ち明け、メディナを調査した。「メディナが会社から去れば治療薬の価格は元に戻す」という重役の証言を入手したフリスクはメディナ暗殺を計画したが、脅迫を受けるメディナは厳重な警備に守られていた。そんな時、元顧客からFBIの捜査が迫っていると知らされたフリスクは、自分が死ぬことでメディナを逮捕させることにしたのだ。ロマノ暗殺の証拠は、捜査を誘導するためフリスクが仕込んだものだった。

 

 

 

シャーロックの罠

「フリスクの願いがかなわなかったのは残念だ」とシェリーに声をかけたシャーロックは、フリスクが集めたロマノ暗殺に関しての情報を精査した。フリスクの“保険”の脅迫ファイルにヒントを得たシャーロックは、フリスクを追い詰めたFBIのケルナー捜査官に協力を求め、メディナが雇った殺し屋を誘き出す作戦を立てた。

 

 

『司法取引をしたメディナがロマノ殺しの実行犯を白状しそうだ』と闇サイトに流すと、殺し屋リンスキーが現れた。メディナを監視していた市警はリンスキーを逮捕し、リンスキーはFBIと取引をした。フリスク同様、リンスキーも“保険”の脅迫ファイルを保管していたのだ。

 

 

逮捕されたメディナは、まもなくCEOを外されるはずだ。うまくいけばシェリーの息子をはじめとする大勢の患者が安く治療薬を入手できるようになる。

 

スポンサーリンク

 

ジョーンの代理人

家庭訪問に来るはずのケースワーカーが来ず、ジョーンの養子縁組の申請が却下されてしまった。連絡ミスをした代理人のゲイリーは「別の斡旋所を当たればいい」と、自分のミスを認めない。ジョーンの養子縁組に問題が起きたと知ったシャーロックは「首はつっこまない」と約束しつつも、策を考えた。

 

 

父モーランドの顧客である“王国なき”ボヘミア王を自宅へ招いたシャーロックは、王子がこれまで18名を養子に取り、10万ユーロで家名を授けていると王に教えた。その養子縁組を手配したのはジョーンの代理人ゲイリーだ。この件の対応を任されたジョーンはゲイリーを訪ね、ジョーンの指示で息子を勘当すると書かれた王の書簡を見せた。いずれにしても18名の顧客から訴えられると告げられたゲイリーは自分のミスを認め、養子斡旋所に連絡した。ゲイリーはジョーンの代理人を退いた。

 

 

引き続き養子を待つことになったジョーンに、シャーロックは“友人として”君の子にも人生を捧げると約束した。

 

 

 

おちゃのま感想

3.5

善悪の判断が難しい事件でした。

珍しくシャーロックの心も揺れていたように思います。最終的にメディナが逮捕されてよかった。

 

どういう関係であれ、シャーロックとジョーンはふたりで子育てをするんですね。心配な気持ちと、ふたりの別の一面を見られるかもという期待を抱いてます。次は良い代理人さんが見つかりますように(祈)

 

スポンサーリンク
テキストのコピーはできません。