エレメンタリー 6 第2話「ミッドタウンの稲妻」【あらすじ感想】

Elementary

Episode2
Once You’ve Ruled Out God

【ざっくりあらすじ】
NYのビル街で稲妻に打たれた人が死亡した。ビルが避雷針になる場所で人に落雷などあり得ないと指摘したシャーロックは、『人工稲妻を使った殺人』だと断言した。検視の結果、銃のように地面と平行に走った稲妻が被害者の右腰辺りを直撃していたことが判明した。

未知の武器

亡くなったのはエネルギー省の検査官ローハン・ギリだった。警察が出動するほどの大ゲンカをしていた物理学者の妻に疑いがかかるが、妻には浮気相手と一緒にいたというアリバイがあった。夫を殺したと思われる武器『LIPC』(電撃銃)の作り方など知らないと訴えた妻の話から、開発中のラボの存在が判明した。

ラボの技術者は、殺されたローハンはプルトニウムの格納施設の検査を行う予定だったと説明した。3日前から積んだままという『スパーキー』(電撃砲)を乗せた車には最近雨の中を走った痕跡がある。『スパーキー』のログを調べると、今朝5時以前の記録が削除されていた。運転席に座ったシャーロックの「犯人は身長190センチくらい」という指摘に該当する人物は、ラボの出資者アンバーリンだった。

オフィスで被ばく量を調べる線量計が見つかったアンバーリンは日本から不法にプルトニウムを持ち込んだと認め、殺すつもりはなかったと自白した。何者かにプルトニウムを盗まれたアンバーリンは、抜き打ち検査に来たローハンを誤って殺してしまったのだ。

盗まれたプルトニウム

プルトニウムの捜索はNNSA(国家核安全保障局)のコーラー捜査官が指揮を執り、市警も窃盗犯を捜すことになった。『PCS』の症状でダウンしたシャーロックに代わり、ラボ周辺の交通カメラ映像を確認したジョーンはプルトニウムの運搬に使われた宅配トラックを発見した。

プルトニウムが運ばれた家のシェルターで、家主のウィッシャーの遺体が見つかった。シェルターを調べたコーラーは「プルトニウムはなかったが爆弾を作ってた形跡がある」と、離れた場所から作業を見守るシャーロックたちに報告した。ウィッシャーは麻薬栽培のために爆弾を作り、7年服役した人物だった。

タトゥーから、ウィッシャーが『PAIN』という白人至上主義の集団に属していたことが判明した。『PAIN』がプルトニウムを盗んだと思われたが、戦争ゲームが趣味の『PAIN』の最高幹部フリックの戦いぶりを動画で見たシャーロックは「嫌な奴だが信じていい」と判断した。白人至上主義は刑務所で力を持つためのハッタリだと説明したフリックは、「爆弾が欲しい」と接触したヨーロッパ人グループの存在を教えた。

黒幕の正体

『PAIN』の関与が浮上した際、テロ対策を理由に捜査を外れたコーラーが、市内のモスクが標的だと知らせてきた。匿名の通報者によると、タクシーに爆弾を隠し、攻撃予定は今日だ。手分けしてモスク周辺の監視カメラ映像を見ていたベルが怪しげなタクシーを発見した。タクシーから降りた男がオランダ人のようにふるまったことに気づいたシャーロックは裏があると感じ、モスク周辺の映像を確認した。「テロではなく強盗だ」というシャーロックの推理を信じたグレグソンは、世界のダイヤ市場の25%を占める企業のオフィスに押し入った強盗団を逮捕した。モスク爆破情報は、強盗のための偽装だったのだ。

この強盗計画は核物質の入手が前提だったという事実から調べると、アンバーリンがプルトニウムを密輸した時、作動した港の放射線アラームをコーラーが解除していたことが判明した。しかも、強盗団のひとりはコーラーの恋人のいとこだった。すでに逮捕された恋人は、コーラーを窃盗一味に紹介したと認め、プルトニウムを隠している倉庫を白状していた。言い逃れできないと悟ったコーラーは、グレグソンに逮捕された。

父の手紙

統合失調症でホームレスになったジョーンの実の父親が亡くなった。ジョーンにとって父は自分を捨てた人だが、母親の違う妹のリンには父親との良い思い出がある。しかし、父が遺した荷物に見つかった手紙はジョーン宛のものしかなかった。「気にしないで」とリンから手紙を渡されたジョーンは、その手紙を開封せずに捨ててしまった。

ジョーンが手紙を捨てた理由は、大学時代にもらった父の手紙が意味不明で落胆したためだ。そして、リンではなく自分宛てだったことにも罪悪感がある。言葉とは裏腹なジョーンの迷いを察したシャーロックはゴミ箱から手紙を回収し、「その手紙は君の人生の謎を解く鍵だ」とジョーンの手に戻した。

リンを呼び出したジョーンは父の手紙の内容を伝えた。手紙はジョーンに妹の存在を知らせるものだった。姉妹を結び付けるために調子が良いわずかな時間を使った父の思いは、ジョーンとリンに届いている。

おちゃのま感想 ★★★★

日本人としては残念な気持ちになるエピソードでしたが、その部分を除けば、二転三転する展開が楽しめるお話でした。

亡くなった父の思いを知ったジョーンとリンは、姉妹としてより精神的に結びつきそうです。雰囲気から察するに、ジョーンはリン親子と親交を深めてるっぽいですね。リンにもっと登場してもらって、ジョーン周辺を明るいものにして欲しいです。

前回登場したマイケルの話は出ませんでしたね。シャーロックはマイケルと会ったと思うのだけど~。気になるな~。

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