Episode3 Les Fleurs du Mal (No. 151)
【ざっくりあらすじ】
フランキーからスタインヒルの情報を聞き出したレッドは、極端な刺激を求める富豪が集う『悪の華』を調べるようリズに知らせる。危篤状態のドムを心配しながらも、アグネスとの生活を満喫するリズは、新たな隣人マディを名乗るカタリーナと親しくなる。
秘密クラブの情報
秘密クラブである『悪の華』の情報はなく、レスラーとアラムはレッドが教えたチャールズ・ラドクリフの妻、エロディーから情報を得る。
『悪の華』はチャールズが見つけた結婚記念日のプレゼントだった。強烈な刺激を経験するというイベントにエロディーは行かず、ひとりで参加したチャールズは廃人になり戻ってきたのだ。クラブはダイビング中の事故と説明したが、エロディーは「事実を隠すためのウソ」と確信している。
エロディーによると、『悪の華』との連絡方法は代表者のセロニアス・プラケットとのメールだけだ。プラケットについての情報は見つからなかったが、「ラドクリフ夫人の同行があれば“新メンバーに会う”」と返信が届く。アラムは「(エロディーとは)喪失感の共通点があるからカップルに見えやすい」と、レスラーを潜入させるつもりのクーパーを説得した。
アラムの潜入
次のイベントの招待状も出していないタイミングで接触したアラムを疑いながらも、プラケットは招待状を渡す。“チャレンジ”と呼ばれる『悪の華』のゲームは、当日届くメールで会場まで誘導され、警備も厳しく、尾行はできない。
無事に帰れる保証のないクラブへの潜入に不安を抱くエロディーをアラムが支え、誘導メールに従い会場に入る。さっそく、アラムは分解して持ち込んだビーコンを組み立て信号を送るが、チームは現れない。
ゲーム開始まで1時間。「忘れられない夜になる」とエロディーに意味深な言葉をかけたプラケットはプレイヤーの抽選を始め、世間のモラルを逸脱したゲームのプレイヤーにエロディーが選ばれた。
チームが現れない理由は妨害電波のせいだと気づいたアラムは、一瞬、ブレーカーを落とす。信号をキャッチしたチームはヘリで会場へ急ぎ、窮地に陥っていたアラムとエロディーを救出した。逮捕された会員たちはプラケットを売り、6件の殺人を自白した。「生きてる実感を与えただけ」と開き直っていたプラケットだが、死刑を免れるためスタインヒルの情報を教えた。
レッドとフランキー
リズたちに『悪の華』を任せたレッドは、“タウンゼント指令”を受け、カタリーナを追うモロゾフに会いに行く。レッドは「タウンゼント指令の件は私がカタをつける」と告げるが、キエフでの商売をレッドに潰されたモロゾフは応じない。
モロゾフの説得は無理だと悟ったレッドはフランキーを呼びつけた。プライベートジェットに乗せられたフランキーは「今日は結婚記念日でディナーの予約がある」と訴えるが、レッドはデンベと芝居を演じ、フランキー自ら作戦に加わるよう仕向ける。
これで貸し借りなしと念押ししたフランキーは、レッドが求めるモロゾフとFBIのフィールズの密会現場を撮影する。その写真を使いモロゾフを従わせたレッドは、フランキーが予約した店にシャンパンの差し入れをするが、結婚記念日はフランキーのウソだった。
その後のこと
活躍したアラムに労いの言葉をかけたクーパーは「傷つくのが怖いのは分かるが、諦めないでほしい」と、まだサマルのことで苦しむアラムを励ます。心のマヒは痛みよりつらいと助言されたアラムは、潜入中キスをしたエロディーの部屋を訪ねた。
リズの隣人になったカタリーナは巧妙にリズ親子の信頼を得る。リズの部屋に盗聴器を仕込こんだカタリーナは、リズがレッドに報告したスタインヒルの部屋に先回りし、レッド宛のメッセージを残した。
おちゃのま感想
アラムが別人になってる~(涙)
カッコよかったけれど、優秀な頭脳で悪を倒すところにアラムの良さを感じてるので、複雑な気持ちになってます。新アラムは、サマルを失った苦しみから生まれたんですよね。新たな出会いがあってよかったけれど、エロディーさんとお付き合いすることになるのかな?
レッドが気に入ったフランキーは、カタリーナが生きてることだけでなく、現在の顔も知ってるので、このままカタリーナが放置しておくのか気になります。そもそも、フランキーって信用していいのかな?
さて、サイドストーリー的に進むリズ親子とカタリーナの件ですが、リズって無防備すぎる~。いろいろと恐ろしい現実を見てきたというのに、越してきたばかりのご近所さんを自宅に入れてはいかんでしょ。(´・ω・`)