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エレメンタリー 6 第6話「この指とまれ」【あらすじ感想】

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Elementary

 

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Episode6 Give Me the Finger

【ざっくりあらすじ】
消火された部屋で喉を裂かれた他殺体が見つかった。遺体はその部屋の住人、日本人のアンドウだった。賃貸契約書によるとアンドウの職業はフリーのIT顧問だが、全身のタトゥーと切断された小指は元ヤクザを示していた。

 

 

 

 

消えた義指

現場を確認したシャーロックは「アンドウは義指をつけていた」と判断したが、義指の燃えカスは見つからなかった。アンドウの小指を作った義肢装具士の情報で、アンドウの義指にはメモリが仕込まれていることと、アンドウの闇サイトの口座が判明した。

 

 

メイソンでも手を焼いた強固なパスワードで守られていたアンドウの口座の残金は3万ドルしかなかったが、ゴウ・シヌラという人物から毎月3000ドルの振り込みがされていた。日本の警察から入手したNY在住のアンドウのヤクザ仲間リストにシヌラの名前があり、シャーロックとジョーンはシヌラを疑った。

 

 

「アンドウに支払っていたのはバスケの賭けで負けた金だ」と説明したシヌラは、数日前アンドウがある工業施設へ忍び込んでいたと教えた。利子まで取り立てるアンドウに殺意を抱いたシヌラは、アンドウがヤクザの掟を破り裏家業に復帰した証拠を見つけるため尾行していたのだ。

 

 

 

元ヤクザの仕事

アンドウが忍び込んだという施設に不法侵入したシャーロックとジョーンは兵士に囲まれ、逮捕された。グレグソンの尽力で釈放されたシャーロックとジョーンは、空軍の担当者ベッカム少佐とディーキンス中佐に事情を聴かれることになった。不法侵入したことを悪びれもせず、「施設は核ミサイル制御の関連施設だろう」と指摘したシャーロックはふたりに疑いの目を向けた。

 

 

アンドウは空軍が雇ったセキュリティ顧問だった。軍が使っているシステムは70年代のもので、アンドウは核ミサイルの指揮統制システムの更新作業をしていたのだ。元ヤクザだと承知のうえでアンドウを雇っていた空軍のふたりは義指にメモリが仕込まれていたと聞かされ、絶句した。テスト段階だった新システムは外部とは繋がっておらず核制御への影響はなかったが、アンドウのメモリの中身と行方が分かるまで更新作業は中断されることになった。

 

 

 

真相

犯人の目的は新システムの情報を手に入れることではなく、システム更新の停止が目的だと考えたジョーンは、反対派の急先鋒『自由の木』を名乗るブロガーは、空軍内部の反対派アルヴェロ大将だと特定した。疑われたアルヴェロはアリバイを示し、容疑者として中古PC業者のエディ・ダンブリッジの名を挙げた。アルヴェロは、システムが更新されれば大量の在庫を抱えるエディに「元ヤクザが新システムをテスト中だ」と漏らしていたのだ。

 

 

しかし、エディもアンドウと同じ手口で何者かに襲われていた。襲われた現場である事務所の捜索に立ち会ったエディは、襲われた後コピー機の音がしていたことを思い出した。犯人がコピーに使った用紙サイズから、盗んだものは中古フロッピーの買取と販売の記録だと判明した。エディの手元に残されていた納入前のフロッピーを復元すると、多くのフロッピーは文具メーカー『クレイク&レイル』のものだった。『クレイク&レイル』はドル紙幣用の紙を製造する企業だ。シャーロックはこのフロッピーがカギだと確信した。

 

 

エディが納入したフロッピーを手にした可能性のある軍人を集めたシャーロックは、犯人の目的はフロッピーだと語り、強烈なニオイを放つドリアンを持ち出した。消防の「殺される前、アンドウは唐辛子とニンニクを炒めていた」という報告から、シャーロックは「犯人は嗅覚がない」と考えていた。ただひとりドリアンのニオイに反応しなかったディーキンスは嗅覚がないことを認めたものの、揺さぶりは効かないと強気だった。

 

 

その後、ディーキンスはシヌラと接触し、逃走用資金と新たなIDと引き換えにアンドウの義指を差し出した。しかし、それはアンドウへの借金返済に使った海外口座を見逃す代わりにシヌラに協力させた警察の罠だった。誤ってリサイクルに出された『クレイク&レイル』のドル紙幣の製法データが入ったフロッピーを偶然手に入れたディーキンスは、対になっているもう1枚を捜す時間稼ぎのためにアンドウを殺したのだ。

 

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マイケルの影

娘のハンナからアルコール依存症だと打ち明けられたグレグソンは、気づいてやれなかった自分を責めた。グレグソンは依存症の付き添いをしていたジョーンに助言を求め、ジョーンは家族に打ち明けたのは回復の第一歩だとグレグソンを励ました。

 

 

自宅前に駐車していたハンナの車がぶつけられた。ケチらず駐車センサーをつけていればと謝罪し、修理代を出すと話す男はマイケルだった。ハンナとマイケルが連絡先を交換した数日後、帰宅したハンナは殺されたルームメイトの遺体を発見した。

 

 

 

おちゃのま感想 ★★

日本や空軍の雇用に関する違和感はさておき、日本語を操るシャーロックにはも少し抑え気味の演技をお願いしたかったです。

 

じわじわとマイケルのサイドストーリーが盛り上がってきました。マイケルがハンナに目を付けたのは、どこかの集会で見かけたってことなんでしょうかね?それともシャーロック周辺を徹底的に調査しているってことなのかな。今回のマイケルの行動を見ると、この人はソシオパスかもしれないと感じたのですが、どうでしょうか。とにかく不気味。

 

グレグソンの信頼を取り戻したいシャーロックにとっては、厳しい展開になりそうな予感がします。

 

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