Episode5 Head Games
隠れ家に戻ったジェーンはウェラーが拉致されたと知らせ、捜索を開始する。しかし、隠れ家のP限度のある隠れ家のPCでは拉致した車を追跡できない。ザパタが「私たちも逃げないと」と提案する中、ジェーンが倒れた。銃弾が体内に残っているジェーンは出血もひどく、重傷だった。
ザパタの告白
一刻を争うジェーンを優先するチームはウェラー捜索を中断し、手術を決断する。医薬品は買いだめしていたもので足りるが、問題は出血多量のジェーンに必要な血液だ。
パターソンはジェーンと同じ血液型のザパタに輸血を頼み、ザパタも応じるが、ザパタの妊娠を知っているリッチは反対する。感染症や信仰を理由に輸血を止めるリッチとパターソンは言い争い、ザパタは「妊娠してる」と打ち明ける。
必死に止めたリッチに納得したパターソンは「妊婦は輸血できない」と言い、ジェーンも別の方法で処置すると決める。しかし、ジェーンに輸血が必要な状況は変わらない。点滴で1時間は稼げると確認したリッチは「“血液野郎”を知ってる」と言い残し、隠れ家を飛び出して行った。
ジェーンの手術
リッチを待つ間、パターソンはウェラーの捜索を続け、ジェーンにはザパタが付き添った。ジェーンは「あなたが去っても誰も責めない」と、リードの子を身ごもったザパタを気づかうが、安全な場所がないことはふたりとも知っている。
リッチが隠れ家を出て行って40分が経ち、意識が朦朧とし始めたジェーンは「すぐに手術を始めて」と声をかけ、「手術が終わるまでにリッチが戻るよう祈ろう」と、不安そうなパターソンとザパタを励ます。ジェーンの指示で手術は成功するが、出血多量のジェーンの容態は悪化する。ザパタが自分の血液を輸血しようと準備を始める中、血液を手に入れたリッチが戻った。
ウェラー
ウェラーを拘束したアイヴィは撃たれたジェーンの映像を見せる。アイヴィは「チームの居場所を言えば、アメリカの刑務所で最高の治療を受けさせてあげる」と持ち掛けるが、ウェラーは応じない。
幻覚を引き起こす自白剤を打たれたウェラーは、現れる幻覚に意識を集中することでアイヴィの誘導に逆らっていた。リアルな幻覚に苦しめられながら、ウェラーが時間稼ぎしていたと知ったアイヴィは「娘のベサニーを殺す」と脅すが、ウェラーはアイヴィがベサニーの居所をつかんでいないと見抜いていた。
業を煮やし、襲い掛かったアイヴィを倒したウェラーは、アイヴィが落とした銃を手に入れる。意識を失ったアイヴィを見下ろすウェラーは銃口を向ける。しかし、幻覚で現れた父に「お前は殺しが好きだ」と指摘されたウェラーは、撃てなかった。
脱出
監禁場所から脱出したウェラーにザパタが声をかける。ウェラーを捜したチームは、拉致現場から8キロの町で燃やされたSUV車を足がかりに監禁場所を特定したのだ。ザパタが本物か幻覚かわからないウェラーは混乱する。両手を見せ、「勇気を出して」と真摯に話しかけるザパタを信じたウェラーは「俺がしゃべったかみんなで見てほしい」と言い、監禁場所から持ち出した尋問の様子を撮影した映像を手渡した。
隠れ家で尋問の様子を確認したウェラーはアイヴィに屈したと感じ、自分を責めていた。隠れ家を守ったものの、ウェラーは“シェルター”というヒントを与えていた。「ここは地図にも載ってないし、シェルターは数えきれないほどある」と励ますジェーンは、今はそう思えなくてもあなたはアイヴィに屈してないと断言する。
新たな問題
ジェーンもウェラーも回復し、アリーとベサニーが潜伏場所を変えたと判明する。ウェラーが持ち出したアイヴィの携帯の中身は消去済みだったが、ウェラーが監禁部屋に連行される前の映像にアイヴィがかけた電話番号が映り込んでいた。
ようやく手がかりをつかんだチームの前に、アイスランドで手助けしてくれたアイスクリームが現れる。リッチが輸血用の血液を調達した“血液野郎”から居場所を聞いたアイスクリームは、手助けの報酬『ガードナー・コレクション』を受け取るため現れたのだ。「本当は持ってない」と聞いたアイスクリームは、作品を捜せと要求した。
おちゃのま感想
一難去って、また一難。今度はアイスクリームが登場ですよ～。リッチの人脈は窮地のチームを助けてるけど、めんどくさい厄介ごとも招きますよね～。それがリッチらしさなのだけど…。ここで、また回り道になりそうです。
ザパタの妊娠を知ったことで、チームはザパタ出産までにはマデリンとの戦いを終えたいと考えますよね。マデリンが画策している攻撃を暴くことが近道だと思うけど、阻止するだけではダメなんですよね～。あの電話番号に期待ですね。
ウェラーが幻覚を見るという設定で、懐かしの顔ぶれが登場しました。みなさん、こんな形で再登場するとは思ってなかったでしょうね。特にオリバー…( 一一)