Episode4 And My Axe!
ハデスが腕に隠していたRFIDカードから、ダバー・ザンと手を組んだマデリンが複数の化学攻撃を企んでいると判明する。その攻撃に使われる兵器は、1年前、ダバー・ザンがFBIの証拠保管室から盗もうとしたものだった。
支局初日の出来事
その兵器が証拠保管室に登録された日付は、ザパタがNY支局に配属された日だとわかる。その日、化学薬品の倉庫に突入したFBIは、銃撃戦の末、武器を押収したのだ。「あなたの記憶が頼り」と励まされたザパタは辛さに耐え、リードと出会った支局初日を振り返る。
リードと組んだザパタの初任務は、教育担当のフィッシャーに指示された未解決事件の資料整理だった。会議室に積まれた大量の事件ファイルに辟易したふたりは、書類に記載漏れがある『川で見つかった死体が毒殺の可能性がある』という事件を独断で調べ、越権行為を厭わないラボの新人パターソンの協力で、遺体から見つかった2つの化学物質を合成すると“世にも恐ろしい”毒ガスできると突き止めた。
マデリンが使う化学兵器はその毒ガスだと確信しつつも、ザパタもパターソンも化学物質を思い出せない。さらに記憶を探るよう求められたザパタはリードしか思い出せないと訴え、自室へ戻る。
ザパタの記憶
「進行中のテロを止められるのは俺たちしかない」とウェラーに励まされたザパタは、リードとふたりで化学メーカーに勤務する女性科学者に事情を聞いたことを思い出す。高名な一族の出身という理由で聴取を止めたフィッシャーは「FBIと私に恥をかかせた」と憤ったが、不信感がぬぐえないザパタとリードは女性が講演すると話したハドソン大近くのカフェまで足を運んだのだ。
“高名な一族”“ハドソン大”というキーワードから、その女性科学者はケリー・コールマンだと判明する。コールマンは、ジェーンがドレスデンの倉庫で取り逃がしたダバー・ザンの女だった。
その日、実家に近い支局への異動を考え始めたリードを引き留めたザパタは「あの日リードを引き留めてなければ今でも生きてるはず」と涙を流す。そんなザパタを仲間たちは励まし続け、ついにザパタはその事件で使われた2つの化学物質を思い出した。
危険な任務
ザパタが思い出した化学物質から、マデリンが毒ガスを保管している場所はドイツ国境近くのジェチーンだと判明する。ジェーン、ウェラーと共に現地に向かったザパタは、今回も不安に襲われる。銃声を聞いても足が動かないザパタは、リードの幻を見る。信頼するリードの幻に促されたザパタは仲間を守り、任務を果たした。
兵器とコールマンは取り逃がしたが、確保した毒ガスを警察に引き渡す手配をしたジェーンたちはその場で解散する。怒ったまま立ち去るウェラーを呼び止めたジェーンは「私が間違ってた」と謝罪し、ウェラーはジェーンと向き合った。
ウェラーの怒りの原因は、ジェーンが娘ベサニーの情報を隠したからだ。ベサニーの誕生日を祝えないどころか、連邦保安官の母アリーと完璧に潜伏しているベサニーの居場所も知らないウェラーを励ましたいジェーンは、密かにリッチにベサニーについて調べてもらったが、見つかった情報はベサニーが感染症で入院したというものだった。ウェラーとチームの安全のため、ジェーンは情報を隠したのだ。
「戻る途中で何かあったら取り返しがつかない」と言うジェーンの不安が的中し、キスをして別れたふたりはそれぞれダバー・ザンの一味に襲われる。男に待ち伏せされていたジェーンは撃たれ、ウェラーは拉致されてしまった。
ザパタの秘密
買い出し担当のリッチに密かに手に入れてもらった検査薬で妊娠が判明したザパタは動揺し、リッチは黙って寄り添った。そんなふたりの様子を見たパターソンはリッチに探りを入れるが、ザパタの気持ちを尊重するリッチは「いずれ分かる」とはぐらかした。
おちゃのま感想
リード・・・(涙)
ホントに死んじゃったんですね。せっかくの登場も過去シーンでした。ミラクルは期待できないみたいです。で、ザパタにリードの子供を妊娠してたというサプライズがありました。潜伏生活での妊娠発覚は大問題だと思うけど、このことをきっかけにザパタが立ち直ることを祈りたいです。
しかし、ジェーンも撃たれたし、ウェラー救出の主力はザパタなんですよね~。武器も設備もないチームが国際的テロリストに立ち向かえるとは思えません。どういう結末に進むのか、まったく想像できないです。
ところで、今回もウェラーの娘ベサニーの件が話題に出ましたが、ベサニーがらみで何かあるんでしょうかね?かなりしつこく名前が出てくると思いません?