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ブラインドスポット 4 第11話「ミステリー作家殺人事件」【あらすじ感想】

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Blindspot

 

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Episode11 Careless Whisper

【ざっくりあらすじ】
チームは、リッチが興味を持ったロングアイランドで起きた殺人事件現場へ向かう。自宅で殺された被害者は、ウェラーが愛読している人気作家のウィンストン・ペアだった。ペアの小説は、架空の捜査官が実際の事件を解決するのが特徴だ。ペアの遺体は演出されたようにペンを握らされ、室内は家捜しした様に荒らされていた。

 

 

人気作家の死

ペアがかけた緊急通報の音声から、柱時計の中に新作の原稿が見つかった。新作はFBIのタトゥーチームが連続殺人事件を捜査する内容で、犯人に“切り裂き魔”と名付けたペアは、ロングアイランドで起きた30件以上の殺人が同一犯の仕業だと見ている。出版社のツィートによると、ペアは今年の夏に真犯人を公表すると公言していた。しかし、見つかった原稿は未完で、犯人が誰なのかわからない。

 

 

犯行現場のペアの自宅に集まったヤジウマの中にいた不審な男は、ペアの著作権エージェントだった。エージェントの話から、犯人はペアが仮説や取材相手をメモした赤いノートを持ち去っているとわかり、口を縫われた担当編集者の遺体が見つかった。それは、口を閉じろという犯人からのメッセージだった。

 

 

 

情報源

答えはペアの小説の中にあると考えたリードの指示で、チームはペアの新作を読んだ。小説の中の細かい描写は実際にチームのことを知らないと書けないものだ。支局内に情報源がいると考えたチームは、小説の中で活躍しているブリアナに事情を聴いた。

 

 

ペアの娘と同じ大学だというブリアナは、1年ほど前からペアの執筆に協力していたと明かした。いつも事務仕事ばかりのブリアナは、ペアの犯罪者逮捕に役立てることに喜びを見出していたのだ。「こんなことになるとは思わなかった」と動揺するブリアナを、リードは捜査に加えた。

 

 

 

小説の中の手がかり

小説の中のFBIは被害者の傷に着目しており、実際の被害者の傷を確認すると、メスのような物で切られているとわかる。ペアが考えた犯人像、“ロングアイランドに住む警官”、“医学的知識”、“職場か自宅が現場の近く”で絞り込むと、該当したのはジェラルド・サヴィットだった。ブリアナによると、ペアは犯人のことを“GS”と呼んでいた。しかし、最後にブリアナと話した時、ペアはGSの出張記録でアリバイが立証されたと話しており、チームの捜査もそれを裏付けた。

 

 

ペアが考えた参考人リストを見たブリアナの「男の参考人ね」という言葉を聞いたパターソンは、ペアが統計から犯人は男だと思い込んでいたことに気が付いた。調べなおすと、サヴィットには補助警官をしている義妹アイリス・ブリックルマイヤーがいる。ジオラマ作りが趣味のアイリスはメスに似ているクラフトカッターの扱いにも慣れている。犯人はジェラルドの義妹アイリスだったのだ。

 

 

その頃、小説の続きが記録されているインクリボンを入手するため、リッチとジェーンはペアの自宅へ向かっていた。ZIP中毒が悪化したジェーンは目が見えなくなり、リッチにインクリボンを取りに行ってもらう。車で待機していたジェーンは、一足先にインクリボンを取りに来たアイリスに拉致されてしまった。

 

 

 

ジェーンの危機

監禁されたジェーンはパターソンが作ったジェーン専用の高性能ヘルスモニターを使い、チームに居場所を知らせた。ジェーンが送るモールス信号にウェラーが気づいた。目の見えないジェーンが接近戦でアイリスを倒したところに、救出のヘリが到着した。

 

 

入院したジェーンは危険な状態だった。ウェラーは「きっとなんとかなる」と励ますが、目が見えなくなる症状はZIPの毒が頭頂葉に達した兆候だ。

 

 

ブリアナを停職にしたリードは、ペアの小説にザパタが登場しない理由を尋ねた。その理由はペアがハッピーエンドを望んだからだった。ペアにはザパタのハッピーエンドが見えなかったのだ。

 

 

 

消えたハッカー

CIAを名乗る男たちに拉致されたザパタは、マデリンが雇った警備コンサルタントのドミニク・マスターズに救出された。マデリンの指示で来たと知ったザパタは憤り、ずっと尾行をしていたのかと問い詰める。マスターズは指示されたのは今日で、警戒していたのは麻薬カルテルのほうだと説明した。

 

 

とっくに約束の時間が過ぎたデル・トロとの待ち合わせ場所には携帯が置かれていた。電話に出たザパタに、デル・トロは「新しいハッカーを捜せ」と告げた。“デル・トロ”と会うとマスターズにウソをついたザパタは、NYへ向かった。

 

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おちゃのま感想

3.5

あいじてる~( ̄∇ ̄*)ゞ

 

深刻になるジェーンのZIP中毒や、窮地のザパタを描きながら、捜査する事件のほうはやや緩めの内容で面白かったです。こういうコスプレに気合を入れるエピソードは必ず盛り込みますよね、このドラマ。

 

ジェーンに残された時間が少なくなり、いよいよ次回はリッチが強~く押してた『秘密の書』がからんでくるみたい。パターソンとリッチの活躍に期待です。

 

いつもそこにいる人、ブリアナに脚光があたるエピソードでした。これをきっかけに、リッチにいじられるような、もう少し目立つキャラになるといいな。

 

ザパタの命がけの潜入が、マデリン逮捕やHCIグローバルの解体にどうつながるのか、想像できません。道のりは長そう。

 

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