ブラインドスポット 2 第12話「失われた愛情」| あらすじ感想

Episode12 　Devil Never Even Lived

Episode12 　Devil Never Even Lived

【ざっくりあらすじ】
ジェーンの消されたタトゥーが示したキャット・ジャレットは、バイカー・ギャングの幹部だった。火器局の監視画像には、キャットとロマンの他に銃の密輸で逮捕された元国境警備隊のトム・ファレルが映っていた。

ロマンの恋人

ファレルが逮捕されたことでタトゥーが消された可能性もあったが、ジェーンはタトゥーが示していたのは“キャット”だと指摘し、キャットの画像をロマンに見せることを提案した。サン医師の協力でロマンはキャットと何か重要な取引をしていたことを思い出した。ジェーンは「あと一歩でシェパードが見つかる」と言い、ロマンとふたりでバイカー・ギャングに接触すると主張した。

ロマンを現場に出すことにはチーム全員が反対したが、サンドストームの“第2段階”を阻止したいウェラーはロマンを使うことに決め、武器の取引を装いシェパードをおびき出す作戦をたてた。

ジェーンは、ロマンとキャットは単なる取引相手で、ロマンが記憶を失くしたことは気づかれないはずだと考えていた。しかし、キャットを見た瞬間ロマンはキャットが自分の恋人だったことを思い出した。ロマンは一緒に逃げる約束を破り、キャットの前から突然姿を消していた。ロマンを見たキャットはロマンを殴り、ロマンとの仲を反対していたレミー（ジェーン）に対し敵意を見せた。

ロマンはシェパードに撃たれ連絡ができなかったと説明し、ジェーンも見つけたときは瀕死の状態だったと話しを合わせた。ふたりはシェパードへの復讐計画を話し、バイカー・ギャングを率いるエイベルに取引を持ち掛けた。

危険な作戦

エイベルの話から、シェパードが欲しがっているのはHMX爆薬だけだとわかった。ロマンは「手に入れる当てがある」と独断で請け合い、エイベルとの取引をまとめることに成功した。

エイベルたちを信用させるためには輸送中の爆薬を強奪するしかなく、ナズのコネで準備したHMXの輸送車をジェーンとロマンが襲う計画をたて、襲撃にはエイベルたちも同行した。

ロマンの手腕で難なく爆薬を手に入れたエイベルは、運搬役をしていたウェラーとリードを殺せとロマンに命じた。ジェーンが止めに入るとエイベルは自らウェラーたちに銃を向けた。ロマンは表情も変えずウェラーとリードの防弾ベストに銃弾を撃ち込んだ。

取引の罠

爆薬をエイベルたちに渡したジェーンとロマンが約束通りキャットのバーへ行くと、キャットはジェーンたちに銃を向けた。以前とは違うロマンの様子に気づいていたキャットは、ロマンたちが警察と組んでいると疑っていたのだ。ジェーンはシェパードに撃たれてからロマンは変わったと説明しようとするが、ロマンはFBIと組んでいるとあっさり認めてしまった。

ロマンは、FBIの狙いはシェパードで、キャットと会うためFBIと組んだと話し始めた。信用しないキャットに、ロマンはシェパードを捕まえふたりで好きな場所へ行こうとささやいた。ロマンを信じたキャットはシェパードとの取引場所を教え、バイカーギャングを裏切った。銃撃の末、撃たれたキャットはロマンの腕の中で息を引き取った。

キャットが息を引き取るとロマンはすぐに立ち上がり、ウェラーたちと取引場所へ向かった。しかし、現場にあったのはエイベルたちの死体だけだった。

今回もサンドストームに計画を知られていたことで、ウェラーたちはFBI内にまだ内通者がいると確信した。お互いの判断を鈍らせていると感じるナズは、ウェラーとの付き合いを終わらせた。