Episode1 Present Tense
【ざっくりあらすじ】
15歳のアマンダ・ポンドが失踪した。アマンダはホームレスを支援する『ケア・ファースト』というグループでボランティアをしており、失踪した日も衛生キットを配る活動に参加していた。
ホームレスを支援する少女
アマンダが失踪した日、衛生キットを配るアマンダに同行していたボランティアグループのデビッドとタッカーは、アマンダとボーイフレンドのゲイブがケンカしている姿を撮影していた。アマンダはゲイブとジョシュア・ツリーでキャンプの計画を立てていたが、両親に禁止されゲイブとケンカになったのだ。
ゲイブはジョシュア・ツリーからアマンダにメールをしていたが、実はメキシコのティファナで遊んでいることがわかった。重犯課へ連れてこられたゲイブは遊び疲れた様子で、アマンダ失踪も知らない様子だ。
ゲイブの話から、アマンダが両親所有の別宅にホームレスたちを泊めていることがわかった。プロベンザの指揮でその別宅を捜索すると、軒下からアマンダの遺体が見つかった。
アマンダから鍵を渡され別宅に住んでいたホームレスたちは3人で、全員アリバイがあった。アマンダが遺棄された地下室へ続く扉は、違法建築のためポンド氏が塞いでしまっていた。犯人は地下室の存在を知る人物だ。
里子と里親
アマンダの遺体が遺棄されていた地下室には古いおもちゃが残されていた。おもちゃはアマンダが生まれる前のものばかりで、タオはゲームボーイのバッテリーのふたから指紋を採取した。指紋は金目当てで里親をし、里子への性的暴行で逮捕歴があるイーサン・ヤムという男のものだった。
ゲームボーイはヤムの里子のひとりが使っていたもので、シャロンの息子も子供時代遊んでいたゲーム機だ。ゲームの最高得点を3人まで登録できると知っているシャロンは、タオに登録名を調べてもらった。登録している名前は3つとも“DTY”だった。
DTYについて聞かれたポンド夫妻は、アマンダが生まれる前に預かっていた里子の存在を打ち明けた。DTYは6歳から10歳まで夫婦の家で育ち、ふたりを「パパ、ママ」と慕っていた男の子のことだ。夫妻はDTYとの養子縁組の手続きを進めていたが、手続きが終わる直前にアマンダの妊娠がわかり、ふたりはその子を施設へ戻したのだ。
DTYの名前はタッカーで、それはアマンダが失踪した日、ゲイブとケンカしているアマンダを撮影していたボランティアグループの青年の名前だった。重犯課の前でずっと待っているボランティアたちの中にいるタッカーに夫妻が声をかけると、タッカーは「パパ、ママ」と返事した。
犯人の述懐
夫妻のもとから施設へ戻されたタッカーは、その後8軒の里親の家をたらいまわしにされ、せっかく入った医学部も些細なミスで退学になっていた。頼れる人もいないタッカーは、世話になったケア・ファーストでスタッフとして働き、アマンダと出会ったのだ。
タッカーはアマンダを迎えに来たポンド夫妻を見て、一目であの“パパとママ”だと気づいたが、夫妻は何度会ってもタッカーを思い出すことはなかった。
事件の夜、グループのルール通りアマンダを自宅まで送ることになったタッカーは、自宅へ戻らずゲイブの家へ行くというアマンダともめたのだった。それまでも両親を悪く言うアマンダの愚痴を聞いていたタッカーは、愛してくれる両親のもとへ帰りたくないというアマンダを理解できなかったのだ。
バズの決意
バズは、父と叔父が殺害された事件の捜査を再開させる方法を調べようとしていた。
事件記録をプロベンザに取り寄せてもらったバズは、何か足りないと感じタオに確認を頼んだ。プロベンザは、遺体が写る現場写真や検視の写真を事前に抜き取っていた。見る必要はないとプロベンザやタオは止めるが、バスは「大丈夫」と父たちの写真を受け取った。
そこに写る父たちはバズの記憶にあるふたりではなく、バズはショックを受けていた。
次のステップへ
ラスティは次の記事のテーマを「幼少期のトラウマが及ぼす影響」に決め、バズを取材したいと考えていた。プロベンザにバズへのとりなしを頼むと、プロベンザは父と叔父の現場写真にショックを受けたバズを気遣ってやれと助言した。
フリンは自宅を売ろうと考えている。職場にも近くなるとフリンはシャロンに説明するが、シャロンはこれまでゆっくりと進めてきた交際を大きく変えることに迷いがあった。
おちゃのま感想 ★★★☆☆
事件の内容は暗い気持ちになるものでしたが、まずはいつものように安定感ある滑り出しです。
今シーズンの主役(?)はバズですかね~( ̄▽ ̄)
バズは父と叔父が殺された事件の再捜査を願っているのだけど、30年前の未解決事件を捜査するのは難しそうです。
バズ自身の手で調べることになるんでしょうか。
わたしとしては、バズの私生活も見られるといいな~と期待してます。
バズにはどんなドラマがあるんでしょう~。
シャロンとフリンも前進しそうな雰囲気ですね!
もし、ふたりが一緒に暮らすとなると、ラスティも大学生なので自立ということもあるのかな。ストローが逃亡中なのでそれはないかな~。
今回は失踪事件ということもあり、失踪課のオデルノも登場しました。この人は、すっかりおなじみのサブキャラになってます。走れない重犯課(エイミー除く)に欲しい人材です。