Episode7 Boom
【ざっくりあらすじ】
エミリーとカルを拉致したのは、最初の夜に出席したパーティーでエミリーを迎えた男だった。ナイトウォッチを敵に回したふたりには大金がかけられ、男は国外でふたりを殺すつもりだ。窮地に陥ったエミリーたちはカルを追跡していたホルトに助けられた。
過去の友人
ホルトが現れた理由は、バーで会ったカルの上着に発信器を仕込んでいたからだ。ふたりを救出したホルトは「都会でモメると、ここに潜伏する」と説明し、オクサナという女性の家へ向かう。
ホルトはカルとエミリーの味方だった。暗号化された携帯を提供し、服やブーツを用意する。ホルトに本当の目的を聞かれたカルは正直にFBIだと教え、エミリーはボストンで何人も殺したナイトウォッチのウルフという男を追っていると説明した。カルがFBIだと知ったホルトは愕然とし、FBIを信用してないと声を荒らげる。武器や車の提供を拒んだホルトは、俺も一緒に行くと宣言した。
翌朝、エミリーは銃声で目覚めた。銃声は森でウサギ狩りをしているオクサナのものだった。オクサナのウサギ狩りに付き合ったエミリーは、オクサナが元狙撃手だと知る。一方、ホルトと久しぶりに過ごしたカルは、エミリーに過去のことを知られたら終わりだと忠告された。
追跡の結果
ホルトも加わり、エミリーたちはウルフの隠れ家へ向かう。静まり返った家の中で身を潜めていたウルフは、激しい銃撃戦を始める。エミリーたちと撃ち合うウルフの後ろに回り込んだホルトはウルフの隙をつこうとするが、逆に刺されてしまう。カルがホルトを介抱している間に、地雷原へ逃げたウルフをエミリーが追った。足元を気にせず逃げるウルフは地雷を踏んだ。「動くな」と止めるカルの声を無視していたエミリーはやっと立ち止まり、被害者たちを殺した理由をウルフに質問する。手違いが起きて始末するしかなかったと答えたウルフは、リストの存在を明かした。「自分の庭先を心配したほうがいい」と謎の忠告をしたウルフは、母親を殺したことをエミリーに謝り、爆死した。
ウルフに刺されたホルトは病院を拒み、オクサナの家を望んだ。しかし、オクサナの家にある救急セットでホルトは救えなかった。敬礼でホルトを見送るカルを、エミリーはそっと見守った。
からまる関係
ニックとの関係に行き詰ったアリスは自らジャックにキスをし、一線を越えた。行動を起こしたアリスは、セラピストの「何か趣味を見つけるといい」という提案に従い、趣味として立体アートを思いつく。立体アートに使う溶接機の値段をホテルの便箋に書き留めるアリスに「素晴らしい」と声をかけたジャックは、一緒に習おうと提案した。認めてくれるジャックの言葉はアリスを笑顔に変えた。
ニックを取材するライルが選んだ場所は、森の現場だった。ライルは「うまくいけばあなたはアメリカの英雄」と励ますが、ミルズ暗殺の真実を知るニックはそうは思えない。仕事と割り切り、FBIが作った偽のシナリオを語っていたニックは、現場を見た瞬間、ウルフに銃を突き付けられた恐怖を思い出した。ニックが語る内容は、自分の経験だった。
自宅や家族も撮影したいとライルに言われたニックがアリスに確認すると、意外にもアリスは了承した。慌ただしく職場へ戻るニックは、アリスのコートから落ちたメモを見てしまう。それは、ジャックと過ごしたホテルの便せんだった。
残酷な知らせ
帰国したエミリーを待っていたのは、トミーの訃報だった。トミーはエミリーが留守電に吹き込んだ『カタリスト・ダイアグノスティクス社』に不法侵入し、停職処分になっていた。上司に責められたトミーは「フェンタニル殺人に関する情報があった」と説明するが、入手したヴァレリーたち被害者の情報を保存した携帯のデータを削除され、証明もできない。厳しい状況に立たされていたトミーの死は自殺に思えるものだった。
おちゃのま感想
まさかトミーが・・・。
これは辛すぎる(涙)
すべてエミリー中心に事件が起きている流れですが、どう繋がるのかは見えてきません。人間兵器を作る実験をダイアグノスティクス社が行ってるということでしょうか。しかし、人格が攻撃的になったのは“手違い”なんですよね~。
トミーの件に愕然としてますが、こちらも“まさか”な展開!アリスからジャックを誘いましたよ~。ジャックの片思いになるのかなと淡い予想をしてましたが、アリスったら・・・( 一一)
カルにも暗い過去があるとわかり、エミリーとの距離が縮まりそうな雰囲気ですね。カルはエミリーとヴァレリーの関係を知ったわけだけど、クラウンに報告するかな?そして、ライルの取材で自分の体験を語ったニックは大丈夫でしょうか。ニックの話だと、無抵抗だったミルズを射殺したという話になったのはでないかと心配になってます。