Episode8 Masks
【ざっくりあらすじ】
コールとキャシーを捜すジョーンズは、ふたりが使う小型マシーンを追跡した。ジェニファーのビジョンの絵をもとにディーコンとハンナがふたりを追うが、小型マシーンを使いこなすようになったふたりを捕らえることは難しかった。
新しい視点
新たな視点が必要だと考えたジョーンズはオリビアを檻から出し、コールとキャシー追跡の協力を求めた。
オリビアは、ジェニファーが描いた「コールたちを阻止する場所」の絵は、コールたちの最期ではなく進路を変えたことを意味していると指摘した。ジョーンズたちは1953年で目撃者の守護者を3人倒し、残りの守護者は1人だと考えていたが、それも誤りで2人いると訂正した。
ジョーンズがオリビアと組んだことで、ジェニファーはビジョンを使いコールたちの居場所を突き止めた。ジェニファーは過去から連れてきたペットのカメでパラドックスの騒ぎを起こし、何かと協力してくれる科学者のラスキーに頼み、マシーンで1899年のロンドンへ向かった。
1899年 ロンドン
この時代でエイサン(目撃者)を捜す手がかりは、地図に書かれた「赤死病、貧民のための2ペンス」という言葉だった。
キャシーは「赤死病」はポーの書いた小説「赤死病の仮面」がヒントで、「赤死病マスカレード」という舞踏会のことだと考えた。
舞踏会用の衣装を調達するため、コールとキャシーはスリで資金を作った。スリの技はコールがキャシーに教え、キャシーはコールに舞踏会のためのダンスを教えた。それはつかの間のふたりの幸せな時間だった。
大勢が集まった仮面舞踏会の会場で年齢もわからないエイサンを見つけることは困難に思えた。地図に書かれた“貧者”はエイサンが重要視する人のことかも知れないと思いついたキャシーは、給仕係の中に見覚えのある男性を見つけた。歳をとってはいるが男性は1953年の隠れ家でエイサンを連れて消えた守護者だった。
守護者の男性はコールたちと同じように目撃者の地図を手掛かりに、エイサンを捜していた。コールたちが男性から話を聞こうとしていると、ディーコンや任務に加わったジョーンズが現れた。舞踏会用の装いをしているコールとキャシーは小型マシーンを身に着けておらず、ジョーンズたちから逃げることはできない。
コールとジョーンズが互いに銃を向けたとき、仮面をつけたジェニファーが現れた。ジェニファーは花火で混乱を起こし、その場からコールたちを逃がした。
その後、捕らえられたジェニファーは、オリビアの使っていた檻に入れられてしまった。
守護者の話
コールとキャシーは守護者の男性を連れて逃げ、男性からエイサンの話を聞いた。
エイサンと守護者のセバスチャンは、1879年のロンドンで貧しく苦痛に満ちた生活をともにした。エイサンは他の時代へ行くことを望んだが、セバスチャンは「貧困を味わった者だけが行使の真意を理解できる」と、いつか力を持つことになるエイサンに教えていた。
そのころ、闇に覆われた自分の未来が見え始めたと苦しむエイサンに地図を書かせたのはセバスチャンだった。地図を描き始めたエイサンは未来に起こるセバスチャンの死を知り、その時を「1899年、赤死病、貧者のための2ペンス」と地図に記した。
20年前、エイサンが善人に育ったと確信したセバスチャンは帰還しようとし、置き去りにされてしまったのだ。地図の言葉を頼りに、セバスチャンはこの日を20年待ったのだ。
エイサンの家
セバスチャンはコールとキャシーの求める答えが「イズリントン1919番地」にあると教え、ふたりをかばいディーコンとジョーンズに撃たれた。セバスチャンに「あとは任せた」とエイサンのことを託されたコールたちは、庭に隠していた小型マシーンで移動した。
コールとキャシーは、セバスチャンが教えた屋敷へ向かった。そこに置かれていたものは、恐ろしい仮面だった。
舞踏会の庭に残されたセバスチャンの遺体に仮面の男が近づいた。男は、地図の言葉通り2ペンスをセバスチャンの遺体に添えた。
おちゃのま感想 ★★★
20年前のセバスチャンとエイサンに何があったんでしょう~((+_+))
セバスチャンは軍団とは違った方針でエイサンを育てたかったみたいなので、ふたりは苦痛の時代に放置されてたんでしょうか。話の内容から、救出を待っていたような印象を受けました。
セバスチャンの遺体に2ペンスを置いた人物がエイサンだと思うんだけど、セバスチャンは善人に成長したって言ってましたが、悪そうな雰囲気を漂わせてました。
目撃者とエイサンは鶏と卵のような関係に思え、考えると頭のなかがぐるぐるしちゃいます。目撃者が職業的な呼び名で、時に繋がる預言者(エイサンやジェニファーみたいな人)の中から選ばれる・・・って話なら、理解できるんですけど~。
難しいことは置いといて、今回は久々にコールとキャシーの仲睦まじいシーンがありました。ふたりの雰囲気が大好きなわたしとしては、ちょっとだけでも幸せそうなふたりを見れて嬉しかったです。